IQサーバーの評判は？特徴やメリット・デメリットを徹底解説

Q: IQサーバーとは？

IQサーバーは、株式会社エムフロが運営する国内レンタルサーバーです。 他社レンタルサーバーとは異なり、クラスC分散IPが利用でき、国内IP・海外IPともに業界最安水準で提供しています。 ▶︎ 特徴はこちら

Q: IP分散サーバーのデメリットは？

IP分散サーバーでは、複数のIPアドレスを保有することになるため、その分費用負担が大きくなります。 またIP分散を使って被リンクを増やしても、ドメインの信頼性が低かったり、コンテンツの中身が薄ければ、SEO面で高い評価は得られない点には注意が必要です。 ▶︎ IQサーバーのデメリットはこちら

Q: IP分散サーバーのメリットは？

複数サイトを運営する場合において、被リンクを設置した際にSEO面での評価が比較的高い点がメリットです。 また、1つのサーバー契約で複数のIPアドレスを持てるため、管理がしやすいこともメリットと言えます。

Q: 海外IPの特徴は？

国内IPに比べて価格が安い傾向があります。 ただし、関連性が低い海外IPからの被リンクを多数受けている国内サイトは、Googleから不自然なリンクを受けていると判断される危険性があります。

2023年7月4日

IQサーバーはIP分散が可能で海外IPも選べるため、複数サイトを運営したい方や、料金が安い海外IPを利用したい方におすすめです。

IQサーバーには様々な評判があるため、「IP分散ができるけれど、問題なく使えるの？」と気になるのは当然です。

この記事では、IQサーバー利用者のリアルな評判・口コミ、特徴やメリット・デメリットなどをお伝えします。

読むだけで、IQサーバーが自分に最適なレンタルサーバーかわかる情報をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

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IQサーバーの特徴はIP分散・海外IPにも対応

IQサーバーの特徴は、以下の2つです。

上記の2つについて詳しく解説します。

数少ないIP分散サーバー

IQサーバーは、レンタルサーバーでは珍しいIP分散サーバーです。

『IP分散』とは、インターネット上の住所を表すIPアドレスについて、クラスC以上の数値が別々に割り振られていることを指します。

IPアドレス（例）…000.111.222.333

IPアドレスは上記のような構造です。

一番左の000がクラスAで、順番にBクラス（111）、Cクラス（222）、Dクラス（333）と呼びます。

一般的なレンタルサーバーでは、IPアドレスはクラスDが連番で割り振られますが、IQサーバーはクラスCが異なる数値で割り振られます。

クラスCの分散は、複数サイトを運営している場合のSEO対策に有効です。

具体的には、サイト①からサイト②にリンクを貼る場合、クラスD分散よりクラスC分散のほうがSEOの評価が高まります。

このように、クラスC分散がおこなえる数少ないレンタルサーバーの1つが、IQサーバーです。

国内IPだけでなく海外IPも提供

IQサーバーでは、国内IPだけでなく海外IPも提供しています。

海外IPのメリットは、国内IPよりも安価ということです。

以下は、IQサーバーの1IPあたりの価格です。

国内IP…357円（税込）
海外IP…153円（税込）

上記の通り、海外IPは国内IPの半額以下で使用できます。

海外IPが使えるレンタルサーバーは数少ないため、IQサーバーの特徴と言えるでしょう。

IQサーバー利用者のリアルな評判

IQサーバー利用者の評判を2つの視点からまとめました。

IQサーバーのリアルな評判を紹介するので、判断材料にしてみてください。

IQサーバーの悪い評判

IQサーバー重いんだけど・・・

WPインストール終わらん💦
— 中古ドメインとか買ってる人 (@domain_old) October 15, 2020

IQサーバーへの載せ替えで意外と手こずってる。この症状の意味がよく分からん。
— koka (@koka_affi) February 5, 2017

IQサーバー落ちすぎ。使い物にならん。
— arimaru (@arimaru) November 28, 2012

IQ サーバーはほんと頻繁に繋がらなくなるからイラつく！
— Nothing dot (@nothingdot) March 10, 2011

IQサーバーで二度目のブルートフォースアタックを喰らった(T_T)。1回目の時に完全に抽出し削除しきれていなかった模様。動作も重いし、これを機会に別サーバーにドメインを振り替えていこう。
— けんすけ (@kesunke1102) May 23, 2013

