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IP分散サーバー5社を比較!おすすめは料金が安くてコスパ抜群・安定感があるIQサーバー

IP分散サーバー5社を比較!おすすめは料金が安くてコスパ抜群・安定感があるIQサーバー

IP分散サーバーは、WebサイトやブログのSEO対策に活用できます。

その一方で、一般的なレンタルサーバーとは用途や仕様が異なるため、どのIP分散サーバーを選べばいいかわからないという方は多いでしょう。

この記事では、IP分散サーバーを選ぶポイントや、利用者の多いIP分散サーバーを比較し、最もコスパが高く安定してWebサイトを運営できるサーバーを紹介します。

記事を読むと、どのIP分散サーバーを利用すれば最もコスパが高く、複数のWebサイトを安定して運営できるかがわかるので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

IP分散サーバーとは

IP分散サーバーの特徴は以下の2点です。

  1. IPアドレスのクラスCを分散させるサーバー
  2. SEO対策に活用できる

それぞれ説明します。

IPアドレスのクラスCを分散させるサーバー

IP分散サーバーは、IPアドレスのクラスCを分散させるサーバーです。

IPアドレスは『000.111.222.333』という構造を持ちます。左からAクラス(000)、Bクラス(111)、Cクラス(222)、Dクラス(333)という名称です。

一般的なレンタルサーバーでは、複数のドメインを登録するとCクラスまでは同じ数値で、IPアドレスのDクラスは『333』『334』と連番で設定されます。

一方で、IP分散サーバーを利用すると、複数のドメインを登録している場合、Cクラスから異なる数値のIPアドレスを割り当てられます。

そのため、Webサイトの作成者が同一でもIPアドレスのCクラスが異なることにより、検索エンジンから『作成者の異なる複数のWebサイト』とみなされます。

SEO対策に活用できる

IP分散サーバーは、被リンクを利用したSEO対策に活用できます。Webサイトへの被リンク数は、SEOの重要な評価項目の1つです。

IP分散サーバーを使用して複数サイトを作成し、メインのサイトにリンクを貼ることで、検索エンジンから「多くのサイトからリンクを獲得している」と判断され、メインサイトのSEO評価が上がる可能性があります。

IP分散サーバーは一般的なレンタルサーバーと比較して、1つのIPあたりのコストが低く契約できるため、被リンクを利用したSEO対策に活用できます。

IP分散サーバーを選ぶ3つのポイント

IP分散サーバーを選ぶポイントは以下の3つです。

それぞれ紹介します。

低価格で契約できること

IP分散サーバーを比較する際に、低価格で契約できるかどうかは重要なポイントです。

IP分散サーバーを利用して運営するサイトは、あくまでメインで運営するサイトにリンクを貼るためのサイトです。

メインのサイトでの収益を確保するため、IP分散サーバーの契約費用はできるだけ抑える必要があります。

通信が安定していること

通信が安定していることも、IP分散サーバーを比較する重要なポイントです。

複数のサイトを作成し、メインで運営しているサイトのリンクを貼ったとしても、サーバーがダウンして通信ができなければ、被リンクの効果を発揮できません。

被リンクによるSEO効果を発揮するために、通信が安定しているIP分散サーバーの利用が必要です。

ディスク容量に余裕があること

IP分散サーバーを比較する上で、ディスク容量に余裕があることは重要なポイントです。

例えば、123サーバーなどのcPanelがサーバーの管理画面のシステムとして使われている場合、気づいたら迷惑メールでディスク容量が圧迫され、サイトが正常に表示できない状態になっていたという事態が発生するリスクがあります。

