Huluは、様々な動画作品を気軽に視聴できるため、通勤中や通学中にスマホやタブレットで見ている方も多いのではないでしょうか。
「たまには大画面のテレビで視聴したい！」と思っている方のために、Huluをテレビで見る方法をまとめました。
新しくデバイスを購入しなくても、今の環境だけでテレビで視聴できる可能性もあります。
この記事では、Huluをテレビで見るための方法について、詳しく説明していきます。
Huluをテレビで見るために事前に確認すること
Huluは、既に利用している機器を使い、テレビで見られる場合があります。
余計な出費を避けるためにも、Huluでテレビを見るためには何が必要か、まずは確認していきましょう。
以下の4つの機器を事前に確認しておきましょう。
ここでは、それぞれの事前に確認するべき理由を、詳しく説明していきます。
スマートテレビを利用しているか
まずは、現在利用しているテレビがスマートテレビかの確認を行います。
スマートテレビとは、インターネットに接続できるテレビのことです。
利用しているテレビがHuluに対応しているのであれば、ネットに繋ぐだけで視聴できるようになります。
スマートテレビならリモコンでの操作が可能であるため、視聴したい作品の検索も楽にできるでしょう。
Blu-rayレコーダーを使っているか
Blu-rayレコーダーを既に使っている方であれば、Huluを視聴できる場合があります。
ただ、Huluでは全てのBlu-rayレコーダーに対応しているわけではなく、Panasonic製の機種のみの対応です。
対応している機種の確認はHuluのヘルプ『［Panasonic ブルーレイレコーダー／プレーヤー］どのモデルで Hulu を視聴できますか？』をご覧ください。
PS4/PS5はあるか
Huluでは、PlayStation4(PS4)やPlayStation5(PS5)での視聴も可能です。
PS4やPS5を起動した後、ホーム画面からHuluのアプリをダウンロードするだけで利用できるようになるため、非常に簡単です。
ただ、PS3やX-BOXなどのゲーム機には対応していないので、注意が必要です。
ドコモターミナルを持っているか
ドコモターミナルは、ドコモが販売している端末です。
ドコモターミナルを持っている方であれば、Google PlayストアからHuluのアプリをダウンロードすると、テレビで見られるようになります。
ドコモターミナルはandroidの一種なので、androidスマホやタブレットと同じく、Google Playストアからアプリを入れることで利用が可能です。
Huluをテレビで見る方法
| 使用機器 | 特徴 | 価格(税込) |
| Fire TV |
| 4,980円～ |
| Chromecast |
| 5,072円～ |
| Apple TV |
| 17,800円～ |
| HDMIケーブル |
| 400円～ |
こちらがHuluをテレビで見られる機器の特徴と、価格を比較した表です。
既にお伝えしたスマートテレビやPS4・PS5などの機器でも視聴可能ですが、新たに機器を購入する場合、Fire TVなどの機器の方が安く、経済的なメリットがあります。
ここでは、それぞれの方法について、詳しく説明していきます。
Fire TVを使う
Fire TVシリーズはAmazonが販売している端末で、
- キューブタイプ(箱型)
- スティックタイプ(板型)
の2種類があり、機能や価格が異なります。また、スティックタイプは4K対応と非対応の2種類があります。
- Fire TV Stick…4,980円(税込)～
- Fire TV Stick 4K Max…6,980円(税込)～
- Fire TV Cube…14,980円(税込)～
どの機種でもテレビに挿すだけでHuluの動画を視聴することができます。また、
- Fire TV Stick 4K Max
- Fire TV Cube
の2機種は4K画質に対応しています。
Fire TV Cubeは、4K対応の他にも、
- 内蔵スピーカー
- 有線LANでのネット接続
- 音声操作
などの機能が充実しているため、他の機種と比べて高額です。
Alexaが内蔵されているため、声だけでテレビをつけたり、動画を再生するなどの操作が行えます。他にも、Alexa対応の家電製品に接続すると、声だけで様々な操作ができます。
Fire TVシリーズであれば、Hulu以外にも、Amazonプライムビデオ、YouTubeなどの他動画配信サービスも見られるようになります。
Chromecastを使う
Chromecastは、Googleが販売している端末です。種類と価格は以下の通りです。
- Chromecast…5,072円(税込)～
- Chromecast with Google TV…7,600円(税込)～
スタンダードタイプのChromecastは、androidスマホを使用して操作するメディアプレイヤーです。
普段利用しているスマホがandroidの方であれば、使いやすい機種と言えます。
Chromecast with Google TVは、上位機種で、専用のリモコンが付属されているため、スマホで操作する必要はありません。
Apple TVを使う
Apple TVは、Appleが販売している端末です。種類と価格は以下の通りです。
- Apple TV HD(32GB)…17,800円(税込)～
- Apple TV 4K(32GB)…21,800円(税込)～
- Apple TV 4K(64GB)…23,800円(税込)～