IQサーバーの悪い評判をまとめると…

重いため、WordPressのインストールが終わらない
IQサーバーへの載せ替えが難しい（よくわからない症状が発生する）
落ちすぎて使いものにならない
頻繁に繋がらなくなる
2回目のブルートフォースアタック（『総当たり攻撃』のことで、パスワードなどを解読するために可能な組み合わせを全て試す手法）を受け、かつ動作も遅いため別サーバーへの変更を予定している

サーバーの速度面に対する不満や、他サーバーからの載せ替えが難しいとの評判がありました。

また、サーバーが不安定で接続が切れることや、セキュリティ面に対する悪い評価も見られました。

接続の安定性や速度を最優先したい方は、他社のレンタルサーバーも選択肢になり得ます。

そのほかセキュリティ面については、複雑なパスワードに変更するなど利用者側で対策がおこなえる部分もあります。

IQサーバーの良い評判

今日は、先週確保した中古ドメインのサーバーへの登録。

IQサーバーを使っています。

ちりつもで、現在IP290個・・・

DNSも、２、３分で反映するのでお勧めです😊
— 中古ドメインとか買ってる人 (@domain_old) November 9, 2020

ＩＱサーバー契約した！
今のところ遅さも感じないし、管理画面使いやすくて良い⁽⁽(ી₍₍⁽⁽(ી(>ᴗ< )ʃ)₎₎⁾⁾ʃ)₎₎
— 和田なつお (@wadanatu_o) August 31, 2016

やっぱりIQサーバーの国内早いな。
— すなふきん (@yyz_prg) April 25, 2014

IQサーバーの件、解決した。wp-configが改ざんされてた。サポート担当の方に感謝。
— うえのん (@uenon999) April 3, 2013

123は昔から落ちまくりですね。IQサーバーはまだマシだった記憶が
— ボブ⛑ぱくたそカメラマン (@BOBSUB06) September 22, 2015

IQサーバーの良い評判をまとめると…

IPをすでに290個利用しており、DNS（ドメインを管理・運用するシステム）への反映も2〜3分で完了するほどスムーズでおすすめ
今のところ遅さは感じず、管理画面は使いやすくて良い
国内は速度が速い
トラブル解決に関して、サポートの担当者に感謝している
123サーバーと比較して、IQサーバーは落ちにくかったと記憶している

