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123サーバーの評判は微妙?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

123サーバーの評判は微妙?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

123サーバーは、日本で最初にIP分散サーバーのサービスを展開したレンタルサーバーで豊富な実績があり、海外IPも選べるため複数のサイトを運営したい方におすすめです。

一方で、123サーバーには様々な評判があり「実際にSEO対策に効果があるの?」と気になるのは自然なことです。

本記事では、123サーバー利用者のリアルな評判・口コミ、特徴やメリット・デメリットなどをお伝えします。

読むだけで、123サーバーが自身に適したサーバーか分かるように情報をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

123サーバーの特徴は1IPあたりのディスク容量が多く海外IPにも対応するIP分散サーバー

123サーバーの特徴は、以下の2つです。

  1. IP分散サーバーの中では1IPあたりのディスク容量が多い
  2. 国内IPだけでなく海外IPにも対応

上記について詳しく解説します。

IP分散サーバーの中では1IPあたりのディスク容量が多い

123サーバーは、IP分散サーバーの中では1IPあたりのディスク容量が最も多いレンタルサーバーです。

以下は、123サーバーと他社IP分散サーバーのディスク容量の比較表です。

IP分散サーバー・プラン名ディスク容量
123サーバー・国内IP分散サーバー『マルチドメインプラン』1IPアドレス・2GB
123サーバー・海外IP分散サーバー『マルチドメインプラン』1IPアドレス・4GB
IQサーバー・国内IPセットプラン通常版IPセット・約4.5GB
(1契約あたり10IPがセット)
TICサーバー・マルチドメイン(国内IP)10IP分散10IP分散・10GB
123サーバーと他社IP分散サーバーのディスク容量比較

123サーバーのディスク容量は、国内IP分散サーバー『マルチドメインプラン』で1IPアドレスあたり2GB、海外IP分散サーバー『マルチドメインプラン』で4GBです。

IQサーバーのディスク容量は10IPがセットで約4.5GB、TICサーバーも10IPで10GBのため、1IPあたりでは123サーバーのディスク容量が多いことが分かります。

国内IPだけでなく海外IPにも対応

123サーバーは、国内IPだけでなく海外IPにも対応しています。

さらに、123サーバーには『シングルドメインプラン』のほか、複数ドメインを運用できる『マルチドメインプラン』もあります。

海外IPに対応するレンタルサーバーが少ない中で、海外IPも提供していることは123サーバーの特徴の1つです。

123サーバー利用者のリアルな評判や口コミを紹介

123サーバー利用者の評判を2つの視点からまとめました。

  1. 悪い評判
  2. 良い評判

123サーバーのリアルな評判を紹介するので、判断材料にしてみてください。

123サーバーの悪い評判

123サーバーの悪い評判をまとめると…
  • IP分散で費用対効果が低い
  • 対応は素晴らしいが遅い
  • コントロールパネルが重い
  • 問い合わせに対し返事が遅い
  • エラーが多い

123サーバーの悪い評判では、対応の遅さを気にする声やサーバーが落ちるとの声がありました。

また、コントロールパネルが使用しにくいことや、アクセス超過でサーバーが落ちることに対する不満の声もあります。

素早いサポートを求める方は、対応の良さに定評がある『IQサーバー』がおすすめです。

IP分散サーバー以外の選択肢として、ロリポップなどの安いレンタルサーバーを利用されている方もいます。

123サーバーの良い評判

123サーバーの良い評判をまとめると…
  • IPアドレスをクラスC以上で分散できる
  • 123サーバーはメジャーで情報も多い
  • トラブルなく動いている
  • IP分散の設定が簡単にできる
  • IPアドレスが連番でなくランダムに分散している

良い評判では、大きなトラブルは起こらず設定が簡単という声が見られました。

また、IPアドレスの分散やマルチドメインプランに対する評価もうかがえます。

IPアドレスを多く利用して、ランダムに分散をしたい方に123サーバーは適している可能性が高いと言えます。

123サーバーのデメリット

123サーバーのデメリットは以下の4つです。

  1. 他のIP分散サーバーと比較して月額が高い
  2. データアップロードで遅延が発生する可能性がある
  3. 不具合が生じたときの対応スピードが遅い
  4. シングルドメインプランからマルチドメインプランに変更ができない

