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初心者向けRustのサーバーおすすめ5選を比較!選び方と立て方・無料との違いを解説

初心者向けRustのサーバーおすすめを比較!選び方と立て方・無料との違いを解説

Rustは広大な島を自由に歩き回り、生き残りをかけて戦う人気のサバイバルゲームです。

複数人でプレイするにはマルチサーバーが必要です。

一方で、Rustのマルチサーバーを立てるには、どのサーバーを利用すればよいのかお悩みの方もいるでしょう。

本記事では、Rustのマルチサーバーに最適なレンタルサーバー5選を比較し、それぞれの特徴を詳しく解説します。

目次

Rustには公式サーバーとコミュニティサーバーの2種類がある

Rustには大きく分けて、次の2種類のサーバーが存在します。

  1. 公式サーバー
  2. コミュニティサーバー

公式サーバーは、Rustの開発元であるFacepunch Studiosが運営するマルチサーバーです。

信頼性や安定性が高く、安心して利用できる反面、ユーザーが多い点がデメリットといえます。

また、公式サーバーにはベテランが多く、Rust初心者の利用には不向きです。

知らない人ばかりの環境でプレイするのが苦手な方にも向いていません。

一方、コミュニティサーバーはRustのプレイヤーが提供している非公式のマルチサーバーです。

多くのコミュニティサーバーは、Rustのプレイヤー自身がレンタルサーバーを利用して運営しています。

コミュニティサーバーは誰でも立ち上げられるため、Rust初心者や人見知りユーザーは、自分でマルチサーバーを立ち上げるのがおすすめです。

Rustのレンタルサーバーを選ぶ際の4つのポイント

Rustのマルチプレイサーバー用にレンタルサーバーを利用する際は、下記4つのポイントを押さえて選ぶのがおすすめです。

  1. 必要なスペックを満たしている
  2. コストパフォーマンスに優れている
  3. テンプレートの有無
  4. VPSがおすすめ

それぞれ具体的に解説します。

Rust用マルチサーバーの推奨スペック

Rust用のマルチプレイサーバーとして使用するサーバーの推奨スペックは下記の通りです。

  • メモリ:最低4GB
  • プロセッサ:デュアルコア3.4GHz以上
  • ストレージ容量:32GB以上

上記の3点を満たすことは特に重要です。

Rustは、メモリが4GB以上あれば動作は可能です

10人以上でのプレイを想定している場合は、もう少しメモリが大きい8GBの利用を検討してみてください。

また、ストレージ容量は32GB以上が推奨されていますが、HDDではなくSSDをおすすめします。

理由は、HDDは動作が遅くなる可能性があり、Rustのようなサバイバルゲームには不向きと言えるからです。

Rustのサーバーは安さと安定性が重要

Rustのマルチプレイサーバーとして利用できるレンタルサーバーの利用料金は、契約するプランによって大きく異なります。

月額500円程度で利用できる低スペックのサーバーもあれば、月額1万円以上のハイスペックのサーバーもあるため、利用用途や予算に応じて選ばなければなりません。

また、レンタルサーバーを利用したマルチサーバーは、プレイする人数によっても安定性が異なります。

したがって、Rustのためのレンタルサーバーを選定する際は、何人くらいでプレイする予定なのかも考慮しなければなりません。

Rustのテンプレートが提供されているサーバーを選ぶ

数あるレンタルサーバーの中には、ゲーム用のテンプレートを提供しているところもあります。

テンプレートは、サーバを立てる際にゲームサーバーの設定まで行う機能です。デザインのしやすさや保守性を向上させます。

マルチサーバーを立てる際はRustのテンプレートを提供しているレンタルサーバーを選択するのがおすすめです。

RustのサーバーにはVPSの利用がおすすめ

レンタルサーバーには『共用サーバー』や『VPS(Virtual Private Server)』『専用サーバー』などの種類があります。

Rustのマルチプレイサーバーとして利用するなら、VPSがおすすめです。

VPSはサーバー管理権限を使って環境を自由に構築でき、マルチプレイでゲーム内情報を共有するのにも最適です。

一方、共用サーバーは管理者権限が付与されていないため、作業できる範囲が限定され、ゲーム内情報の共有ができません。

そして、専用サーバーは高機能ですが、VPSよりも利用料金が高く設定されています。

VPSは共用サーバーと専用サーバーの間のような位置付けであり、Rustのマルチプレイサーバーとして最適です。

Rustのおすすめサーバー5選

