近年ますます人気を集める定額制(サブスクリプション)の音楽アプリですが、種類も多く、どれを使おうかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。その音楽アプリの多くが学割に対応しています。ここでは、学割プランがある音楽アプリ7選を紹介します。また、中学生・高校生が利用できる音楽アプリも紹介します。
おすすめの音楽配信サービス4選比較表
音楽サービスを選ぶポイント
- 料金プラン
- 配信楽曲数の多さ
- 無料トライアル期間・内容
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月額料金 | ■ 個人 1,080円 ■ 学生 580円 ■ ファミリー 1,680円 | ■ ライトプラン 500円 ■ スタンダードプラン 980円 | 【Unlimited】 ■ 個人 980円 ■ 学生 480円 ■ ファミリー 1,480円 ■ ワンデバイス 480円 | ■ 一般 980円(年額9,600円) ■ 学生 480円 ■ ファミリー1,480円(年額14,000円) |
楽曲数 | 1億曲以上 | 9000万曲以上 | 1億曲以上 | 8,900万曲以上 |
無料時の広告 | ー 無料プラン無し | ー 無料プラン無し | ー 無料プラン無し | 無し |
特徴 | 空間オーディオが聴ける | 音楽を聴いてポイントが貯まる | ハイレゾ音源での良質な音楽体験 | LINEのアプリを使っていれば誰でも利用可能 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
学割がある音楽アプリの特徴

近年ますます人気を集める定額制(サブスクリプション)の音楽アプリですが、ほとんどが学割に対応しています。ここからは、学割プランがある音楽アプリの特徴を5つ解説していきます。
大学生向けが多い
学割がある音楽プランは、多くの場合大学生を対象にしています。高等専門学生・専門学生・短期大学生・大学院生も多くのアプリで学割を受けることができます。
高校生・中学生向けの学割がある音楽アプリは「LINE MUSIC」と「AWA」のみです。対象になる学生は事前に確認しておきましょう。
学割料金は多くの場合月額480円
国内で利用できる音楽アプリの学割プランは、多くの場合月額480円(税込)で統一されています。学割対象の音楽アプリなら、どのアプリを選んでも月額料金は安いので、料金を比較して検討する必要はありません。
ただし、「LINE MUSIC」と「Amazon Prime Music」は例外です。
LINE MUSICの学割料金は月額480円(税込)ですが、Androidなら月額300円(税込)の「ベーシックプラン」に加入することができます。生年月日・学校名を入力、学生認証さえ済ませれば、誰でも学割・ベーシックプランが適用になります。ただし、ベーシックプランは月20時間の制限があるので注意しましょう。
Amazon Prime Musicは、Prime会員なら誰でも加入することができる音楽アプリです。実はAmazon Primeには「Prime Student」という学割プランが用意されており、月額250円(税込)でPrime VideoとPrime Musicを楽しむことができます。
無料で6ヶ月トライアルできるのも嬉しいポイントです。曲数は1億曲と拡充されました。人気の楽曲や話題の曲を快適に聴きたい方は、上位プランである「Amazon Music Unlimited」の学生プランも検討してみてください。
無料体験は1か月〜
多くの音楽アプリは無料体験ができます。どのアプリも1か月程度の無料体験プランを用意しており、今回紹介するアプリはどれも1か月以上の無料体験が可能です。
先述のとおり、「Prime Student」は無料体験期間が6か月とかなり長めに設定されています。またApple Musicの場合でもAirPods、Beatsなどの対象商品を購入することで無料期間を6か月に延長することができます。
曲数は平均7000万曲聴ける
音楽アプリを選ぶうえで気になるのが曲のバリエーションです。今はどのアプリも大差はなく、7000万曲程度聴くことができます。
ただし、アプリごとに得意な曲のジャンルがあると言われています。たとえばApple Musicは運営元が海外なので、洋楽に強い傾向があります。またLINE Musicをはじめとした日本発のアプリは邦楽に強いと言われています。
目当てのアーティストがいるなら、選ぶ予定のサブスクでそのアーティストが楽曲を配信しているか確認しておきましょう。幅広く聴きたいなら、「楽曲数」で選ぶのもおすすめです。
クレジットカードが無くても支払い可能
現在把握している音楽アプリの中で、クレジットカード以外の支払い方法が用意されていないアプリはありませんでした。クレジットカードを持っていない学生でも申し込みができるということです。
支払い方法はさまざまですが、「キャリア決済」「コード決済」「各種サービスのギフト券」に対応しているアプリが多くあります。しかし、「キャリア決済」はスマートフォンの料金と一緒に支払いが必要になります。保護者の方に携帯料金を支払ってもらっている場合、事前に相談しておきましょう。
コード決済は、LINE PayやGoogle Pay、au Walletといった事前にチャージができる支払い方法のことです。クレジットカード以外の支払い方法が用意されているアプリは、多くがキャリア決済とコード決済に対応しています。
各種サービスのギフト券払いは、Amazon Musicなら「Amazonギフト券」、Apple Musicなら「Apple Storeギフトカード」が使用できます。コンビニエンスストアなどで購入できるので、気軽に支払いができます。
「銀行振込」に関しては、対応しているアプリは少ないものの、Spotifyをはじめ対応しているアプリもあります。自身に合う支払い方法に対応したアプリを選びましょう。
学割プランがある音楽アプリ比較表

