月額600円(税込)と低価格で多くの動画を楽しめ、様々な付帯サービスもついてくるため人気のAmazonプライムビデオ。
スマホやタブレットでの視聴と違い、大画面のテレビで好きな作品の視聴をすると、より臨場感や迫力が楽しめます。
この記事では、Amazonプライムビデオをテレビで見る方法について、詳しく説明していきます。
これからAmazonプライムビデオに加入しようと考えている方は、まずは無料期間を利用してお試ししてみましょう。
Amazonプライムビデオをテレビで見る方法
Amazonプライムビデオをテレビで視聴する方法は以下の通りです。
それぞれのメリット・デメリットやおすすめな方をまとめると以下のようになります。
端末 | メリット | デメリット | 対応端末 |
HDMIケーブル | 費用が一番安い | HDMIケーブルが挿せるテレビが必要 | スマホ(iPhone、Android)、PC(Windows、Mac) |
メディアプレイヤー | 比較的安価で設定が簡単 | WiFi環境が必要 | Fire TV、Chromecast、AppleTV |
Blu-rayプレイヤー | 対応端末があれば新たに端末の購入は不要 | 新たに買うには比較的価格が高い | LG、Panasonic、Samsung、SONY |
ゲーム機 | 対応端末があれば新たに端末の購入は不要 | 新たに買うには比較的価格が高い | PlayStation、Xbox |
スマートテレビ | 対応端末があれば新たに端末の購入は不要 | 新たに買うには比較的価格が高い | LG、Panasonic、SONY、Toshiba、SHARP、Philips、Changhong |
Amazonプライムビデオをテレビで見たい方は以下のステップで状況を確認しましょう。
- 対応のスマートテレビ、ゲーム機、Blu-rayプレイヤーを持っているか確認(ある場合、持っている端末を使用)
- ない場合、テレビやディスプレイがHDMI端子に対応しているか確認
- HDMI端子に対応している場合、メディアプレイヤーまたはHDMIケーブルを使用してテレビで視聴
- HDMI端子に対応しているテレビがない場合は、テレビまたはディスプレイの購入を検討
ここでは、それぞれの方法について、詳しく説明していきます。
HDMIケーブルを使用する
Amazonプライムビデオを利用しているスマホ(iPhone/Andoroid)やタブレット、PC(Windows/Mac)などとテレビをHDMIケーブルで直接繋げて、視聴する方法です。
この方法を利用するメリットは、以下の通りです。
- 細かい設定が不要
- ケーブルを持ち運べばどこでも視聴可能
- ケーブル自体が比較的安価
HDMIケーブルは手軽で安く利用できるのがメリットです。
ご自宅のテレビがHDMI対応であることが前提ではありますが、テレビ自体を買い替えると高額になりやすいため、費用を抑えられるのは大きなメリットです。
対して、HDMIケーブルを利用するデメリットは以下の通りです。
- 推奨環境ではない
- スマホで使用する場合はケーブル規格の確認が必須
- iPhone用純正HDMIケーブルは少し高額
- 変換アダプタが必要な場合もある
- ケーブルの長さによっては操作がしづらい
PCやスマホは端末の種類によってケーブルの規格(挿し込み口の大きさ)が異なることが多いため、注意が必要です。
また、iPhoneなどは初めからHDMIケーブルに対応していないため、別途変換アダプタを使用する必要があり費用が上がります。
HDMIケーブルを使い、テレビで見るための設定方法は以下の通りです。
- HDMIケーブルをテレビのHDMI端子に接続する
- スマホ(iPhone/Android)またはPCに変換アダプタをつける
- 変換アダプタで変換した端子をスマホまたはPCに接続する
PCについては、元からHDMI端子に対応しているものが多いため、変換アダプタが不要なケースが多いと言えます。
一方で、iPhoneやAndroidスマホをHDMIケーブルでテレビに接続する場合、基本的には変換アダプタが必要です。
メディアプレイヤーを使用する
メディアプレイヤーとは、テレビに取り付けてインターネットに繋げることで様々な動画配信サービスが利用できるようになる端末のことです。
Amazonプライムビデオの主な対応メディアプレイヤーは以下の通りです。
- Fire TV
- Chromecast
- Apple TV
ここでは、それぞれのメディアプレイヤーの特徴について、詳しく説明していきます。
Fire TV
Fire TVシリーズはAmazonが販売しているメディアプレイヤーです。
