シン・レンタルサーバーは、エックスサーバーの技術をベースとし、さらに新技術を取り入れた高機能なレンタルサーバーです。
一方で、シン・レンタルサーバーがエックスサーバーや他のレンタルサーバーと、どのように性能が異なるか気になる方もいるでしょう。
この記事では、シン・レンタルサーバー利用者のリアルな評判や口コミ、特徴やメリット、デメリットなどを解説します。
読むだけで、シン・レンタルサーバーが自分に最適なレンタルサーバーかわかる情報をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
シン・レンタルサーバーの特徴はエックスサーバーがベースのシステムや最新技術の迅速導入
シン・レンタルサーバーの特徴は、以下の2つです。
それぞれ詳しく説明します。
エックスサーバーとの高い互換性を実現
シン・レンタルサーバーは、安定性に定評のあるエックスサーバーと同じ機能やサーバー管理画面を採用しています。
そのため、エックスサーバーとシン・レンタルサーバー間でなら、スムーズにサーバー移行することが可能です。
移行後も、サーバー管理画面はエックスサーバーと同じなので、すでにエックスサーバーを利用している方にとっては違和感なく管理できます。
最新技術を積極的に導入
シン・レンタルサーバーは新技術を積極的に採用し、サーバーの性能を向上させると公表しています。
例えば、超高速WordPress実行環境である『KUSANAGI』を導入し、国内最速のサーバー処理速度を実現しました。
今後も新技術の導入によって、サーバー性能の向上が予測されます。
シン・レンタルサーバー利用者のリアルな評判
シン・レンタルサーバー利用者の評判を2つの視点からまとめました。
シン・レンタルサーバーのリアルな評判を参考に、判断材料にしてみてください。
シン・レンタルサーバーの悪い評判
Xサーバーのブログのコントロールパネルをいじろうとしたらつながらなくなったので自分がポカやったかと思ったら、サーバー運営側のトラブルですね、きっと。
— SAKURAさん (@eu_sakuraex) April 10, 2022
wpX(シンレンタルサーバー)もログインも公式サイトも駄目。
時々ダウンすることあったけどね・・・。 https://t.co/7fdjpV2JC4
シン・レンタルサーバーひどいて、、、
— 加藤仁士@7年かかって月100万PV|3年かかってYouTube登録者10000人 (@hisshii) June 26, 2022
もう5時間もサーバーがダウンして見れない状態、、、
さすがに今までここまで止まったことはなかったわ、、、#シンレンタルサーバー
wpxシンレンタルサーバーの
— らいむ (@limekadosumi) October 14, 2021
腹たつところ。
契約後に新規契約値引きキャンペーンの
メールをバンバン送ってくる。
既存会員にも値引きしろや!
サイトの運用を
— 優月@7/12活動終了 (@yuzuki_aa_dm) February 6, 2022
coreserve→Xserver→シン・レンタルサーバー→Xserverに戻りました。
戻ったというかシン・レンタルサーバーもXserver内のサービスだけど..😂
シンレンタルサーバーの性能は非常に良いし快適だったんだけど厳格なリソース管理の部分の絡みで戻すことになりました😌
Xサーバーおよび
— らいむ (@limekadosumi) June 10, 2021
wpXシンレンタルサーバーの
簡単移行でやると
一部プラグインが使えなくなる
手動でやってみるか。
- サーバーが落ちることが時々ある
- 長時間サーバーにつながらないトラブルが起きる
- 新規契約のキャンペーンはあるが、既存会員の値引きはない
- リソース管理が厳格すぎる
- シン・レンタルサーバーに簡単移行すると、一部のプラグインが使用できなくなることがある
シン・レンタルサーバーの悪い評判に、サーバーダウンの頻度や復旧までの所要時間についての不満が見受けられました。
ただし、すぐに不具合が解消されたという意見もあるので、運営のサポート対応が改善されていることが推測できます。
また、新規契約キャンペーンの通知は多いけれど、既存会員向けのキャンペーンはないという意見もありました。
サーバーの安定性や運営の対応の良さを優先したい方は、他社のレンタルサーバーも検討してみましょう。
シン・レンタルサーバーの良い評判
wpxシンレンタルサーバーめっちゃ早い。エックスの1.5倍くらい早い。エックスの中でも古い方のサーバー使ってたみたいだったみたいだけど。エックスも新しい方のサーバーなら早いのかな?