ここでは、学割プランのある音楽アプリを比較しました。
音楽アプリ名 | 対象学生 | 学割月額料金 | 無料体験 | 曲数 |
---|---|---|---|---|
LINE MUSIC | 中学生・高校生・高等専門学生・専門学生・短期大学生・大学生・大学院生 | 480円 300円 | 1か月 | 8,800万曲以上 |
AWA | 中学生・高校生・高等専門学生・専門学生・短期大学生・大学生・大学院生 | 480円 | 1か月 | 9,500万曲以上 |
楽天Music | 高校生、短期大学生、大学生、大学院生、各種専門学校生 | 480円 | 1か月 | 1億曲以上 |
Spotify | 高等専門学生・専門学生・短期大学生・大学生・大学院生 | 480円 | 1か月 | 7,000万曲以上 |
Apple Music | 高等専門学生・専門学生・短期大学生・大学生・大学院生 | 480円 | 1か月 | 9,000万曲以上 |
Youtube Music | 高等専門学生・専門学生・短期大学生・大学生・大学院生 | 480円 | 1か月 | 8,000万曲以上 |
Amazon Music Unlimited | 高等専門学生・専門学生・短期大学生・大学生・大学院生 | 480円 | 30日間 | 1億曲以上 |
Amazon Prime Music | 高等専門学生・専門学生・短期大学生・大学生・大学院生 | 480円 250円 | 30日間 6ヶ月※ | 1億曲以上 |
【中学生・高校生】学割がある音楽アプリ
LINE MUSIC
LINE MUSICは、豊富な楽曲数とエンタメ性が魅力です。8,000万曲を超える楽曲に加え、MVも10万曲以上揃っています。
有料プランなら、ダウンロード後はネットにつながなくてもギガを気にせず音楽を聴くことができます。またLINE MUSICの楽曲から、好きな曲をLINEの着信音や呼び出し音に設定することができます。無料プランは用意されていますが、音楽・MVに30秒の視聴制限がかかります。デザインや楽曲のラインナップを確かめたいなら、ダウンロードしてみましょう。
一番の特徴は、新しく追加された「カラオケ機能」を使い、自宅で本格的なカラオケが楽しめることです。カラオケボックスにはない曲も歌えるので、一人カラオケにも最適です。
1か月の無料トライアルも用意されているので、まずは気軽に試してみてください。料金は月額980円(税込)からです。学割プランなら480円(税込)で利用できます。

AWA
AWAは、2,000万人以上が使っている音楽アプリです。音楽アプリの中では世界最大規模になる、9500万曲以上の楽曲が聴き放題です。
邦楽・洋楽・インディーズ、K-POPなど幅広い音楽ジャンルを聴くことができます。また年齢・世代を問わず楽しめる楽曲が豊富に揃っています。
すべての音楽がダウンロードできるのも魅力です。事前にダウンロードすることで、オフライン再生が可能です。外出先でも通信制限を気にすることなく、音楽を楽しむことができます。
また、アーティストが作成したプレイリストやAWAがセレクトした話題のアーティストをまとめたプレイリストなどさまざまなプレイリストが用意されています。鼻歌などの音声を聴かせて音楽検索ができる機能もあるので、楽曲名が思い出せないときにも便利です。
料金は、1か月の無料トライアル後、月額980円(税込)、学割を適用すれば月額480円(税込)で利用できます。