箱型の形状をしているキューブタイプと、板型の形状のスティックタイプの2種類があり、機能が若干異なります。
また、スティックタイプは通常タイプと4K対応タイプの2つに分かれます。
- Fire TV Stick…4,980円(税込)~
- Fire TV Stick 4K Max…6,980円(税込)~
- Fire TV Cube…14,980円(税込)~
Amazonプライムビデオは全てのFire TVに対応しているため、テレビに挿すだけで視聴が可能になります。
Fire TV Cubeは、以下のように機能が充実しております。他機種と比較して価格が高めです。
- 4K画質対応
- 内臓スピーカー搭載
- 有線LANを利用してのネット接続が可能
- 音声操作可能
Alexaが内蔵されており、声だけでテレビをつけたり、動画を再生したりするなどの操作が可能です。
他にも、Alexa対応の家電製品と接続設定を行うことで、話しかけるだけで様々な操作ができるようになります。
Fire TVシリーズはどの機種であってもAmazonプライムビデオの視聴ができ、dアニメストア、YouTubeなどの利用も可能です。
Fire TVシリーズを使い、テレビで見るための設定方法は以下の通りです。
- Wi-Fi(無線LAN)と接続できるか確認する
- Fire TVをテレビのHDMI端子に挿す
- Fire TVと付属のケーブルを接続し、コンセントを挿す
- テレビをつけて画面に沿って設定
Fire TVシリーズの設定は、テレビで視聴する方法の中でも比較的簡単なので、おすすめの方法です。
Chromecast
ChromecastはGoogleが販売しているメディアプレイヤーです。
種類と価格は以下の通りです。
- Chromecast…5,072円(税込)~
- Chromecast with Google TV…7,600円(税込)~
通常機種のChromecastは、Androidスマホを利用して操作するタイプであるため、使用しているスマホがAndroidの方であれば利用しやすいでしょう。
上位機種のChromecast with Google TVであれば、Googleアシスタント対応の音声リモコンが付属されているため、スマホで操作する必要がありません。
Chromecastを使い、テレビで見るための設定方法は以下の通りです。
- WiFi(無線LAN)と接続できるか確認する
- スマホやタブレットに『Google Home』アプリをダウンロード
- Chromecastを付属のUSBケーブル、電源アダプターと接続
- ChromecastのHDMI端子をテレビに挿し、電源をつける
- ChromecastとGoogle Homeを接続し、画面に沿って設定
設定にはGoogle関連のアプリを使うことから、Googleアカウントが必要です。まだ、持っていない方は事前に準備しておきましょう。
Apple TV
Apple TVはAppleが販売しているメディアプレイヤーです。
4K対応機種とHD対応機種の2タイプがあり、4K対応の機種であれば、32GBと64GBから選べます。
種類と価格は以下の通りです。
- Apple TV HD(32GB)…17,800円(税込)~
- Apple TV 4K(32GB)…21,800円(税込)~
- Apple TV 4K(64GB)…23,800円(税込)~
Fire TVやChromecastと比較すると高額なメディアプレイヤーですが、以下の動画配信サービスに対応しています。
- dアニメストア
- YouTube
- Apple TV+
- U-NEXT
- hulu
対応範囲が広いため、Amazonプライムビデオ以外の動画配信サービスも楽しみたい方にはおすすめです。
Apple TVを使い、テレビで見るための設定方法は以下の通りです。
- Apple TVを電源と接続し、HDMI端子をテレビに挿す
- 『Siri Remote』のボタンをクリックし、画面に沿って設定
- App Storeから『Prime Video』アプリをダウンロード
他の動画配信サービスも既に会員であれば、アプリをダウンロードすることで視聴可能です。
Blu-rayプレイヤーを使用する
Blu-rayプレイヤーを持っている方であれば、接続設定を行うことでAmazonプライムビデオの視聴ができる場合があります。
対応しているBlu-rayプレイヤーは、以下の通りです。
- LG
- Panasonic
- Samsung
- SONY
いずれかの機種を利用している場合であれば、視聴可能です。
詳細はAmazonの『ヘルプ&カスタマーサービス』をご確認ください。
