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無料レンタルサーバーおすすめ5選!選び方や有料版との違い・注意点を解説

無料レンタルサーバーおすすめ5選!選び方や有料版との違い・注意点を解説

無料レンタルサーバーは、初期費用などを一切支払うことなく、無料で利用できるのが特徴です。

その一方で、有料版のレンタルサーバーと比べると、機能や容量が制限されるなど注意しなければならない点があります。

この記事では、利用者の多い無料レンタルサーバーを比較し、それぞれのおすすめなポイントを解説するとともに、無料レンタルサーバーを選択する方法や注意点を紹介します。

記事を読むと、どの無料レンタルサーバーを選択すれば自身のサイトを安定した環境で運営できるのかがわかるので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

無料レンタルサーバーと有料版の5つの違い

無料レンタルサーバーと有料版の違いは、以下の5つです。

  1. コスト面
  2. 広告表示の有無
  3. ディスク容量
  4. SSLへの対応
  5. サポート体制

それぞれ紹介します。

コスト面

無料レンタルサーバーの最大の特徴は、初期費用やランニングコストをかけずに無料でレンタルサーバーを利用できることです。

コストを抑えられるということは、レンタルサーバーを初めて契約する方やWebサイトを運営する予算に限りがある方にとって魅力的なメリットです。

一方、有料版のレンタルサーバーでは月額料金が発生し、利用するサーバーによっては初期費用も追加で請求される場合があります。

広告表示の有無

無料レンタルサーバーを利用する場合、Webサイト上に広告が表示されることがあります。

なぜなら、サーバーを提供する会社が無料サービスを維持するために広告収入を得る必要があるからです。

一方で、有料版のレンタルサーバーには意図しない広告が表示されることはありません。

Webサイトをよりプロフェッショナルに見せたい場合や、広告の表示を避けたい場合には、有料版の利用を検討するのがおすすめです。

ディスク容量

無料レンタルサーバーはディスク容量が少なく、大規模なWebサイトを運営する場合にはディスク容量が不足する可能性があります。

多くの無料プランでは300MB~2GB程度の容量が提供されますが、画像や動画を挿入すると容量が圧迫されるため、集客を見込んだWebサイトの運営には向きません。

その一方、有料版のレンタルサーバーでは、300GB以上からプランを選択できる場合が多く、ディスク容量に余裕を持ってWebサイトを運営することが可能です。

例えば、レンタルサーバーのシェアNo.1を誇るエックスサーバー(hostadvice.com 調べ)では、一番安いプランでも300GBの容量で利用できます。

Webサイトで大容量のファイルやデータを取り扱う必要がある方は、有料版のレンタルサーバーの利用が適しています。

SSLへの対応

SSL(Secure Socket Layer)は、Webサイトのセキュリティを向上させるための通信暗号化技術です。

無料レンタルサーバーの中には、SSLに対応していないものが多く、URLの表示バーに『保護されていない通信』と表示され、サイトを閲覧しようとしているユーザーに不信感を与える要素になります。

一方、有料版のレンタルサーバーでは、SSL対応が一般的です。

SSLはセキュリティを強固にするだけでなく、SEOにも影響を及ぼす重要な要素であるため、信頼されるWebサイトを目指すのであれば、有料版のレンタルサーバーの利用がおすすめです。

被リンク目的での運営を考えている場合であれば、IP分散サーバーを使用した方が良い可能性があります。

サポート体制

無料レンタルサーバーでは、サポートを提供していない場合があります。

利用料金がかからない分、問題が発生した際に対処法を問い合わせたり、対応を受けることができないため、自分で問題を解決する能力が求められます。

一方、多くの有料版レンタルサーバーではメールや電話、チャットで24時間サポートを受けることが可能です。

有料版レンタルサーバーなら、トラブルや操作方法に疑問が生じた場合に、迅速かつ適切なサポートを受けることができるため、安心してサービスを利用することができます。

無料レンタルサーバーを選ぶ5つのポイント

利用する無料レンタルサーバーを選択する際のポイントは、以下の5つです。

  1. 独自ドメインが使用できるかどうか
  2. WordPressが使用できるかどうか
  3. サイトの規模に対しディスク容量が十分かどうか
  4. サポートが充実しているか
  5. サーバーは安定しているか