— ハク@セオアフィ (@hakusign) December 16, 2021
最近スターサーバーからシンレンタルサーバー(エックスサーバー)に変えて見たのですが、これまでの対策は何だったのか?っていうくらい表示速度が速くなり大満足してます☺
— 社会人のためのブログ勉強部屋 (@blog_studyroom) April 24, 2022
月10万円まではどこのサーバーを使っても同じ(安いほうが良い)派に変わりはないものの、管理画面からして速いので 続
各不具合事象、すべて修正終わったとサポート担当者から連絡いただいた (・∀・)イイネ!!
— kuboya (@kuboyacom) August 2, 2022
これでフィッシングメールその他、スパムを避けることが出来そう。既に10日ほど迷惑メールが来ていない。すべて削除出来ている
シンレンタルサーバー、素早いサポート対応に感謝#シンレンタルサーバー
エックスサーバーのシンレンタルサーバーは、1ヶ月1000円ほど、一方エックスサーバーのwpxは使った分だけ増えていき1350円が最高😃でもアクセスそれなりにあるなら、シンレンタルサーバーの方が早いし、安いしで良いですよ😉#Blog #ブログ初心者 #ブログ仲間募集中
— かずね@3年目突入収益3桁ブロガー (@co_oew) November 10, 2022
先日Search Regexを使ってWordPressブログをいじっていた時、手違いで記事を全部ぶっ飛ばしっちゃいました😱
— さっとが@WordPressブログ×副業 (@sattoga) February 7, 2023
けど、シンレンタルサーバーの自動バックアップのおかげで無事復旧‼️
以前ラッコサーバーでも全く同じことやったんですけどね(笑)
Search Regex使う際はお気を付けください。
- 画面表示の速度が速い
- 管理画面の表示速度が速い
- 不具合への対応が早い
- 月額利用料金が安い
- 自動バックアップによってサイトの復旧が容易
シン・レンタルサーバーの良い評判に、Webサイト、管理画面ともに表示速度が速いと評価する声がありました。
また、不具合への対応やトラブルへのサポート機能に対する高い評価が見受けられました。
機能を鑑みると、シン・レンタルサーバーの月額利用料金は安いという評価もあります。
これらのことから、シン・レンタルサーバーはコストを抑えて、高機能なサーバーで安心してサイト運営を行いたい方におすすめです。
シン・レンタルサーバーの3つのデメリット
シン・レンタルサーバーのデメリットは以下の3つです。
上記について、それぞれ詳しく説明します。
稼働率は非公開
シン・レンタルサーバーの稼働率が非公開であることは、デメリットの1つです。
稼働率は、サーバーがトラブルなく安定して動いていることの指標となります。
その稼働率が非公開であるということは、サーバーの安定性に課題があると考慮せざるを得ません。
多くのレンタルサーバーでは、『稼働率99.99%』と表記されています。
リソースの管理が面倒
シン・レンタルサーバーは、アクセスが集中したり、動画などのコンテンツを大量にアップロードしたりして、メモリやディスクなどのリソースがひっ迫した場合に、サーバー利用者へ通知する機能はありません。
そのため、定期的に管理画面にログインし、リソースを確認する必要があります。
都度、管理画面にログインしなければならないので扱いにくい一面もあると言えます。
プラン変更がすぐにできない
シン・レンタルサーバーでは、プランを変更できる期間が決まっています。
上位プランへ変更する場合、プラン変更希望月の前月1日~20日に申請が必要です。
一方、下位プランへ変更する場合は、利用期限月の1日~20日に申請すると翌月1日から下位プランが適用されます。
サーバーの利用状況に合わせて、迅速にプラン変更できないのはデメリットです。
シン・レンタルサーバーのメリット3つ
シン・レンタルサーバーのメリットは以下の3つです。
上記について、それぞれ詳しく説明します。
サーバー処理速度が速い
シン・レンタルサーバーは1秒間に処理できるリクエスト数は約3,400です。
これは同価格帯のレンタルサーバーと比較すると、約4倍の数字です。
また、超高速WordPress実行環境の『KUSANAGI』を導入しているため、WordPressを使用したWebサイトやブログの表示速度が速く、快適に閲覧できます。
シン・レンタルサーバーは、Webサイトやブログの表示速度を向上させたい方に適しています。
簡単にブログやサイトを立ち上げられる
シン・レンタルサーバーには、WordPressの簡単インストール機能があります。
管理画面の『WordPress簡単インストール』で、ブログ名など必要項目の入力と数クリックでWordPressをインストールできます。
サイト作成に慣れていない方でも、簡単にブログやサイトを立ち上げることが可能です。
他のユーザーの影響を受けない
シン・レンタルサーバーのCPUやメモリなどのリソースは、個別に管理されているため、他のユーザーの利用状況による影響を受けません。