テレビで見るために特別な設定は必要なく、テレビとBlu-rayプレイヤーを接続して、ネット回線がある状態で、Blu-rayプレイヤー内のAmazonプライムアプリを選択すれば視聴可能です。
ゲーム機を使用する
Amazonプライムビデオはインターネットに接続できるゲーム機があれば、テレビでの視聴が可能です。
対応しているゲーム機は以下の通りです。
- PlayStation3
- PlayStation4/PRO
- PlayStation5
- Microsoft Xbox Series X/Series S
- Microsoft Xbox One
詳細はAmazonの『ヘルプ&カスタマーサービス』をご確認ください。
ゲーム機での視聴についても、基本的にBlu-rayプレイヤーと同じです。ネット回線がある状態で、ゲーム機とテレビを接続して、Amazonプライムアプリを選択することで視聴できます。
スマートテレビを使用する
スマートテレビとは、インターネットに接続できるテレビのことで、ご自宅でネット環境が整っていれば、Amazonプライムビデオの視聴が可能です。
対応しているスマートテレビは以下の通りです。
- SONY
- Panasonic
- LG
- Philips
- SHARP
- Changhong
- Toshiba
詳細はAmazonの『ヘルプ&カスタマーサービス』をご確認ください。
スマートテレビでAmazonプライムビデオを見るための設定ですが、ネット回線がある状態で、テレビ内のAmazonプライムアプリを起動することで視聴できます。
Amazonプライムビデオをテレビで見る方法として簡単でおすすめなのは?
Amazonプライムビデオをテレビで見る方法として簡単でおすすめなのは、以下のメディアプレイヤーを利用する方法です。
ここでは、これらのデバイスがおすすめな理由について、詳しく説明していきます。
初めて利用する方はコスパが良いFire TVシリーズ
種類 | Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Cube |
価格 | 4,980円(税込)~ | 6,980円(税込)~ | 14,980円(税込)~ |
4K画質 | × | 〇 | 〇 |
音声操作 | × | × | 〇 |
有線LANでのネット接続 | × | × | 〇 |
内臓スピーカー | × | × | 〇 |
リモコン | あり | あり | あり |
利用可能なVOD |
など | ||
販売元 | Amazon |
Fire TVシリーズを種類別に比較した表がこちらです。
どの種類の端末であっても、Amazonプライムビデオをはじめ、多くの動画配信サービスを楽しめます。
Fire TV Cubeは、機能面で優れており価格も高額ですが、他機種であっても視聴自体には何も問題がないので、コスパを重視したい方にはFire Stickがおすすめです。
面倒な設定をしなくても視聴できることと、Amazonのメディアプレイヤーであるため、初めての方でも安心して利用できます。
4K画質の動画を視聴したいなら比較的安価なChromecastシリーズ
種類 | Chromecast | Chromecast with Google TV |
価格 | 5,072円(税込)~ | 7,600円(税込)~ |
4K画質 | × | 〇 |
音声操作 | × | 〇 |
有線LANでのネット接続 | × | × |
内臓スピーカー | × | 〇 |
リモコン | なし | あり |
利用可能なVOD |
など | |
販売元 |
Chromecastシリーズを種類別に比較した表がこちらです。
上位機種のChromecast with Google TVは機能面で非常に優れ、音声操作なども可能です。
上記したFire TV Cubeも同じく音声操作が可能な機種であり、機能面でも優れていますが、Chromecast with Google TVの方が価格が安いのがメリットです。
4K画質対応で利用可能なVODの種類も豊富なため、4K画質の動画を視聴したいならFire TVシリーズよりもおすすめです。
スタンダードなChromecastでもAmazonプライムビデオを始め、多くの動画配信サービスの利用は可能ですが、ロングスパンで考えると、Chromecast with Google TVの方が満足感が高くなるでしょう。
どちらのタイプであってもFire TVシリーズと同じく、テレビに直接挿してネットに繋げるだけで利用できるので非常に簡単です。
Amazonプライムビデオがテレビで見られない場合の原因と対策
Amazonプライムビデオは、稀にテレビで視聴できなくなる時があります。
テレビで視聴している際に見られなくなってしまう主な原因は以下の通りです。