【大学生・専門学生など】学割がある音楽アプリ
楽天Music
楽天Musicは、楽天が提供する音楽ストリーミングサービスです。さまざまな楽天サービス関連のキャンペーンや、楽天ユーザー向けのお得な料金プランがあるのが特徴です。
スタンダードプランは月々980円(税込)ですが、楽天カード・モバイル会員プランでは780円(税込)で利用できます。学生プランは480円(税込)です。
楽天Musicno強みはお得度だけでなく、2022年10月時点で1億曲が聞き放題であり楽曲数も申し分ありません。
オフライン再生設定も可能で、通信量を気にせずにどこにいても好きなだけ音楽を聴くことができるのも嬉しい点です。
また、楽天Musicで毎日一曲聴くと楽天ポイントを1ポイント獲得でき、そのポイントを支払に当てることも可能です。毎日音楽を聴いて30 ポイントを貯めた場合、楽天カード・モバイル会員プランは実質月々750円(税込)、学生プランは実質月々450円(税込)で利用できます。
「お得に音楽を聴きたいけれど、使用感が気になる。」という方は、30日間の無料トライアルから始めてみてはいかがでしょうか。

Spotify
クレジットカードなしで登録が可能なSpotifyは、7,000万曲の音楽が揃っている音楽アプリです。広告なしで音楽をノンストップで楽しめます。また、ダウンロードをして保存すれば、ネットなしでも再生可能です。いつでも、どこでも好きなときに音楽を楽しむことができます。
Spotifyの最大の特徴は、その場にいる仲間たちのリモコンをシェアするように音楽操作ができることや、離れた友人や家族とリモートで音楽を流すことができることです。いつでも音楽で繋がれるのが魅力的です。また、音楽の好みを合わせた相性診断など、独自のコンテンツも豊富に揃っています。友人と自由に追加できる共有プレイリストを作ることもできます。
料金は月額980円(税込)、学割プランは月額480円(税込)です。認定されている大学生なら特別料金が適用されます。1〜3か月の無料トライアルができるので、まずは無料トライアルから試してみてください。

Apple Music
Apple Musicは1億曲が聴き放題です。そして、独自の番組やライブビデオなどがあります。
歌詞表示ができ、すべてのデバイスからライブラリ全体にアクセス可能です。オンラインでもオフラインでも音楽を楽しむことができます。
Apple Musicは、どんな曲でも好きなときにSiriにリクエストするだけで再生できます。聴きたい曲のアーティスト名、ムードやジャンルでリクエストするだけで音楽が楽しめます。
料金は月額1,080円(税込)、学割プランは月額580円(税込)です。最大3か月の無料トライアルができるので、まずは気軽に試してみてください。なおVoiceプランは月額480円(税込)ですが、Apple製品以外のデバイスは接続できません。ご自身のデバイスを確認し、お試しください。

Youtube Music
Youtube Musicは、8000万曲以上の公式楽曲が楽しめる音楽アプリです。
YouTubeの動画の音楽部分だけをクリップして再生することができるので、ミュージックビデオだけでなく、リミックスやカバー、ライブ版といった幅広い音楽コンテンツが楽しめます。世界中の人気ランキングを見ることができ、常に新しい音楽に出会えます。
また、おすすめの曲から、他の音楽ファンと協力して完璧なプレイリストを作成することもできるので、音楽を通してコミュニティが広がるのも他にはない魅力です。「音声のみモード」と「動画モード」をシームレスに切り替える独自の機能もあります。移動中は音声のみモード、電車では動画モードと切り替えが可能です。
料金は月額980円(税込)、学割を適応すれば月額480円(税込)です。1か月の無料トライアルに対応しているので、まずは気軽に試してみてください。
Amazon Music Unlimited
Amazon Music Unlimited は1億曲以上が高音質で聴き放題なうえ、ポッドキャストを聴くことができます。
料金は月額980円(税込)、プライム会員は月額880円(税込)で利用可能です。どのプランも30日間の無料トライアルが可能です。
Amazon Music Unlimitedでは、Alexaの音声機能を通じて新しい音楽の発見が可能です。また、10代から20代前半の間で流行している曲を特集した「Students’ Hits」や、Amazon Musicで人気のあるジャンル別に整理されたプレイリストを多数視聴することができます。勉強に集中できるよう、シーンに合わせた楽曲の再生も可能です。
学割プランの利用には、学生認証が必要になります。学生証だけでなく、学生用のEメールや在学証明書があれば登録できます。

