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メール専用レンタルサーバーおすすめ10選を比較!個人・法人向けの選び方を徹底解説

メール専用レンタルサーバーおすすめ10選を比較!個人・法人向けの選び方を徹底解説

個人でメールマガジンを運営したり、企業でメールを管理する場合、メール専用レンタルサーバーが必要です。

その一方で、どのメール専用レンタルサーバーを選べばいいのかわからないという方は多いでしょう。

この記事では、メール専用レンタルサーバーを選ぶポイントと、利用者の多いメール専用レンタルサーバーを比較し、個人向けと企業向けのそれぞれに適したサーバーを紹介します。

記事を読むと、ご自身の目的に合ったメール専用レンタルサーバーがわかるので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

メール専用レンタルサーバーを選ぶ6つのポイント

メール専用レンタルサーバーを選ぶポイントは以下の6つです。

それぞれ紹介します。

料金が予算に合っているかどうか

メール専用レンタルサーバーを選ぶ際に重要な要素として、サーバーの利用料金があげられます。

予算内でメールサーバーを運用できるかどうかを、事前に確認することが重要です。

各レンタルサーバー提供会社が用意しているプランの中から、必要な機能や容量、追加オプションなど自社のニーズと利用料金を比較することで、適切なプランを選べるでしょう。

また、ディスク容量の拡張などは追加費用が発生する場合があります。

メールサーバーの運用予定期間や利用者の数などを見積もり、追加費用が発生しても予算内で運用できることを確認しておくことが大切です。

容量が十分かどうか

メール専用レンタルサーバーを検討する際には、容量が十分であるかを考慮する必要があります。

ビジネスメールで受信できる1通あたりのデータ量は、添付ファイルを合わせて3MBに設定されているケースが多くなっています。

個人や自社で利用しているメールの数と、目安のデータ量を考慮して、メールサーバーに必要なデータ量を想定しておくことが重要です。

また、メールデータの増加に備えて、ディスク容量の追加のオプションが提供されているかも確認しなければなりません。

ディスク容量を柔軟に変更できるかを確認しておくことで、ビジネス状況の変化にも適切に対処できます。

アカウント数が十分かどうか

複数人でメールサーバーを利用する場合、メールのアカウント数が十分に足りるかどうかを確認する必要があります。

特に企業によっては、従業員1人に対して複数のメールアカウント作成が必要な場合があります。

また、従業員が増えた場合に備えて、追加できるアカウントの数についても考慮が必要です。

必要なアカウント数を算出し、メール専用レンタルサーバーのプランと照らし合わせて選択する必要があります。

ビジネスに役立つ機能があるか

メール専用レンタルサーバーを検討する際には、ビジネスに役立つ機能の有無を把握することも重要です。

メーリングリスト機能やメール自動転送機能、自動バックアップ機能などが備わっているかの確認が必要です。

プランによっては、上記のような機能をオプションで利用できる場合があります。

オプションの場合、追加料金がいくらになるのかも確認が必要です。

サーバーが安定稼働しているかどうか

メールの送受信の安定性はビジネスにとって重要です。そのため、サーバーが安定稼働しているかどうかを確認する必要があります。

メール専用レンタルサーバーのホームページを確認し、99.9%以上のサーバー稼働率を謳っているかどうかを確認します。

また、万が一障害が発生した場合、どのように対応するのかを確認しておくことも重要です。

24時間体制でサーバー監視を実施しているところであれば、安心して利用できるでしょう。

セキュリティやサポート面が充実しているかどうか

最後に、メール専用レンタルサーバーのセキュリティ対策やサポート体制も重要な要素です。

セキュリティ対策としては、データ通信の暗号化やウィルスチェック、迷惑メールフィルタリングの機能が備わっているかどうかを確認します。

また、サポート体制ではメールやチャット、電話など複数のサポート体制が整っていると、より安心してメールサーバーを運用できるでしょう。

メール専用レンタルサーバーおすすめ10選の比較表

メール機能付きレンタルサーバーを含む、おすすめのメール専用レンタルサーバーを、個人と法人向けのそれぞれ5社ずつを比較表にまとめました。

それぞれ最も低価格のプランを取り上げています。

メール専用レンタルサーバー・プラン名さくらのレンタルサーバ・さくらのメールボックスロリポップ・エコノミーお名前.com・お名前メールエコノミープランムームードメイン・ムームーメールInterServer・標準Webホスティングカゴヤ・ジャパン・メール共用タイプWebARENA・200IDDESKWING・type-1 ConoHa VPS・メールサーバー大塚商会・アルファメール2コンパクト
個人向け/法人向け個人向け個人向け個人向け個人向け個人向け法人向け法人向け法人向け法人向け法人向け
初期費用無料無料無料無料無料無料5,500円10,000円無料5,500円
契約期間・料金(税込)12ヶ月・1,048円

