日本を代表する、スーパーギタリスト高中正義が、10月1日、
『高中正義 SUPER LIVE 2015 ~My Favorite Songs~ 渋谷公会堂 FINAL』を開催し、
恒例のライブツアーをスタートさせた。
ツアーのスタートながら、<渋谷公会堂 FINAL>というサブタイトルが付いているのは、
10月4日をもって立替のため一時閉館が決まっている渋谷公会堂の<渋谷公会堂 FINAL>というライブシリーズの一環のため。
渋谷公会堂は、昭和39年東京オリンピックの重量挙げの会場として竣工し、翌年渋谷公会堂としてオープンして50年。
ライブの聖地として、高中をはじめ、多くのアーティストたちに愛されてきた。
高中正義が最初に渋谷公会堂のステージに立ったのは、1973年2月28日。
サディスティック・ミカ・バンドのギタリストとしての音楽祭への出演だ。
その後、ソロとしては1982年11月13日以降、幾度となくコンサートを開催している、
ファンにとっては思い入れのある会場といえる。
オープニングはプロレスラー天龍源一郎の入場曲としても日本全国に知れ渡った「THUNDER STORM」。
この曲で一気に会場のボルテージは最高潮に。
ライブは9月9日にリリースしたばかりの6枚目となるカバーアルバム『My Favorite Songs』の楽曲を中心に構成されたが、
アンコールでは「BLUE LAGOON」などお馴染みのナンバーも披露してくれた。
晩夏から初秋に行うことが恒例となっている「高中正義 SUPER LIVE」。
この日の渋谷公会堂公演のチケットは早々にソールドアウトとなったが、
11月6日には、東京・Bunkamuraオーチャードホールでの追加公演が決定。
こちらには<Super version>というサブタイトルが付いているだけに、
スーパーな事が期待できそうだ。