Amazon Prime Music
Amazon Prime Studentに加入すれば、Amazon Prime Musicだけでなく、Prime Video・Kindle・お急ぎ便といったサービスも受けることができます。
Amazon Prime Musicは、邦楽・洋楽・K-POPといった多彩なジャンルの楽曲が1億曲聴き放題です。勉強・パーティーなどのシーンや、嬉しい・悲しい・テンションを上げたいなどの気分に合わせたプレイリストが豊富です。
なお、Prime会員は月額500円(税込)で利用可能です。学割プランは、通常会員の半額の月額250円で楽しめます。無料トライアルは6か月間で、いつでもキャンセルができます。学生限定セールや、無制限でフォトストレージが使えるAmazon Photosもあるので、これを機に申し込みを検討してみてください。
LINE MUSIC・AWA
LINE MUSICは、8,000万以上の楽曲・10万以上のMVが揃った音楽アプリです。一番の特徴は、新しく追加された「カラオケ機能」です。自宅で本格的なカラオケが楽しめるので、家族や友人と盛り上がることができます。
料金は通常980円(税込)、学割プランは480円(税込)から利用できます。無料トライアルが1か月用意されているので、気軽に試せるのも魅力でしょう。
AWAは、邦楽・洋楽・インディーズ・K-POPなど幅広い音楽ジャンルを豊富に揃えた音楽アプリであり、鼻歌などの音声を聴かせて曲を検索できるので、街中で流れている音楽や、思い出せない曲を検索可能です。有名DJや音楽プロデューサー作成の公式プレイリストも聴き放題です。
料金は980円(税込)、学割が適応されると月額480円(税込)となります。1か月間の無料トライアルができるので、LINE MUSIC同様気軽に試すことができます。
LINE MUSICもAWAも、学割料金の適用は大学生・専門学生です。卒業を機に乗り換えてもいいでしょう。
Line Musicの登録はこちらから学割音楽アプリの注意点

気になる音楽アプリが見つかったら早速申し込みしたいところですが、いくつか注意点があります。
アプリによって更新・利用期間が違う
学割を利用するうえで避けては通れないのが、学割の更新時期と適用される利用期間です。これらはアプリによって異なるので、注意しておきましょう。
たとえば、Apple Musicの更新・利用期間は次のとおりです。1年毎に契約を更新するなどの手間は不要ですが、4年以上は利用できません。6年制の学校に通っている方や、大学生から大学院生と引き継ぐことはできないので、注意してください。
- 在籍証明ができなくなるとき=卒業時
- 48か月経過後=利用期間
また、SpotifyやAWAは更新が12か月ごとに必要です。更新しなければ通常プランに変更されてしまうので、忘れないようにしましょう。
在籍の証明が必要
基本的に学割を利用するためには、在籍の証明が必要です。この在籍証明は、学生証で済む場合もあれば、窓口で発行してもらえる在籍証明・学割定期を発行するのに必要な証明書など、書類をアップロードしなければならない場合もあります。最近は、大学のWeb学生システムにログインするだけで在籍証明ができるものも増えてきました。
ここで注意したいのが、学校として登録ができないアプリがあることです。どのアプリでもほとんどの大学・学校はラインナップされていますが、たとえばSpotifyは「所属する学校の正式名称」にご自身が所属している学校の名前が載っていない場合は、学割の対象外になります。こればかりは申し込んでみないと分からないので、申請時に確認しておきましょう。
【提出が必要なもの(Spotifyの場合)】
- 名前
- 所属する学校の正式名称
- 3ヶ月以内に発行された書類
一方、LINE MUSICは書類やWeb学生システムへのログインと行った手続きは不要です。「誕生日」「学校名」の2つを入力すれば、複雑な認証作業もなく学生認証が完了します。
学生認証をしても、基本的に学校に連絡がいくことはありません。
学生でも無料で聴く裏技