24ヶ月・2,071円

36ヶ月・3,070円
1ヶ月・198円
3ヶ月・
594円
6ヶ月
・1,188円
12ヶ月
・2,376円
24ヶ月・4,752円
36ヶ月・3,564円
1ヶ月・220円

12ヶ月・1,040円
12ヶ月・1,980円1ヶ月・2.5ドル1ヶ月・
550円
12ヶ月・5,280円
1ヶ月・8,360円

12ヶ月・91,960円
1ヶ月・10,000円1ヶ月・605円
1時間・0.9円※
※利用期間が1ヶ月に満たない場合
1ヶ月・1,694円
無料お試し期間2週間10日間なしなし30日間返金保証初月無料なしなしなしなし
ディスク容量20GB100GB2GB30GB無制限20GB60GB3GB10GB40GB
ドメイン数20個50個10個50個5個1個20個1個無制限1個
メールアドレス数無制限10個※
※独自ドメインごとに10個
無制限無制限無制限無制限200個無制限無制限10個
サーバー稼働率99.99%99.99%99.99%99.99%99.9%99.999%99.997%非公表99.99%99.994%
メール自動転送機能ありありありありなしありありありありあり
メール自動返信機能なしありありありなしありありありなしあり
メーリングリスト機能10個1個1個なしなしあり(有料)100個50個なしなし
セキュリティ対策ウィルスチェック

メール送受信の暗号化
スパムメールブロック
ウィルスチェック

メール送受信の暗号化
スパムメールブロック
ウィルスチェック

メール送受信の暗号化
スパムメールブロック
ウィルスチェック

メール送受信の暗号化
スパムメールブロック
ウィルスチェック
スパムメールブロック

迷惑メールフィルタリング
迷惑メールフィルタリング

ウィルスチェック

メール送受信の暗号化
迷惑メールフィルタリング

ウィルスチェック

ホワイトリスト/ブラックリスト

接続元IPアドレス制限

添付ファイル自動暗号化

メール送受信の暗号化
迷惑メールフィルタリング

ウィルスチェック
メール送受信の暗号化
迷惑メールフィルタリング

ウィルスチェック
迷惑メールフィルタリング

ウィルスチェック
サポート・対応時間メール・24時間365日
コールバック予約・平日10:00~18:00
メール・24時間365日
チャット・平日9:30〜13:00、14:00〜17:30
メール・24時間365日
電話・24時間365日
メール・24時間365日
チャット・平日9:30〜13:00、14:00〜17:30
メール・24時間
365日
電話・24時間
365日
チャット・24時間365日
電話・平日10:00~17:00

メール・24時間365日
メール・平日9:30~17:30

チャット・平日9:30~17:00
電話・平日10:00~18:00

メール・24時間365日
電話・平日10:00~18:00

メール・24時間365日

チャット・平日10:00~18:00
電話・平日9:00~17:30

メール・24時間
365日
メール専用レンタルサーバーの比較表

個人向けメール専用レンタルサーバーは、無料お試し期間があるものが多く、個人で初めてメールマガジンなどのビジネスを始める際におすすめです。

InterServerについては、海外企業が運営するサービスであり、ドルでの支払いとなるので注意が必要です。

企業向けメール専用レンタルサーバーは、企業規模に合わせてプランを設定できるものが多く、中小企業から大企業まで対応できます。

なお、各サーバーの料金プランの詳細については、公式ページをご覧ください。

個人向けメール専用レンタルサーバー5社のそれぞれの特徴を解説

個人向けメール専用レンタルサーバー5社の特徴は以下の通りです。

それぞれ紹介します。

高い安定性と機能性を兼ね備えたさくらのレンタルサーバ

さくらのレンタルサーバのメール専用プラン『さくらのメールボックス』は、安定性と機能性に定評のあるサービスです。

サーバーの電源が多重化されていたり、メールのデータを複数のストレージに保存しているため、1つの電源やサーバーに問題が起こっても、継続して利用できます。

また、ウィルスチェックや迷惑メールフィルタリングなどの機能が標準装備されており、機能的にも充実しています。

2週間の無料お試し期間も設けられており、初めてメールサーバーを契約する場合でも、安心してメール運用が行えるでしょう。

大容量を格安で利用できるロリポップ

ロリポップは、大容量を格安で利用できるレンタルサーバーです。

独自ドメインを利用した、専用メールアドレスの運用に特化しているエコノミープランは、ディスク容量が100GBあり、比較した個人向けメール専用レンタルサーバーの中では最大です。