通常のレンタルサーバーはリソースを共有しているため、他のユーザーの利用率が高まると自分が運営しているブログやWebサイトの表示速度などに影響が出る場合があります。
一方、シン・レンタルサーバーでは、他のユーザーの利用率が上がっても、自分のブログやWebサイトを安定して運営することができます。
シン・レンタルサーバーの料金
シン・レンタルサーバーの料金や機能は下記の通りです。
プラン名 | ベーシック | スタンダード | プレミアム | ビジネス | リザーブド |
---|---|---|---|---|---|
契約期間・料金(税込) | 3ヶ月・2,970円 6ヶ月・ 5,940円 12ヶ月・ 10,560円 24ヶ月・ 19,800円 36ヶ月・27,720円 | 3ヶ月・ 5,940円 6ヶ月・ 11,880円 12ヶ月・21,360円 24ヶ月・39,600円 36ヶ月・55,440円 | 3ヶ月・ 11,880円 6ヶ月・ 23,760円 12ヶ月・42,720円 24ヶ月・79,200円 36ヶ月・110,880円 | 3ヶ月・ 23,760円 6ヶ月・ 47,520円 12ヶ月・85,440円 24ヶ月・158,400円 36ヶ月・221,760円 | 3ヶ月・ 1,232円~ 6ヶ月・ 1,144円~ 12ヶ月・1,056円~ 24ヶ月・1,012円~ 36ヶ月・968円~ |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 |
vCPU | 6コア | 8コア | 10コア | 12コア | 4コア~ |
メモリ | 8GB | 12GB | 16GB | 20GB | 4GB~ |
ディスク | 300GB | 400GB | 500GB | 600GB | 300GB~ |
SSL | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
シン・レンタルサーバーには、5つのプランがあります。
上位プランになるほど、vCPU、メモリ、ディスク容量のリソースが増え、より安定したサイト運営が可能です。
リソース以外に、10日間の無料お試し期間やSSLなどの機能についてプラン毎の差はありません。
また、契約期間が長いほど月額料金は安くなります。
リザーブドプランでは、サーバーの収容状況に関わらず、最低限利用できるvCPUとメモリの容量が保証されます。
そのため、より安定したサイト運営を求める方には、リザーブドプランがおすすめです。
お試しで利用するならベーシックプラン
お試しでレンタルサーバーを利用したい場合、ベーシックプランがおすすめです。
ディスクの容量は300GBを割り当てられるので、お試しでサイト作成するにはリソースも十分です。
また、シン・レンタルサーバーの下位プランではありますが、セキュリティやサポートは上位プランとの差はなく充実しています。
企業サイトや複数ブログを運営するならスタンダードプラン
シン・レンタルサーバーで企業サイトなどの中規模サイトや複数のブログを運営する場合、スタンダードプランがおすすめです。
スタンダードプランのvCPUやメモリは、複数サイトへのリクエストを処理するのに十分な容量があります。
また、ディスクの容量も400GBあるため、それぞれのサイトに画像や動画を気兼ねなくアップロードすることができます。
大規模サイトを運営するならプレミアムプラン
プレミアムプランは、シン・レンタルサーバーのプランの中でも上位のプランです。
vCPU10コア、メモリ16GBの大容量のリソースを割り当てられるので、アクセスが集中したとしてもユーザーに影響が出にくく、大規模サイトでも安定した運営ができます。
大規模サイトを持っていて、アクセスが集中しても安定稼働することを求める方に適しています。
大企業のコーポレートサイトを運営するならビジネスプラン
大量のアクセスのある大企業のコーポレートサイトを運営する場合、ビジネスプランがおすすめです。
月間アクセス数が数百万アクセスあるような大規模サイトを運営するのにも、十分な容量があります。
現時点で、大量のアクセスが見込まれるサイトを運営するなら、シン・レンタルサーバーのビジネスプランを利用すると、表示速度などの面で安定感があるサイトを運営することができるでしょう。
シン・レンタルサーバーと他社の料金プランの比較
シン・レンタルサーバーと、互換性の高い『エックスサーバー』、近い性能を持つ『ConoHa Wing』を比較しました。
今回比較したのは、それぞれの最安プランです。
プラン名 | シン・レンタルサーバー ベーシック | エックスサーバー スタンダード | ConoHa Wing Wingパック ベーシック |
---|---|---|---|
契約期間・料金(税込) | 3ヶ月・2,970円 6ヶ月・ 5,940円 12ヶ月・ 10,560円 24ヶ月・ 19,880円 36ヶ月・27,720円 | 3ヶ月・ 3,960円 6ヶ月・ 7,260円 12ヶ月・13,200円 24ヶ月・25,080円 36ヶ月・35,640円 | 3ヶ月・ 3,993円 6ヶ月・ 7,260円 12ヶ月・11,292円 24ヶ月・20,208円 36ヶ月・23,148円 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 | なし |