Rustのマルチサーバーにおすすめのレンタルサーバー5選を、以下の表にまとめました。

サーバー名ConoHa for GAME・長期割引パス4GBプランXserver for Game・プラン4GBさくらのVPS・4GKAGOYA CLOUD VPS・4コアAGAMES・ゲームβ
月額料金(税込)1ヶ月・2,189円
3ヶ月・1,736円
6ヶ月・1,418円
12ヶ月・985円
24ヶ月・958円
36ヶ月・846円
1ヶ月・2,200円
12ヶ月・1,800円
24ヶ月・1,750円
36ヶ月・1,700円
1ヶ月・3,520円
12ヶ月・3,429円(大阪)
12ヶ月・3,630円(東京)
12ヶ月・3,227円(石狩)
日額55円(月額上限1,540円)4GB:1,980円
初期費用無料無料無料無料無料
CPU4コア4コア4コア4コア6コア
メモリ数4GB4GB4GB4GB8GB
ストレージの種類SSDNVMe SSDSSDSSDNVMe SSD
ストレージの容量100GB100GB200GB30GB50GB
Rustテンプレートありありなしなしあり
サポート対応電話・平日10:00~18:00
メール・24時間365日
チャット・平日10:00~18:00
電話・平日10:00~18:00
メール・24時間365日
チャット・平日10:00~18:00
メール・24時間365日
チャット(自動応答)・24時間365日

チャット(オペレーター)・平日10:00~18:00
コールバック予約・平日10:00~16:00
電話・平日10:00~17:00
メール・24時間365日
メール
Discord
Rustのマルチサーバーにおすすめのレンタルサーバー比較表

Rustのテンプレートを用意しているレンタルサーバーは少ない状況です。

また、利用料金はメモリや利用時間によって大きく変わるものもあるため、単純に表示されている金額だけでは判断できません。

そのため、Rustのプレイ人数や予算を考慮したうえで、レンタルサーバーを選ぶ必要があります。

料金プランの詳細は下記公式ページを参照してください。

  1. CohoHa for GAME
  2. Xserver for Game
  3. さくらのVPS
  4. KAGOYA CLOUD VPS
  5. Agames

Rustに最適なレンタルサーバー5選それぞれの特徴を解説

Rustのマルチプレイサーバーとしておすすめなレンタルサーバーは次の5つです。

  1. CohoHa for GAME
  2. Xserver for Game
  3. さくらのVPS
  4. KAGOYA CLOUD VPS
  5. Agames

それぞれの特徴を順番に解説します。

低価格でハイスペックなConoHa for GAME

ConoHa for GAMEは低価格でありながら、ハイスペックな点が魅力のゲーム向けのサーバーです。

ゲームに特化しているだけあり、Rust用のサーバーテンプレートも準備されています。

Rust用のテンプレートを利用すれば、初心者でも簡単にRustのマルチサーバーを構築することが可能です。

ConoHa for GAMEのコントロールパネルは操作性も良く、感覚的に操作できるため、初心者の人にもおすすめできます。

ただし、PS4版とXbox版のRustには対応していないため、PC版のRustサーバーしか立てられません。

サーバー構築が簡単なXserver for Game

Xserver for Gameは、マルチゲームで使用するのにおすすめです。

Rust用のテンプレートが準備されており、レンタルサーバーの申し込みと同時にサーバーのインストールが始まるため、わずか20秒程度でマルチサーバーが構築できます。

Xserver for Gameはメモリ容量によって2GB〜64GBまで6つのプランがあり、利用途中でもプランの変更が可能です。

他社レンタルサーバーは途中でプラン変更ができない場合もあるので、Xserver for Gameが柔軟に対応できる点は大きなメリットでしょう。

ただし、ConoHa for GAMEと同じく、PS4版やXbox版のサーバーは構築できません。

さくらのVPSは安定性と容量の多さがポイント

さくらのVPSはストレージ容量が大きく、安定したプレイを楽しみたい方におすすめのレンタルサーバーです。

ただし、ゲームサーバーの構築に特化したサーバーではないため、Rust用のテンプレートはありません。

したがって、Rust用のマルチサーバーを構築するには、自力でのサーバー構築が必要です。

サーバー知識がある方向けのサーバーなので、初心者には難易度が高く感じられるかもしれませんが、2週間のお試し期間を利用してサーバー構築に挑戦してみるのも1つの手です。