また、36ヶ月の長期契約をすることで、1ヶ月あたりの利用料金が、99円(税込)となり、格安に利用することができます。

長期でメールアドレスを運用する計画で、できるだけコストを抑えたい方におすすめです。

ドメインの取得もできるお名前.com

お名前.comは独自ドメインの取得で広く知られていますが、メール専用レンタルサーバープラン『お名前メール』も提供しています。

独自ドメインを取得した後、そのままメール専用レンタルサーバーを契約する手続きが行えるので、すぐにサーバーを利用することができます。

また、24時間365日無料の電話サポートが用意されているので、トラブルが起こっても直接サポートを受けられて安心です。

手続きをできるだけ簡単にしたい方や、手厚いサポートを求める方におすすめのレンタルサーバーです。

高コスパが魅力のムームードメイン

ムームードメインは、高コスパが魅力的なメール専用プラン『ムームーメール』を提供しています。

月額約160円で30GBのディスク容量を利用でき、無制限にメールアカウントを作成できるので、充実度の高いサービスと言えるでしょう。

また、専用のWebメールを提供しているため、Outlookなどのメールソフトを自分で用意せずに、パソコンやスマホからメールサービスを利用できます。

高コスパと快適な操作環境を求める方に魅力的なレンタルサーバーです。

大容量と優れたセキュリティが魅力のInterServer

InterServerはアメリカの企業が運営する、大容量かつセキュリティに優れたレンタルサーバーです。

月額2.5ドルでディスクを無制限に利用でき、メールアカウントを無制限に作成できます。

また、無料お試し期間はありませんが、30日間の返金保証があるため、初めて契約する場合でも安心して利用できます。

ただし、利用料金はドルで支払う必要があり、為替の影響を受けることには注意が必要です。

法人向けメール専用レンタルサーバー5社のそれぞれの特徴を解説

法人向けメール専用レンタルサーバー5社の特徴は以下の通りです。

それぞれ紹介します。

セキュリティが充実しているカゴヤ・ジャパン

カゴヤ・ジャパンは、セキュリティが充実したメール専用レンタルサーバープランを提供しています。

最も価格が低いプランでも、通信データの暗号化やウィルスチェック、迷惑メールフィルタリングを標準装備しています。

また、万一障害が起こった際には、24時間体制の専任エンジニアが即座に対応するとしています。

さらに、カゴヤ・ジャパンは他社サーバーから乗り換える場合、11,000円(税込)で移行作業を代行しており、他の業務が忙しかったり、移行作業に不安を感じる方でも安心して任せられるのもポイントです。

企業規模に合わせてプランを選べるWebARENA

WebARENAのメール専用レンタルサーバープランは、企業規模に合わせて柔軟にプランを選ぶことができます。

メールアカウントを200個から契約することが可能で、最大1,000個まで100個ずつ細かくプランが分かれています。

そのため、現状ではメールアカウントは200個で十分だけれど、今後の運用数が増えていく見込みのある企業では、運用コストを削減しながら、徐々にメールアカウントを増やすことが可能です。