親の許可をもらうのが嫌、少しでも出費を抑えたい方は、無料で聴く裏技を試してみてください。裏技を4つ紹介します。
親とファミリープランに加入する
一番おすすめの方法が、ファミリープランに加入することです。料金はアプリによってさまざまですが、学割を適用して自身の月額料金が480円(税込)になるため、3人以上で利用することでお得になることがほとんどです。
たとえばAppleMusicの月額料金の場合、個人プランは980円(税込)、学割プランは480円(税込)、ファミリープランは1,480円(税込)です。兄弟・姉妹2人と親1人で利用する場合のトータル料金は1,940円(税込)になるので、全体で見ると月々500円ほどお得になります。
このプランは家族である必要はなく、友人や恋人、親戚とも共有が可能です。最大6人程度で使うことができるので、1人あたり247円(税込)にすることもできます。
ファミリープランに加入すれば支払いを1つに統一できるので、保護者の方にお願いすれば自身で支払う必要はなくなります。
またどのアプリでファミリープランを選んでも、アカウントは個別に持つことができます。設定を変更すれば個人情報や視聴履歴を見られることはありませんので、安心してください。
Spotifyの無料プランで聴く
Spotifyには無料プラン「Spotify Free」が用意されています。指定の楽曲を聴くことはできず、プレイリストの音楽を「シャッフル再生」する方法しか選べません。また、曲のスキップにも回数制限があります。一定のタイミングで音声広告・PRの楽曲があるなど、無料なりの制限がある点には注意しましょう。
不便も多いように見えますが、無料プランでも楽曲数の制限がなく、しかもフル再生ができます。楽曲のラインナップ数も7,000万曲以上とトップクラスです。ユーザー作成のプレイリストが無数にあるので、好みのプレイリストをフォローすれば、指定できない煩わしさもないでしょう。

AWAの無料プランで聴く
AWAのFREEプランは、オンデマンド再生、プレイリストの作成・公開、広告なし、歌詞表示、ハイライト再生が可能です。Spotifyと比べると楽曲を選ぶことができるのが魅力です。また、有料のSTANDARD会員と同じ数の楽曲を楽しむことができます。
ただし、音楽のフル再生ができません。サビ・独自にクリップされた「ハイライト再生」しかできません。また再生に20時間の制限があります。音楽をフル再生できない点で物足りなさを感じやすいですが、無料なので、試してみる価値はあるでしょう。

YouTubeで聴く
YouTubeで音楽を聴くのもおすすめです。魅力はなんといっても、豊富な楽曲を自由に選べることです。無料プランでもSpotify・AWAのような制限は基本的にないので、たっぷり音楽を楽しめます。ただし、バックグラウンド再生ができません。また聴けるのはYouTubeに上がっている曲のみなので、アルバムを全曲聴いたり、マイナーな曲を聴いたりすることはできません。
しかし、有料の音楽アプリでラインナップされていない楽曲を聴くこともできます。ボカロ曲がその代表的な例です。YOASOBIや米津玄師といったアーティストも、当初は音楽アプリで曲を聴くことはできませんでした。新しいアーティストとの出会いを求めている方には魅力的でしょう。
無料のMusic FMはダメなのか

無料の音楽アプリとして有名なMusic FMですが、利用するのはおすすめできません。理由は次の2つです。
Music FMは違法なのでやめよう
Music FMは「違法アプリ」に該当します。
楽曲を著作者の許可なく配信しており、著作権の侵害に当たります。さらに現在は著作権法が改正され、利用するユーザー側も罰せられる可能性があります。
文化庁のHPにも、「平成24年10月1日より,違法なインターネット配信から,販売又は有料配信されている音楽や映像を,自らその事実を知りながら違法ダウンロード(録音・録画)する行為が,刑罰の対象となりました。」と記載があります。
Music FMは規制の対象になってアプリの終了、新しいアプリの作成を繰り返しています。またアップデートのたびに機能が制限されるなど、サービス内容の変更も多くなっています。作成したプレイリストが削除される・お気に入りの曲がライブラリから消えるなど、利便性の観点からもおすすめできません。
有名な音楽アプリの無料プランを利用しよう
無料で利用したい場合、今回紹介した音楽アプリの無料プランや、裏技として紹介したファミリープランを活用するのがおすすめです。
CDを購入・レンタルするより楽で手間もかからないので、音楽好きなら価格以上の価値があります。有料プランへの加入もぜひ検討してみてください。
まとめ

ここまで中学生・高校生におすすめの音楽アプリを解説してきましたが、お気に入りのアプリは見つかりましたか?学割プランがあるアプリは非常に多く、かなり安く、たくさんの音楽を聴けるようになりました。
ファミリープランを活用すれば、1人あたり200円ちょっとで利用できる音楽アプリもあります。まだ利用したことがないなら、その利便性に驚くはずです。費用面が気になる方は、まず無料プランがあるアプリから試してみてください。
※記事内で紹介した金額は2022年2月時点の情報です。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。