それぞれ詳しく解説します。

他のIP分散サーバーと比較して月額が高い

『123サーバー』と『IQサーバー』『TICサーバー』の1IPあたりの単価は下記のとおりです。

レンタルサーバー・
プラン名
123サーバー・
『マルチドメインプラン』
IQサーバー・
セットプラン通常版
TICサーバー・
マルチドメイン10IP分散
国内IP(税込)1IP単価・639円~1IP単価・357円10IP・5,346円
(1IPあたり・534.6円)
海外IP(税込)1IP単価・817円~1IP単価・153円10IP・3,564円
(1IPあたり・356.4円)
123サーバーとIQサーバー、TICサーバーの1IP単価比較表

1IP単価の高い順に『123サーバー』『TICサーバー』『IQサーバー』となり、『123サーバー』が最も高いことが分かります。

IP分散サーバーでは、被リンクのために複数IPを利用することが考えられるため、月額料金が高いことはデメリットです。

データアップロードで遅延が発生する可能性がある

123サーバーの海外IPは国内IPに比べデータアップロードで遅延が発生しやすい一面があります。

海外のサーバーと連携しているため、サーバーに不具合が発生したときも一般的に対応は遅れがちです。

IPアドレス分散のメリットを受けて、SEO的に上位表示し多くのアクセスを集めた結果により、遅延が発生する可能性もあると考えられます。

不具合が生じたときの対応スピードが遅い

利用者の評判で、対応の遅れを指摘する声もあった通り、123サーバーは国内大手のレンタルサーバーと比較すると不具合に対する対応が遅いデメリットがあります。

他のIP分散サーバーでも対応の遅さは課題として挙げられますが、連絡手段に問い合わせフォームしかないことが1つの原因です。

一方で123サーバーには、平日10:00~17:30までフリーダイヤルの電話サポートがあります。

専門スタッフが対応しているので、急ぎの方は電話サポートを利用すると、早くトラブルを解決できる可能性が高いでしょう。

シングルドメインプランからマルチドメインプランに変更ができない

123サーバーではプラン間の変更ができません。

例えば『シングルドメインプラン』を使用していてサーバーが足りなくなったときは、サーバーに登録できるドメイン数に制限のない『マルチドメインプラン』に契約プランの変更が必要です。

『シングルドメインプラン』から『マルチドメインプラン』へ変更する場合は、『マルチドメインプラン』を新規で申込み『シングルドメインプラン』を解約する必要があります。

その際には、データの移動などは自動で行われないため、データをバックアップしておかなければならない点には注意が必要です。

ただし、プランアップした場合でも請求は次々回の月からで、約1ヶ月間はプランアップする前の料金でお得に使用することができます。

123サーバーのメリット

123サーバーのメリットは以下の4つです。

  1. クラスC以上で100%分散可能
  2. 24時間有人監視
  3. キャンペーン中は無料お試し期間も
  4. IP分散サーバーの実績が豊富

それぞれ詳しく解説します。

クラスC以上で100%分散可能

IPアドレスはネット上の重要なもので『101.102.103.104』といったように0〜255までの数字で『.』で区切られています。

上記の例で『101』の部分がクラスA、『102』の部分をクラスB、『103』の部分をクラスC、『104』の部分をクラスDといい、クラスD以外の部分が異なった数字になっていることを、クラスC以上で分散されていると言います。

通常のレンタルサーバーはクラスC以上では分散されておらず、被リンクはクラスC以上で分散されていた方が評価が高くなる傾向があります。

123サーバーは自然な分散にするため、ランダムに分散したIPアドレスとネームサーバーを提供します。

さらに123サーバーでは完全に分散するように、インターネット上でドメインとWebサーバーなどを結びつけて、サーバーと通信してドメイン名からIPアドレスを調べることができます。

24時間有人監視

123サーバーは、24時間有人監視をしているため、サーバー攻撃などに対し万一の場合でも迅速に対応することが可能です。

24時間有人監視することで、全サーバーの稼働率は99.9%以上を維持しているため安心して使用ができます。

キャンペーン中は無料お試し期間も

123サーバーでは、キャンペーンや無料お試し期間を実施しています。

『国内IPアドレス分散プラン』は30日間、『海外IPアドレス分散プラン』は21日間無料で試すことが可能で、自身に適したサーバーか判断するのに十分な時間があります。