それぞれ紹介します。

独自ドメインが使用できるかどうか

無料レンタルサーバーは、自身でドメイン名を決められる独自ドメインが取得できない場合があります。

サーバーが提供するドメインを使用してWebサイトを作成した場合、サーバーの変更時やサービス終了時に、Webサイトが削除されるリスクがあるということです。

そのため、長期間のサイト運営を見込んでいる場合は、独自ドメインが取得できるサーバーがおすすめです。

サイトの信頼性にも関わる要素であるため、独自ドメインが使用できるかどうかの確認は重要です。

WordPressが使用できるかどうか

WordPressは、ブログやWebサイトを構築するためのソフトウェアです。

無料レンタルサーバーを利用してブログやWebサイトを構築する場合、WordPressが使用できるかどうかによって、サイトを作成する難易度が大きく変わります。

また、WordPressのインストールやアップデートの手順が簡単かどうかも重要です。

初心者でも使用しやすい管理画面なのか、設定は簡単に行えるかどうかを評判や口コミなどで確認しておくと良いでしょう。

サイトの規模に対しディスク容量が十分かどうか

運営するブログやWebサイトに対し、無料レンタルサーバーのディスク容量が十分かどうか確認しておくことは重要です。

ディスク容量が足りなければ、画像や動画をアップロードできなかったり、サイトの表示速度が下がるなど、運営に支障をきたします。

また、ディスク容量のアップグレードができるかどうかを把握しておくことも重要なポイントの1つです。

将来的にブログやWebサイトの規模拡大を見込んでいる場合、容量の追加やプランの変更がスムーズに行えるかどうか、利用前に確認することをおすすめします。

サポートが充実しているか

問題やトラブルが発生した際には、信頼できるサポートが必要です。

メールやチャット、電話など複数の連絡手段があり、対応している時間が長ければ、トラブルが発生した際に安心して対処できます。

また、無料レンタルサーバーの口コミや評判からサポートスタッフの対応力を確認するのもおすすめです。

迅速かつ適切な回答や解決策を提供できるかどうかを確認し、信頼できるサポートが受けられるかを判断してみてください。

サーバーは安定しているか

ブログやWebサイトの可用性とパフォーマンスには、サーバーの安定性が欠かせません。

無料レンタルサーバーのホームページの障害情報などから、サーバーの運営状況や障害対応を確認できます。

また、運営会社の信頼性を確かめるためにも、SNSの口コミから過去のサーバー障害や停止時間、復旧までの対応速度などの情報を集めることは重要です。

無料レンタルサーバーを使用する際の2つの注意点

無料レンタルサーバーを使用する際の注意点は以下の2つです。

  1. 商用利用ができない場合がある
  2. 信頼できる運営会社かどうか

それぞれ紹介します。

商用利用ができない場合がある

無料レンタルサーバーの中には、商用利用ができないものがあります。

ブログやWebサイトで広告収入を得ることや、コンテンツを販売することなどを想定している場合、無料レンタルサーバーの利用規約などから、商用利用できるかを確認する必要があります。

もし自分の運営したいWebサイトが無料レンタルサーバーの利用規約に適さなければ、有料のレンタルサーバーを検討すると良いでしょう。

信頼できる運営会社かどうか

無料レンタルサーバーを提供している運営会社が、信頼できるかどうかを見極めることも重要です。

事前に評判や口コミを調べておくことで、運営会社の認知度の高さやサービスの満足度を知ることができます。

口コミが少なければ、ユーザーが少なくサービスの質に問題がある可能性が考えられるため、利用を避けるのが無難です。

また、無料レンタルサーバーの場合は突然サービスを終了するリスクがあるので、無料プランが提供されはじめてどれくらい経過しているのか、長期間利用できそうかどうかを把握しておくことをおすすめします。

無料レンタルサーバーおすすめ5選の比較表

無料でレンタルサーバーを提供しているおすすめの5社について、比較表にまとめました。

それぞれ、WordPressが使用できるプランで比較しています。

無料レンタルサーバー・プラン名シン・クラウド for Free・WordPress機能StarServerFree・フリー PHP+MySQLXREA FreeWordPress.com・無料000webhost・Free Web Hosting
独自ドメイン設定可能数10個1個10個使用不可使用不可
サブドメイン設定可能数50個50個3個1個1個
WordPress簡単インストールなしなしなしありなし
無料SSLありなしありありなし
ディスク容量10GB2GB1GB1GB300MB
商用利用可(アフィリエイトは不可)
広告表示なしスマートフォンのみ表示ありありなし
自動バックアップなしなしありありなし
サポートなしなしメール・平日10:00~17:00
チャット・平日10:00~17:00
なしなし
無料レンタルサーバーの比較表