管理の手間を減らす上でも、ディスク容量に余裕があるサーバーを選んだ方が、時間的なコストを削減することができます。

IP分散サーバー5社の比較表

IP分散サーバー5社を比較表にまとめました。

それぞれ、10個のIPアドレスを契約した場合で比較しています。

IP分散サーバー・国内IP/海外IP・プラン名IQサーバー・国内IP
通常版(10IP)
IQサーバー・海外IP
通常版(10IP)
TICサーバー・国内IP
10IP分散
TICサーバー・海外IP
10IP分散
CIPサーバー・国内IP
10IP
CIPサーバー・海外IP
10IP
123サーバー・国内IP
10サーバー
123サーバー・海外IP
10Class-C
UltraDomain・国内IPUltraDomain・海外IP
月額料金(税込)
シングルドメイン
3,565円1,527円5,346円1,188円2,625円1,575円5,133円4,714円6,050円7,260円
月額料金(税込)
マルチドメイン
5,346円3,564円8,067円12,571円12,100円14,520円
初期費用無料無料無料無料3,000円3,000円無料無料無料無料
ディスク容量450MB/IP500MB/IPシングル:200MB/IP
マルチ:10GB
シングル:200MB/IP
マルチ:10GB
100MB/IP100MB/IPシングル:200MB/IP
マルチ:2GB/IP
シングル:300MB/IP
マルチ:4GB/IP
シングル:300MB/IP
マルチ:1GB/IP
シングル:300MB/IP
マルチ:1GB/IP
転送量無制限無制限無制限無制限無制限無制限シングル:2,000MB/月
マルチ:20GB/月
シングル:4,000MB/月
マルチ:40GB/月
無制限無制限
無料お試し期間10日間10日間なしなしなしなし30日間30日間14日間14日間
サポート・対応時間メール・平日10:00~18:00メール・平日10:00~18:00メール・24時間365日メール・24時間365日メール・24時間365日メール・24時間365日メール・平日10:00~17:30
電話・平日10:00~17:30
メール・平日10:00~17:30
電話・平日10:00~17:30
メール・24時間365日メール・24時間365日
IP分散サーバーの比較表

月額料金が安く、ディスク容量に余裕があり安定感の高いIP分散サーバーは IQサーバーです。

IQサーバーは、比較したIP分散サーバーの中では月額料金は最安ではありませんが、お試し期間がある点と1IPアドレスあたりのディスク容量が大きい点を考慮すると、最も価格とスペックのバランスが良いIP分散サーバーと言えます。

ただし、マルチドメインには対応していないため、マルチドメインを利用する場合には、TICサーバーCIPサーバーなど他のIP分散サーバーの利用を検討するのがおすすめです。

なお、各サーバーの料金プランの詳細については、公式ページをご覧ください。

IP分散サーバー5社のそれぞれの特徴を解説

今回、比較したIP分散サーバーの特徴と、利用するのにおすすめのタイプの方は以下の通りです。

それぞれ紹介します。

コスパの高さと安定感を求めるならIQサーバー

最もコスパが高く、安定してWebサイトを運営できるのは、IQサーバーです。

1IPアドレスあたり、国内IP357円(税込)、海外IP153円(税込)に設定されており、比較したIP分散サーバーの中でも安価に利用できます。

また、1IPあたりのディスク容量が大きく、ある程度の規模のWebサイトでも安定して運営できます。

さらに、シンプルでわかりやすい管理画面を採用しており、複数のサイトを管理するのが容易な点も魅力的です。

価格面やディスク容量が充実しており複数のサイトを運営しやすく、コスパの高さを重視してIP分散サーバーを選択したい方に、IQサーバーはおすすめです。

海外IPサイトを低コストで運営するならTICサーバー

TICサーバーは比較したIP分散サーバーの中で、最も低コストで複数サイトを運営できるサーバーです。

海外IPを利用することで、1IPアドレスあたり119円(税込)ととても低価格で利用できます。

また、海外IPを50IP以上のプランで契約すると最大17%の割引を受けられます。

表示速度を重視するならCIPサーバー

CIPサーバーは、比較したIP分散サーバーの中でも、表示速度が速く手軽にサテライトサイトを作成したい方におすすめのサーバーです。

IP分散サーバーの中でスピードNo.1を謳っており、表示速度を重視する方に適しています。

また、1IPアドレスあたり5ドメインまで利用でき、マルチドメインでWebサイトを運営することが可能です。

設定のしやすさを重視するなら123サーバー

123サーバーは、比較したIP分散サーバーの中でも、サーバーの設定のしやすさや手厚いサポートに特徴があるIP分散サーバーです。

ドメイン一括登録・削除機能やWordPress一括自動インストールなど、複数のドメインに対する設定を一括で行うことができます。

また、IP分散サーバーには珍しく電話サポートがあり、初心者の方でも安心して利用することができます。

ただし、料金が高い点、転送量に制限がある点はデメリットであり、注意する必要があります。

オーダーメイドのサーバーを求めるならUltraDomain

比較したIP分散サーバーの中で唯一、サーバーの仕様をオーダーメイドできるのがUltraDomainです。

IPアドレスを100個以上契約する場合、プランの『IP分散サーバー CUSTOM』を選択すれば、サーバーのデータベース数やディスクの容量をオーダーメイドできます。

また、『IP分散サーバー』プランは1IPから契約でき、小ロットで契約したい方にもおすすめです。

UltraDomainは、サテライトサイトの規模に合わせてプランを選択しやすいIP分散サーバーと言えます。

IP分散サーバーを利用するデメリット

IP分散サーバーを利用するデメリットは?