さらに、初期費用が0円になるキャンペーンが行われている場合もあるため、タイミングによっては気軽にIP分散サーバーを体験することが可能です。

IP分散サーバーの実績が豊富

123サーバーは、2007年に123サーバー株式会社が、日本初の『IP分散サーバー』としてサービスを開始しました。

主なIP分散サーバーの運用歴は以下の通りです。

IP分散サーバー運用開始
123サーバー2008年~
IQサーバー2014年~DNSサーバー分散オプションの提供開始
TICサーバー2013年~運営会社がサーバ事業を買収
主なIP分散サーバーの運用歴

2008年にIPアドレス分散の『123サーバー』がスタートし、日本で最も実績豊富なIPアドレス分散サーバーであることが分かります。

123サーバーの料金プラン一覧表

123サーバーの料金は、以下の通りです。

プラン名IP単価(税込)月額利用料(税込)ディスク容量転送量
国内IP分散サーバー
『シングルドメインプラン』
プラン5サーバー契約・
~524円
プラン5サーバー契約・
2,619円~
1サーバーあたり・
200MB
1サーバーあたり・
2GB/月
国内IP分散サーバー
『マルチドメインプラン』
プラン5IP契約・
~817円
プラン5IP契約・
4,086円~
1IPアドレスあたり・
2GB
1IPアドレスあたり・
20GB/月
海外IP分散サーバー
シングルドメインプラン』
プラン5サーバー契約・
~482円
プラン5サーバー契約・
2,410円~
1サーバーあたり・
300MB
1サーバーあたり・
4,000MB/月
海外IP分散サーバー
『マルチドメインプラン』
プラン5IP契約・
~1,310円
プラン5IP契約・
6,548円~
1IPあたり・
4GB
1IPあたり・
40GB/月
アンリミテッドサーバーIP分散なし月払い:1,078円

年払い:10,780円
無制限無制限
123サーバーのプラン一覧

123サーバーでは、海外IPにも対応するか、複数のドメインを運用するかなどによって自身に適したプランを選ぶ必要があります。

また、123アンリミテッドサーバーはディスク容量や転送量、ドメインの登録も無制限のレンタルサーバーですが、IP分散サーバーではない点に注意が必要です。

費用を抑えるなら海外IP分散サーバー『シングルドメインプラン』

海外IP分散サーバー『シングルドメインプラン』は、費用を抑えたい方におすすめです。

『5サーバー(5Class-C)』のプランならIP単価は482円(税込)、月額利用料は2,410円(税込)で利用することができます。

契約するIPの数が多くなるほどIP単価は安くなり、月額利用料は高くなります。

複数ドメイン運用する方は国内IP分散サーバー『マルチドメインプラン』

複数ドメインを運用する方には、国内IP分散サーバー『マルチドメインプラン』が適しています。

国内数ヶ所のデータセンターに設置されたサーバーに、最大で300IPまでクラスC分散が可能です。

海外IP分散サーバー『シングルドメインプラン』と国内IP分散サーバー『マルチドメインプラン』はともに、サイトへの不正な攻撃を防ぐ『WAF』が標準装備されているため、安心なプランです。

123サーバーと他社レンタルサーバーの料金比較一覧表

123サーバーと他社の料金を比較します。

以下は、123サーバーの国内IP分散サーバーと海外IP分散サーバーの『マルチドメインプラン』と『IQサーバー』『TICサーバー』の比較表です。

レンタルサーバー・
プラン名
IP単価(税込)月額利用料(税込)初期費用(税込)ディスク容量転送量
123サーバー・
国内IP分散サーバー
『マルチドメインプラン』
プラン5IP契約・
~817円
プラン5IP契約・
4,086円~
プラン5IP契約・
4,086円~
1IPアドレスあたり・
2GB
1IPアドレスあたり・
20GB/月
123サーバー・
海外IP分散サーバー
『マルチドメインプラン』
プラン5IP契約・
~1,310円
プラン5IP契約・
6,548円~
プラン5IP契約・
6,548円~
1IPあたり・
4GB
1IPあたり・
40GB/月
IQサーバー・
国内IPセットプラン通常版
1IP単価・357円

1IPセット・3,565円
※1契約あたり10IPがセット
1ヶ月・3,565円
3ヶ月・9,720円
6ヶ月・19,440円
12ヶ月・36,978円
無料 IPセット・
約4.5GB
制限なし
(大規模な転送量は一時停止の場合あり)
IQサーバー・
海外IPセットプラン通常版
153円~
※1契約あたり10IPが月額利用料とセット
1ヶ月・1,527円

3ヶ月・4,170円

6ヶ月・8,340円

12ヶ月・15,840円
無料IPセット・
約5GB
制限なし
(大規模な転送量は一時停止の場合あり)
TICサーバー・
マルチドメイン
(国内IP)10IP分散
月額4,752円/10IP、1IPあたり475円1ヶ月・5,346円