シン・クラウド for FreeのWordPress機能プランは、比較した無料レンタルサーバーの中ではディスク容量が大きく、複数の独自ドメインを利用できるバランスの良いサーバーです。

商用利用も可能で、使い勝手の良い無料レンタルサーバーと言えます。

ただし、自動バックアップやサポートはないため、より安心してサイト運営をしたい方は、サポート対応を行っているXREA Freeか、有料版のレンタルサーバーの検討をおすすめします。

なお、各サーバーの料金プランの詳細については、公式ページをご覧ください。

無料レンタルサーバー5社のそれぞれの特徴を解説

比較した無料レンタルサーバー5社の特徴と、利用するのにおすすめのタイプの方は以下の通りです。

それぞれ紹介します。

高コスパで安定稼働のシン・クラウド for Free

シン・クラウド for Freeは、安定稼働で定評のあるエックスサーバーの無料版レンタルサーバーです。

エックスサーバーと同様に、高いコストパフォーマンスと安定した稼働を特徴としています。

また、他の無料レンタルサーバーに比べて、ディスク容量が大きく、ある程度の規模のWebサイトでも安定して運営できます。

なるべく費用をかけずに、安定してWebサイトを運営したい方におすすめの無料レンタルサーバーです。

用途に合わせてプランが選べるStarServerFree

StarServerFreeは、ブログやWebサイトの表示速度に定評のあるStarServerの無料版レンタルサーバーです。

HTMLなどのテキストでのみ構成されたサイトを運営する場合や、データベースやWordPressを使用するサイトを運営する場合など、使用用途に合わせてプランを選択できるという特徴があります。

ただし、いずれのプランでも設定できる独自ドメインは1個なので、異なるドメインで複数サイトを運営したい場合は、有料版や他のレンタルサーバーを検討する必要があります。

サポートとセキュリティが充実しているXREA Free

XREA Freeは、充実したサポート体制とセキュリティ対策が特徴です。

XREA Freeのサポート体制には、メールとチャットの2つの問い合わせ方法が用意されています。

また、SSLを無料で利用することが可能なので、サイトのセキュリティ対策を講じることができます。

トラブルを自分で解決するのが不安な方や、サイトのセキュリティを重視する方におすすめの無料レンタルサーバーです。

WordPressをすぐに利用できるWordPress.com

WordPress.comは、WordPress公式の無料で利用できるレンタルサーバーです。

ワンクリックでWordPressを簡単にインストールできるため、手間をかけずにWordPressのセットアップが可能です。

また、無料テーマが多数用意されており、自分好みのサイトを立ち上げることができます。

基本的なプラグインしか使用できませんが、初期設定に時間と労力をかけたくない方におすすめです。

海外IPを利用できる000webhost

000webhostは、海外の企業が運営する無料で利用できるレンタルサーバーです。

海外IPを、広告表示なしで利用することができるという特徴があります。

ただし、サービスの申込画面や管理画面は全て英語表示なので、翻訳機能を使用しながら操作するのが面倒ではない方や、海外IPを利用したい方にはおすすめの無料レンタルサーバーです。

無料レンタルサーバーに関するよくあるQ&A

無料レンタルサーバーの容量はどのくらいある?

無料レンタルサーバーの容量は、300MB~2GB程度です。

無料レンタルサーバーのメリットは何ですか?

無料でレンタルサーバーの機能を利用し、オリジナルのブログやWebサイトを公開できることです。

無料レンタルサーバーのデメリットは何ですか?

有料版に比べ、ディスク容量の少なさや独自ドメインの取得の可否、サポートの有無が挙げられます。

無料レンタルサーバーは無料でWebサイトを運営したい方や、試験的にWebサイトを運営したい方におすすめ(まとめ)

無料レンタルサーバーを選ぶ際のポイントや注意点、有料版との違いを紹介しました。

有料版のレンタルサーバーと比較して、無料レンタルサーバーは機能や容量が制限され、Webサイトやブログを長期間運営したり、規模を大きくすることには適していません。

しかし、できるだけ費用をかけずにサイトを運営したい方や、試験的に運営したい方にはおすすめです。

一方で、セキュリティ面を重視する方や、大規模なサイトを運営する方、より高スペックなサーバーを求める方は、エックスサーバーなどユーザーから高い評価を得ている、有料のレンタルサーバーの利用を検討してみてください。

※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。

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