役者人生を賭けて、挑みます! (菊次郎役:陣内孝則) 
来年2015年1月3日より、シアター1010を皮切りに開幕する「菊次郎とさき〜北野家”の逆転!?”金メダル狂騒曲!〜」の製作発表が11/18に、 実際の会場である、EXシアター六本木にて行われた。



2003年より連続テレビドラマとして3度シリーズ化された、ビートたけし原作『菊次郎とさき』。
本作品の舞台化となる。
一昨年2012年に舞台化され、今回は新たなエピソードをもって、再び上演が決定した。
内容は、破天荒で飲んだくれの父・菊次郎と「貧乏の輪廻を打破するのは学問しかない」と信念を持ち、
異常なまでに教育熱心な母・さき。
この二人に育てられた、ビートたけしの目を通じて、家族の絆を優しく、激しく描く物語。

前回の舞台では描かれなかった、東京オリンピックのエピソードなどを織り交ぜ、ビートたけし氏が新たに語りおろした、 あくまでフィクションのドラマではあるが、北野家の様々なお話がさらにパワーアップして帰ってくる!!

製作発表後の囲み会見では、今回の舞台へ向け、さらなる意気込みを聞いた。
まずは、記者から「役者人生をかけての菊次郎とありましたが?」の問いかけに、菊次郎役の陣内孝則が、
「2001年からやらせていただいて、このおかげで生活が安定しております!」
とボケて、周りの雰囲気を一気に和やかにする一方で、
「ますますパワーアップして、重ねて重ねて余計なことばっかりやりながら、楽しい舞台にしたい!」
と意気込みを語った。

妻:さき役の室井滋は、
「夫婦役、長いですよね?」という記者の問いかけに、
「普段も『父ちゃん、何しているのかな?』と思ったりしますよ。」
というコメントに対し、またボケてみたりと、夫婦としての息もピッタリのところが垣間見られた。

また、共演者の梨本謙次郎は、
「今回、歌や踊りがさらに増えると聞いているので…頑張らないとと思ってます。」
と少し不安な部分を見せつつ、陣内からは
「でも謙ちゃん(梨本謙次郎)の踊りのキレは本当いいから!」と
後押しされ、
「ま、踊りは好きなんでね!」
と舞台のさらなるパワーアップが期待できそうだ。

また、同じく共演者の濱田マリは、
「本当に大好きなんです!前回の舞台(2012年)でもより仲良くさせてもらい、親ビン(陣内)がみんなとのコミュニケーションを取るよう、 気を配って下さり、(陣内照れて、会釈/笑)室井さんはグルメなので、食べ物のことは室井さんの楽屋に行けば、困らないんです。 大先輩に甘えて、この現場やらせてもらってます!」
とこのチームの仲の良さや、楽しい現場であることが見受けられた。

会話のテンポの良さ、時にボケとツッコミが繰り広げられ、終始笑いが絶えない会見であった。

今回、たけし役に選ばれた二名、[下地幸多(しもぢこうた)][楢原蓮琉(ならはらはせる)]にも注目だ。
両名とも、会見内のコメントでは、「楽しい舞台にしたい!」と初舞台の意気込みを語った。
会見では、緊張感がじわじわと伝わってきたが、その後に行われた写真撮影では、 すでに父役の陣内に、突っ込まれたりされながら、笑顔を見せ、明るい"たけし"で撮影に望んでいた。



1月の新春にふさわしく、初笑いができる舞台となりそうだ。
これからお稽古に入るそうなので、さらなる団結力が高まり、親子愛、家族愛を楽しめるであろう。

チケットは好評発売中!
2012年の初演から、再演!乞うご期待!!


菊次郎とさき
1/3(土)〜 5(月)シアター1010
1/9(金)〜 18(日)EXシアター六本木
シアター1010/EXシアター六本木
チケットのお問い合せは
キョードー東京 0570-550-799 まで。
オペレータ受付時間
平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00