IP分散サーバーを利用するデメリットは以下の3点です。

  1. 複数サイトを運営するためのコストがかかる
  2. 容量が小さい
  3. 海外IPは通信が遅い場合がある

それぞれ説明します。

複数サイトを運営するためのコストがかかる

複数のサイトを運営するためには、複数のドメインとIP分散サーバーの契約が必要です。

そのため、1つのサイトを運営するよりも金銭的なコストがかかります。

また、複数のサイトを作成・運営するので、時間的なコストが増大することも避けられません。

メインで運営するサイトの更新が安定するまでは、複数のサイト運営を両立させることは難しいでしょう。

容量が小さい

IP分散サーバーは、サーバーの容量をIPアドレスごとに分割するため、1IPアドレスあたりの容量は小さくなります。

そのため、動画や画像を多用した大規模なWebサイトの運営には適していません。

IP分散サーバーを使用する場合、メインで運営するサイトのリンクを貼るために、小規模サイトを複数作るという用途で使用するのが一般的です。

海外IPは通信が遅い場合がある

海外IPは、IP分散サーバー事業者の海外サーバーに割り当てられたIPアドレスです。

海外IPを利用してWebサイトを作り、日本からアクセスすると通信の距離が長くなります。

そのため、海外IPで作成したWebサイトは表示に時間がかかる場合があります。

IP分散サーバーを利用するメリット

IP分散サーバーを利用するメリットは?

IP分散サーバーを利用するメリットは以下の3点です。

それぞれ説明します。

被リンクを獲得することができる

IP分散サーバーを使用すると、複数のWebサイトを異なるIPアドレスで運営することが可能です。

これにより、それぞれのWebサイトが独立して存在し、検索エンジンからそれぞれのWebサイト作成者は異なるとみなされます。

IP分散サーバーに構築した複数のWebサイトから、メインサイトへリンクを貼ることで『被リンクを多数獲得しているサイト』と検索エンジンに判断してもらうことが可能です。

検索エンジンからメインサイトの評価が上がり、検索結果の上位に表示され、メインサイトのアクセス数を増加させられます。

複数サイトを一括管理できる

IP分散サーバーは、複数のWebサイトを一括管理するための効果的な方法です。

通常、複数のWebサイトを管理する場合は、それぞれのサイトを個別のアカウントで管理する必要がありますが、IP分散サーバーでは、1つのアカウントで複数のWebサイトを管理することができます。

これにより、複数のWebサイトの管理作業が容易になります。

Googleのペナルティを受けにくい

SEOを重視するサイトの運営では、Googleのペナルティを回避することが重要です。

複数のWebサイトを同じIPアドレスで運営し、メインサイトへリンクを貼ると、Googleから「オーナーが同じWebサイトからの自作自演のリンクである」と判断され、ペナルティを受ける可能性があります。

一方で、IP分散サーバーを使用すると、異なるIPアドレスでWebサイトを運営することができるため、ペナルティを受けにくくなります。

IP分散サーバーに関するよくあるQ&A

IP分散とは何ですか?

複数の異なるIPアドレスを使用して、Webサイトやオンラインサービスを運営することです。

海外IPと国内IPの違いは何ですか?

海外IPと国内IPの違いは、IPアドレスが割り当てられた地域の位置です。

海外IPは外国に所在し、国内IPは国内に所在しています。

シングルドメインとマルチドメインの違いは何ですか?

シングルドメインは、1つのサーバーに1つのIPアドレス、1つのドメインを割り当てます。

一方、マルチドメインは1つのサーバーに1つのIPアドレス、複数のドメインを割り当てることができます。

IP分散サーバーのIQサーバーは低コストで安定したサイト運営を行いたい方におすすめ(まとめ)

IP分散サーバーを選ぶポイントやIP分散サーバーのメリット、デメリットを紹介しました。

その中でも、IQサーバーは低コストで安定したサイト運営をするのにおすすめのIP分散サーバーです。

一方、マルチドメインには対応していなかったり、サポートがメールのみであることはデメリットと言えます。

より多くのWebサイトをマルチドメインで運営したい方や、より充実したサポートを求める方は、他のIP分散サーバーを検討すると良いでしょう。

※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。

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