良い評判には、管理画面の使いやすさやサポート対応の良さが見られました。

また速度面についても、悪い評判とは裏腹に、遅さを感じないとの声や国内は速いとの評価があります。

IPを数多く利用する方や、管理画面の使いやすさやサポート対応の良さを求める方に、IQサーバーはマッチすることが分かります。

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IQサーバーのデメリット3つ

IQサーバーのデメリットは以下の3つです。

上記3つについて、それぞれ詳しく解説します。

サポートがメールしかない

IQサーバーのサポート体制は、メールしかありません。

例えば他のレンタルサーバーでは、次のようなサポート体制が整っています。

電話サポート
チャットサポート
メール・フォームサポート

特に電話サポートやチャットサポートでは、リアルタイムで回答が得られます。

全てのレンタルサーバーが上記のサポートを備えているわけではありませんが、選択肢がメールだけのIQサーバーのサポート体制は、弱いと言わざるを得ません。

速度が遅い場合がある

速度が遅い場合があることも、デメリットの1つです。

IQサーバー利用者の口コミには、データ転送をおこなう規格であるFTPの重さを訴える評判が複数見受けられました。

すなわち、データの転送に時間がかかるということです。

また、海外IPが比較的遅いとの声もあります。

ネット回線の状況にもよるため一概には言えませんが、他社サービスに比べて速度が遅い場合があることには注意が必要です。

クイッカIDの取得が必要になる

クイッカIDを取得しなければならないこともデメリットです。

IQサーバーを利用するためには、事前に『クイッカID』と呼ばれるIDを取得しなければなりません。

登録は無料でおこなえますが、すぐにIPアドレスを取得してサイト作成できる他社サービスに比べると不便に感じるポイントです。

IQサーバーのメリット5つ

IQサーバーのメリットを5つ紹介します。

上記5つのメリットについて、それぞれ解説します。

複数サイトでIP分散ができる

IQサーバーの最大のメリットは、複数サイトでIP分散が可能なことです。

複数サイトを持っており、サイト間でリンクを貼りたい場合、SEO的に高い評価が期待できます。

特に、これから複数サイトを運営したいとお考えの方には、IP分散できるIQサーバーはおすすめです。

10IPから契約ができる

10IPから契約できることもメリットです。

他社サービスでは、100IP以上でなければ契約できないことが多い一方で、IQサーバーでは10IPから契約できます。

始めから100IPが必要になるケースは少ないため、10IPから契約できることは、サイト運営を手軽に始められる点で優れています。

月額料金がIP分散サーバーの中で比較的安い

IQサーバーは数少ないIP分散サーバーですが、その中でも月額料金が安いことがメリットです。

IP分散サーバーの利用は、被リンクが目的である場合が考えられます。

このような場合、複数IPの契約が想定されるため、月額料金の少しの差によって負担額が大きく変わります。

アフィリエイトによる収益を少しでも多く残すためにも、IP分散サーバーの中で費用が抑えられるサーバーを選ぶことは重要です。

サポートの対応が丁寧

IQサーバーは、サポートの対応が丁寧です。

サポートはメールのみですが「問い合わせに対する回答内容が丁寧」という口コミが多く見受けられました。

メール対応のため、電話サポートやチャットサポートのようにリアルタイムでの回答は期待できませんが、必ず丁寧な返信がくることは安心感につながります。

サポートの丁寧さを重視する方にはおすすめのレンタルサーバーです。

姉妹サービスがあり操作の学習コストが低い

姉妹サービスがあり、操作の学習コストが低いこともメリットです。

IQサーバーは操作パネルが非常に見やすくできていて、初めての方でも直感的に扱いやすい点が優れています。

また、レンタルサーバーの『クイッカ・プラス』やドメインサービスの『Qドメイン』を使用していれば、連携が簡単におこなえて、操作に慣れる時間はかかりません。

特に初心者にとって、学習コストが低いことは大きなメリットと言えるでしょう。

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IQサーバーの料金

IQサーバーの料金は以下の通りです。

IPの種類	通常版	ライト版
国内IP（税込）	3,565円	1,283円
海外IP（税込）	1,527円	551円

国内IPと海外IPの1IPセット（10IP）あたりの月額料金

ディスク容量（1IPセットあたり）について、国内IPは約4.5GB、海外IPは約5.0GBです。

また、ライト版は国内IP・海外IPともに1IPセットまで利用でき、通常版は利用可能なIPセット数に制限はありません。

月額料金については、12ヶ月（1年）契約をおこなうと5%の割引が受けられます。

費用を抑えるならライト版海外IP

費用をできる限り抑えたい場合には、ライト版海外IPがおすすめです。

ライト版のため、一部機能の制限はありますが、IQサーバーが提供するプランの中で最も安価に利用できます。　

ただし、国内サイトに対して海外IPを使用したサイトの被リンクを設置する場合には注意が必要です。

なぜなら、Googleから不自然なリンクであると認識されるリスクが高まるためです。

海外IPを使用する際は、費用を抑えられるメリット面とあわせて、上記のようなリスクも考慮しなければなりません。

IQサーバーと他社の料金プランの比較

IQサーバーと他社の料金を比較します。

以下は、IQサーバーの姉妹サービス『クイッカ・プラス』とIP分散サーバーの『123サーバー』との比較表です。

レンタルサーバー/プラン	国内IP（税込）	海外IP（税込）
IQサーバー/通常版	357円〜	153円〜
IQサーバー/ライト版	428円〜	184円〜
クイッカ・プラス/エントリー	198円〜	なし
クイッカ・プラス/ライト	495円〜	なし
123サーバー/シングル	381円〜	191円〜
123サーバー/マルチ	580円〜	743円〜