ここでは、それぞれの原因と対策について、詳しく説明していきます。
ネット環境の不具合
Amazonプライムビデオをテレビで見るためには、ネット環境が整っている必要があります。
そのため、ルーターやモデムが故障していたり、停電などで不具合が起こり正常にネット環境が整っていない状態では、テレビで見られないこともあります。
簡単にできる対策としては、以下のようなルーターの再起動です。
- Wi-Fiルーターとモデムのコンセントを抜く(1分放置)
- モデムをコンセントに挿し込む
- モデムの再起動を確認後、Wi-Fiルーターをコンセントに挿し込む
- 完了(ネット環境が安定するまで数分放置)
ルーターの機種によって再起動の方法は多少異なるので、不安な場合は先に各メーカーのHPなどで確認してから行うと良いでしょう。
テレビ本体の不具合
ネット環境に何も問題がないのにテレビで見られない場合は、テレビ自体の不具合が考えられます。
この場合の対策は以下の通りです。
- コンセントから電源コードを抜く(1分放置)
- 電源コードをコンセントに挿し込む
- テレビにインターネットが繋がっているかを確認する
- プライムビデオに再ログインする
それでもテレビで見られない場合は、Amazonプライムビデオのアプリを再インストールしてみましょう。
利用している端末の不具合
ネット環境は正常に動作していて、テレビ自体にも異常がない場合は、利用している端末の不具合が考えられます。
Fire TVやChromecastなどを利用しているのであれば、上記の公式サイトから原因を探し、カスタマーセンターに相談してみましょう。
Amazonプライムビデオをテレビで見る際によくある質問・疑問
ここでは、Amazonプライムビデオをテレビで見る際によくある質問や疑問をQ&A形式でお答えしていきます。
Amazonプライムビデオをテレビで見るには何が必要?
対応しているスマートテレビを利用していれば、他に必要な機器はありません。
非対応であれば、Fire TV Stick等のメディアプレイヤーがおすすめです。
Amazonプライムビデオはテレビで見れますか?
視聴できます。
Fire TV Stick等のメディアプレイヤーやゲーム機、Blu-rayプレイヤー等を利用して見られるようになります。
アマゾンプライムビデオは無料ですか?
Amazonプライムビデオは月額600円(税込)です。
ただ、30日間の無料期間があるため、期間内であれば無料で視聴できます。
Amazonプライムのミラーリング方法は?
ミラーリングする際は、iPhoneではApple TV、Androidではchromecastを利用します。
iPhoneでミラーリングする方法は、以下の通りです。
- iPhoneとApple TVをWi-Fiで繋ぐ
- コントロールセンターから画面ミラーリングを選択
- Apple TVを選択
- iPhoneでプライムビデオを起動
Androidでミラーリングする方法は、以下の通りです。
- AndroidでGoogle Homeのアプリを起動
- デバイスキャストを選択
- 『画面や音声をキャスト』からテレビを選択
- Androidからプライムビデオを起動
利用しているスマホによって方法が異なるため、注意しましょう。
アマゾンプライムビデオはテレビに何台まで対応している?
Amazonプライムビデオでは、同じAmazonアカウントを利用して最大3台までのデバイスで同時視聴が可能です。
Amazonプライムビデオがテレビで見られる端末がない場合はFire TVシリーズがおすすめ(まとめ)
Amazonプライムビデオをテレビで見るためには、まずは以下のステップで確認する必要があります。
- 対応のスマートテレビ、ゲーム機、Blu-rayプレイヤーを持っているか確認(ある場合、持っている端末を使用)
- ない場合、テレビやディスプレイがHDMI端子に対応しているか確認
- HDMI端子に対応している場合、メディアプレイヤーまたはHDMIケーブルを使用してテレビで視聴
- HDMI端子に対応しているテレビがない場合は、テレビまたはディスプレイの購入を検討
対応している機器を持っている場合、新たに何か購入する必要はありません。
スマートテレビなど、Amazonプライムビデオがテレビで見られる端末がない場合は、HDMIケーブルかメディアプレイヤーを使う必要があります。
費用を抑えてテレビでの視聴がしたいのであればHDMIケーブルを利用する方法となりますが、推奨環境ではないため、比較的安価で汎用性の高いFire TV Stickがおすすめです。
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