vCPU | 6コア | 6コア | 6コア |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB |
ディスク | 300GB | 300GB | 300GB |
SSL | 無料 | 無料 | 無料 |
サポート | メール(対応時間:24時間365日) 電話(対応時間:平日10:00~18:00) | メール(対応時間:24時間365日) 電話(対応時間:平日10:00~18:00) チャット(対応時間:平日10:00~18:00) | メール(対応時間:24時間365日) 電話(対応時間:平日10:00~18:00) チャット(対応時間:平日10:00~18:00) |
シン・レンタルサーバーは、3~24ヶ月の契約期間で他サーバーよりも低価格です。
そのため、3ヶ月程度の短い期間で試しにサイト運営をしたいという方にはシン・レンタルサーバーを検討するのをおすすめします。
コストを抑えつつ、充実したサポートを求める方には、エックスサーバーがおすすめです。
一方、36ヶ月以上サイトを運営する予定の方は、最もコストを抑えられるConoHa Wingが適しているでしょう。
なお、各サーバーの料金プランの詳細については、公式ページをご覧ください。
公式ページ:シン・レンタルサーバー
公式ページ:エックスサーバー
公式ページ:ConoHa Wing
シン・レンタルサーバーがおすすめな方
メリット・デメリット、料金などを踏まえて、シン・レンタルサーバーがおすすめな方は以下の通りです。
それぞれ説明します。
新技術を実感したい方
シン・レンタルサーバーは『KUSANAGI』をはじめ、積極的に新技術を導入しています。
そのため、他のサーバーを利用するよりも多くの新技術を実感することができます。
「新技術をいち早く体験したい」「新技術をどんどん導入してほしい」という方に、シン・レンタルサーバーはおすすめです。
コスパの高さを重視する方
シン・レンタルサーバーは同価格帯のレンタルサーバーと比べ、価格が安い上に高性能です。
また、新技術を積極的に導入すると公表しているので、今後も性能が向上することが予想されます。
低価格で高機能を実現するシン・レンタルサーバーは、コスパの高さを重視する方におすすめです。
現在エックスサーバーを利用している方
シン・レンタルサーバーは、エックスサーバーとの互換性が高いサーバーです。
例えば、シン・レンタルサーバーの管理画面はエックスサーバーとほとんど差異はありません。
そのため、現在エックスサーバーを利用している方にとっても、シン・レンタルサーバーは利用しやすいサーバーであると言えます。
シン・レンタルサーバーに関するよくあるQ&A
- シン・レンタルサーバーとは何ですか?
-
シン・レンタルサーバーは、エックスサーバーの技術をベースにし、新技術を導入した高機能かつ低価格が魅力のレンタルサーバーです。
▶︎ 詳細はこちら
- シン・レンタルサーバーの月払いはいくらですか?
-
3ヶ月契約の場合、ベーシックプラン990円(税込)、スタンダードプラン1,980円(税込)、プレミアムプラン3,960円(税込)、ビジネスプラン7,920円(税込)です。
▶︎ 料金の詳細はこちら
- シン・レンタルサーバーの割引は?
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契約期間が長いほど月額利用料金が安くなります。また、キャンペーンを実施していれば、より割引率は増加します。
お得に利用したい方は、シン・レンタルサーバーの公式サイトで、キャンペーンが行われているか確認してみてください。
- シン・レンタルサーバーの支払方法は?
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クレジットカード決済、銀行振り込み、コンビニ決済を利用できます。
- シン・レンタルサーバーの使い方は?
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アカウント登録後、管理画面から設定を行います。
- シン・レンタルサーバーの無料期間は?
-
シン・レンタルサーバーの無料お試し期間は10日間です。プランによる違いはありません。
シン・レンタルサーバーはコスパを抑えて高性能なサーバーを利用したい方におすすめ(まとめ)
シン・レンタルサーバーの評判や特徴、メリットやデメリットについて解説しました。
シン・レンタルサーバーは、エックスサーバーの技術をベースとし、さらに最新技術を取り入れた高機能なレンタルサーバーです。
Webサイトやブログ運営にコスパを抑えて高性能なサーバーを利用したい方に適しています。
その一方、稼働率が非公開であったり、リソースの管理が面倒であることがシン・レンタルサーバーのデメリットです。
安定稼働やリソース管理の容易さを重視する方は、他のレンタルサーバーを検討すると良いでしょう。