12ヶ月・64,152円
無料10GB実質無制限
TICサーバー・
マルチドメイン10IP分散
月額1,188円/10IP、1IPあたり118円1ヶ月・3,564円

12ヶ月・42,768円
無料10GB実質無制限
123サーバー国内・海外IP分散サーバー『マルチドメインプラン』とIP分散サーバー『IQサーバー』『TICサーバー』の料金比較

プラン内容は、セットプランのものや容量や転送量にも違いがあるため、一概には言えないものの『IQサーバー』が最も低料金で、『TICサーバー』『123サーバー』の順に料金が高くなることが分かります。

比較的低料金で性能とのバランスを重視するならIQサーバー、できるだけ費用を抑えてサテライトサイトを運用したい方にはTICサーバーがおすすめです。

それぞれのサーバーの料金プランの詳細は、公式ホームページでご確認ください。

123サーバーがおすすめな方

メリットやデメリット、料金などを踏まえて、123サーバーがおすすめな方は以下の通りです。

  1. 複数ドメインでサイトを作成、運営していく方
  2. レンタルサーバーの契約経験がある方
  3. 容量が原因のサーバー落ちを避けたい方

それぞれ詳しく説明します。

複数ドメインでサイトを作成、運営していく方

123サーバーにはマルチドメインプランがあり、複数のドメインを作成し運営する方におすすめです。

マルチドメインプランでは、国内IPは300IPまで、海外IPは1,000IPまでクラスC分散ができます。

また、ドメインをワンクリックで複数のサーバーに一括で登録し、手軽に複数サイトを開設することが可能です。

レンタルサーバーの契約経験がある方

123サーバーは、レンタルサーバーの契約経験がある方におすすめです。

理由は、サイト運営の経験がなければ、分散サーバーの優れた基本スペックを使いこなせず手に余る可能性が高いからです。

123サーバーは特殊なサーバーのため、一定の知識を持っていればSEO対策も効果的に行うことができます。

容量が原因のサーバー落ちを避けたい方

123サーバーは、容量不足が原因でサーバーが落ちることを避けたい方におすすめです。

サーバーが落ちれば、その間はアクセスがなくなってしまいます。

123サーバーの稼働率は99.9%以上で、常時安定した稼働により容量不足が原因のサーバー落ちを避けられます。

また、サーバ-が常時稼働していれば、アクセス超過でのサーバー落ちを避けられる可能性も高くなるでしょう。

123サーバーに関するよくあるQ&A

123サーバーとは?

123サーバーは日本初のIP分散サーバーで、国内IPだけでなく海外IPにも対応したIP分散サーバーです。

IP分散サーバーの中でも、1IPあたりのディスク容量が多い点が特徴の1つと言えます。

IP分散サーバーのメリットは?

複数サイトを運営する場合、被リンクを設置した際にSEO面での評価が比較的高い点がメリットです。

また、1つのサーバー契約で複数のIPアドレスを持てるため、管理がしやすいこともメリットと言えます。

IP分散サーバーのデメリットは?

IP分散サーバーでは、複数のIPアドレスを保有することになるため、費用負担が大きくなります。

IP分散を使って被リンクを増やしても、ドメインの信頼性が低かったり、コンテンツ自体の中身が良くなければ、SEO面での高い評価が得られない点には注意が必要です。

123サーバーはコスパよりもディスク容量を重視してIP分散をしたサイトを複数運営したい方におすすめ(まとめ)

本記事では、123サーバーの評判とともに、特徴やメリット・デメリットについて解説しました。

123サーバーは、日本初のIP分散サーバーで国内IPだけでなく海外IPにも対応しています。

デメリットは、他のIP分散サーバーと比較して料金が高いことや、海外IPでは国内IPに比べデータアップロードで遅延が発生する可能性があることです。

一方メリットは、クラスC以上で100%分散を可能にしたり、24時間有人監視で徹底したサーバー管理を行ったり、キャンペーン中は無料お試し期間も利用できることです。

IP分散サーバーの中でも、料金と性能のバランス重視ならIQサーバーが適しており、コスパよりディスク容量を重視しIP分散をしたサイトを複数運営したい方には123サーバーが適しています。

他社の価格や性能とも十分に比較検討した上で、自身に適したIP分散サーバーを選んでみてください。

※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。

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