Apple TVには4K対応とHD対応の2機種があり、4K対応の機種は32GBと64GBから選べます。
上記したFire TVシリーズやChromecastと比べると高額になりますが、以下に対応しています。
- Apple TV+
- YouTube
- dアニメストア
- Amazonプライムビデオ
- U-NEXT
様々な動画配信サービスに対応しているため、多くの動画配信サービスを利用したい方には適したメディアプレイヤーです。
HDMIケーブルでテレビとデバイスを繋げる
Huluを利用できるスマホやタブレット、PCをHDMIケーブルでテレビと繋げ、視聴する方法です。
HDMIケーブルを利用するメリットは以下の通りです。
- 細かい設定を行う必要がない
- ケーブルさえあればどこでも視聴可能
- ケーブル自体が安価
HDMIケーブル自体は比較的安価に購入できるので、手軽にテレビでの視聴が可能になります。
反対に、HDMIケーブルを利用するデメリットは以下の通りです。
- 推奨環境ではない
- デバイスのケーブル規格の確認が必要
- iPhone用純正HDMIケーブルは比較的高額
- 変換アダプターが必要な場合がある
- ケーブルの長さの確認が必要
PCやスマホ、タブレットなどのデバイスの種類によっては、ケーブルの規格(さし込み口の大きさ)が異なることがあるため、注意が必要です。
iPhoneなど、Apple端末はHDMIケーブルに初めから対応していないので、別途変換アダプターが必要となり、その分費用がかかることになります。
また、ケーブルの長さが短いと操作がしづらいため、適した長さのケーブルを選ぶ必要があります。
Huluをテレビで見る方法の中で簡単でおすすめなのはどれ？
Huluをテレビで見る方法の中で、簡単でおすすめなのは、
のどちらかを利用する方法です。
ここでは、それぞれのメディアプレイヤーがおすすめな理由について、詳しく説明していきます。
メディアプレイヤーを初めて使う方ならコスパ重視のFire TV Stick
| 機種 | Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Cube |
| 価格 | 4,980円(税込)～ | 6,980円(税込)～ | 14,980円(税込)～ |
| リモコン | あり | あり | あり |
| 4K画質 | × | 〇 | 〇 |
| 有線LANでのネット接続 | × | × | 〇 |
| 内臓スピーカー | × | × | 〇 |
| 音声操作 | × | × | 〇 |
| 利用可能なVOD |
など | ||
| 販売元 | Amazon | ||
Fire TVシリーズを機種毎に比較した表がこちらです。
どの機種を選んだとしてもHuluをはじめ、様々な動画配信サービスを楽しめます。
Fire TV Cubeは、機能面に優れている分、高額です。
他の機種でも視聴自体は問題なくできるので、メディアプレイヤーを初めて利用する方であれば、コスパの良いFire TV Stickがおすすめです。
4K画質で作品を楽しみたいなら機能性の高いChromecast with Google TV
| 機種 | Chromecast | Chromecast with Google TV |
| 価格 | 5,072円(税込)～ | 7,600円(税込)～ |
| リモコン | なし | あり |
| 4K画質 | × | 〇 |
| 有線LANでのネット接続 | × | × |
| 内臓スピーカー | × | 〇 |
| 音声操作 | × | 〇 |
| 利用可能なVOD |
など | |
| 販売元 | ||
Chromecastシリーズを比較した表がこちらです。
機能面に非常に優れるChromecast with Google TVは、以下に対応しています。
- 4K画質
- 音声操作
上記したFire TV Cubeもこれらの機能に対応していますが、Chromecast with Google TVの方が、価格が安くコスパが良いと言えます。
また、Fire TV Stick 4K Maxと比較しても価格が大きく変わらず、音声操作ができる点はおすすめできるポイントです。
利用可能なVODの種類も多いため、4K画質で沢山の動画を楽しみたいのであれば、Fire TVシリーズよりもおすすめです。
どちらの機種であってもテレビに直接挿してネットに繋げるだけで、利用できるようになります。
画質にこだわった上で、長期的に動画を楽しみたいのであれば、Chromecast with Google TVの方が満足度は高いでしょう。
テレビでHuluが見られない時の対処法
メディアプレイヤーなどの必要なデバイスがあり、問題なくテレビでHuluが見られると思ったのに何故か視聴できない場合は、
- 通信環境の不具合
- 契約状況の不備
- デバイスが非対応
- システム障害
などの問題が考えられます。
利用している通信環境や、Huluに加入した際に登録した決済方法などをもう一度確認してみましょう。
まとめ
既にHuluに対応しているスマートテレビやBlu-rayレコーダーなどを持っている方であれば、すぐにテレビで見られるようになるため非常に簡単です。
新たにメディアプレイヤーを購入してHuluをテレビで見たい場合は、機能性やコスパなど自身の考えに合うものを選びましょう。
一言で言えば、
- コスパを重視するならFire TV Stick
- 4K画質で見たいならChromecast with Google TV
がおすすめです。