メールアカウントの増減に、低コストで対応したい方におすすめのレンタルサーバーです。

シンプルかつ充実した機能を持つDESKWING

DESKWINGは、シンプルなプラン設定と充実した機能が魅力的なメール専用レンタルサーバーです。

プランは、type-1とtype-2の2つのみで、非常にわかりやすい仕様となっています。

また、暗号化データ通信やメール自動返送等の機能が標準で搭載されています。

ただし、ウィルスチェックや迷惑メールフィルタリングなど、セキュリティに関する一部の機能については追加料金が必要になるので注意が必要です。

プランのわかりやすさや、サービスの使いやすさを重視する方におすすめのレンタルサーバーです。

構築が容易ですぐに利用できるConoHa VPS

Conoha VPSが提供しているメールサーバーは、手間をかけずにメールサーバーを構築できることが魅力です。

契約後、コントロールパネルから数クリックだけで、メールサーバーを構築することができます。

そのため、メールサーバーの構築に不慣れであっても、手間をかけずにメールサーバーの構築が可能です。

また、サーバーを止めることなくディスクを拡張することができるため、最低限のディスク容量から利用を開始し、状況に合わせてディスク容量を増やすことができます。

ただし、ディスク容量は5GBごと月額363円(税込)の追加費用が必要です。

自社に適したオプションを組み合わせられる大塚商会

大塚商会のメール専用レンタルサーバーのプランでは、自社に適したオプションを組み合わせることが可能です。

標準装備の迷惑メールフィルタリングやウィルスチェックに加え、セキュリティ強化に効果的なSSLサーバー証明書などをオプションで追加できます。

また、基本プランの機能を限定し、月額基本料金を低価格に設定しているため、運用コストを抑えることができます。

自社に必要な機能のみを選択し、運用コストを抑えたい方におすすめです。

メール専用レンタルサーバーを利用する2つのデメリット

メール専用レンタルサーバーを利用するデメリットは、以下の2つです。

それぞれ紹介します。

サーバーの運用に費用がかかる

メール専用レンタルサーバーを運用するには、一定の費用がかかります。

レンタルサーバーの料金体系には様々なプランがあり、料金は通信容量や機能の充実度に応じて異なります。

また、一部のレンタルサーバーサービスでは、メールの容量やアカウント数に応じて追加料金が発生することもあります。

サーバーの運用にかかる費用には、サーバーレンタル料やドメイン料金、メンテナンス費用、セキュリティ対策のための追加費用などが含まれます。

これらの費用を事前に把握し、予算に合わせた選択をすることが重要です。

メールの送受信以外の用途で使用できない

メール専用レンタルサーバーは、その名の通りメールの送受信に特化しています。

そのため、Webサイトを運営したり、アプリケーションを実行するなど、メール以外の用途で利用することはできません。

もし、Webサイトの運営やオンラインアプリケーションの開発など、メール以外の用途も考えている場合は、メール専用レンタルサーバーではなく、より多機能でWebサイトの運営に特化したレンタルサーバーサービスを検討する必要があります。

メール専用レンタルサーバーを利用する2つのメリット

メール専用レンタルサーバーを利用するメリットは、以下の2つです。

それぞれ紹介します。

大量のメールを保存できる

メール専用レンタルサーバーを利用する最大のメリットは、大量のメールを保存できることです。

一般的な無料メールサービスでは、容量の制約や保存期間の制限がありますが、メール専用レンタルサーバーを利用することで、より多くのメールを長期間保存できます。

また、ディスクが大容量のレンタルサーバーやプランを利用することで、多くのメールを受信し保存することができます。

重要なメールや重要な添付ファイルを長期間保存する必要がある場合、メール専用レンタルサーバーは非常に便利です。

さらに、ビジネスの拡大や従業員の増員などで必要な場合に容量を追加することもできるため、将来的なニーズにも対応できます。

メールの送り主がわかりやすくなり、信頼度が上がる

もう1つのメリットは、メールの送り主がわかりやすくなり、信頼度が上がることです。

メール専用レンタルサーバーでは、独自のドメインを使用することができます。

たとえば、『△△@yourcompany.com』のように会社名や個人の名前を含むメールアドレスを作成することが可能です。

送信者のドメインが一般的な無料メールサービスと異なる場合、受信者はメールの信頼性を高く評価する傾向があります。

また、個人や企業のプロフェッショナルなイメージを高めることも可能です。

これにより、ビジネス上のメールや重要なコミュニケーションの信頼度が向上し、相手からの反応が良くなる可能性があります。

メール専用レンタルサーバーに関するよくあるQ&A

レンタルサーバーのメールとは何ですか?

レンタルサーバーでは、Webサイトの構築だけでなく、メールの送受信を管理することができます。

レンタルサーバーに備わっているメールボックスでメールの送受信や保管を行います。

さくらのレンタルサーバのメール料金はいくらですか?

さくらのレンタルサーバのメール専用プラン『さくらのメールボックス』は、年間1,048円(税込)から利用できます。

詳しくは、メール専用レンタルサーバーの比較表をご覧ください。

サーバーとメールサーバーの違いは何ですか?

サーバーは、Webサイトの構築やメールの送受信を行うことができます。

一方で、メールサーバーはメールの送受信に特化したサーバーです。

法人サーバーは必要ですか?

複数の従業員のメールを送受信するためだけでなく、法人の信頼性を向上させるためにも、法人サーバーは必要です。

メールアドレスのドメインとは何?

メールアドレスの@以下の部分をドメインと言います。

メール専用レンタルサーバーは個人なら価格を重視、法人なら容量とセキュリティを重視して契約するのがおすすめ(まとめ)

メール専用レンタルサーバーを選ぶポイントやメリット、デメリットを紹介しました。

個人でメール専用レンタルサーバーを選ぶ場合、小規模ビジネスから始めることが多いので、最初はより低価格なプランを選ぶことがおすすめです。

一方で、法人でメール専用レンタルサーバーを選ぶ場合、すでにある程度ビジネスが確立されていることが想定されるので、法人の信頼性の向上のため、容量やセキュリティを重視することをおすすめします。

自身のビジネス状況を考慮して、適切なメール専用レンタルサーバーを選択してください。

※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。

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