安価で手軽にRustを楽しむならKAGOYA CLOUD VPS

KAGOYA CLOUD VPSは比較的低コストで利用が可能なレンタルサーバーです。

ストレージが少なく設定されている分、低価格でのサービス提供を実現しています。

例えばメモリ4GB、SSD30GBのプランでは、日額55円(税込)で利用できます。

費用を安く抑えてRustを楽しみたい方にはおすすめのレンタルサーバーです。

また、KAGOYA CLOUD VPSは法人向けに開発されたサーバーであり、安定性にも優れています。

ただし、ゲーム専用のレンタルサーバーではないため、Rust用のマルチサーバーを構築するにはサーバーの知識が必要です。

サーバー構築の知識がある方や、構築作業が苦にならない方におすすめです。

高性能サーバー、高速回線のAgames

Agamesはゲームサーバーに特化した、高性能で高速回線のレンタルサーバーです。

ゲームサーバーに特化しているため、Rustサーバーの構成プランを選べば簡単にサーバーを構築できます。

サーバーのインストール完了後、RustサーバーのIPアドレスを登録するだけで利用できるので初心者にもおすすめです。

さらに、AgamesはStreamだけでなくPS4やPS5にも対応しています。

万が一設定でつまずいても、Agamesのメール対応は迅速なので安心して利用できます。

利用料金は、月払いより半年払いや年払いの方が安く設定されているため、利用する際は支払い方法も検討してみてください。

Rust用マルチサーバーの立て方

レンタルサーバーでRustのマルチサーバーを立てる方法は次の2種類です。

  1. テンプレートを使用する方法
  2. テンプレートを使用しない方法

Rustのテンプレートを使用せずにマルチサーバーを立てる方法は、複雑なうえにある程度の専門知識を必要とします。

一方、Rustのテンプレートを使用した場合、複雑な設定はほとんど自動で構築できるため、初心者や時間のない方はテンプレートを使用する方法がおすすめです。

ここでは、それぞれの代表的な例を紹介します。

テンプレートを利用したマルチサーバーの立て方

テンプレートを利用したRust用マルチサーバーの立て方として、ConoHa for GAMEを例に解説します。

ConoHa for GAMEでの手順は下記の9ステップです。

  1. メールアドレスとパスワードを設定する
  2. マイクラ、Arkなどの中からゲームサーバーのイメージタイプ『Rust』を選択する
  3. レンタルサーバーのプランを選択する
  4. rootパスワードとネームタグを設定する
  5. 住所、氏名、生年月日などの個人情報を入力する
  6. 電話またはSMSにて本人認証を行う
  7. クレジットカードまたはConoHaチャージのどちらかの支払い方法を選択する
  8. サーバープランを申し込む
  9. 申し込み後、ステータスが『起動中』になればサーバーの構築は完了

レンタルサーバーによって手順は異なりますが、ConoHa for GAMEと同様に手順に従って項目を埋めていくだけでマルチサーバーは立ち上がります。

テンプレート無しでマルチサーバーを立てる方法

テンプレート無しでマルチサーバーを立てる例として、さくらのVPSのサーバー構築手順を解説します。

さくらのVPSでのRust用マルチサーバー構築手順は下記の10ステップです。

  1. Rustゲームサーバーで使用する『UDP 28015』『TCP 28016』『UDP 28017』のポートを開放する
  2. SSHでサーバにアクセスする
  3. Rustゲームサーバーの動作に必要なパッケージをインストールする
  4. Rustゲームサーバー専用のユーザーアカウントを作成する
  5. RustゲームサーバーにログインしてLinuxGSMをダウンロード後にインストールする
  6. LinuxGSMを使用してRustゲームサーバーをインストールする
  7. Rustゲームサーバーの基本情報、サーバー概要文、WebサイトのURLなどを入力する
  8. Rustゲームサーバーを起動する
  9. Rustを起動後、コンソールにサーバーのIPアドレスを入力して接続する
  10. 『Esc』キーを押してコンソールを閉じたらゲームが開始される

テンプレート無しでRust用マルチサーバーを構築するにはコマンドを打ち込む必要があり、ある程度の専門知識が必要です。

無料ではRustのマルチサーバーを立てられない理由

無料でRustのマルチサーバーを立てることは困難です。

無料サーバーがRustのマルチサーバーに不向きな理由は以下の4つです。

  • サーバースペックが低い
  • 自由度が低い
  • セキュリティに不安がある
  • バックアップできない

以前は海外で提供されている『ScalaCube』のFreeプランを利用して、Rustのマルチサーバー構築が可能でした。

しかし、現在はサービスを終了しているため不可能な状況です。

したがって、Rustのマルチサーバーを構築するには、有料のレンタルサーバーか自宅サーバーを利用するしかありません。

Rustで自宅サーバーの利用をおすすめしない理由

自宅サーバーでRustのマルチサーバーを構築することは可能です。

しかし、自宅サーバーでRustのマルチサーバーを構築するのはおすすめしません。

おすすめできない主な理由は下記の3点です。

  • 初期費用が必要
  • メンテナンスが必要
  • サーバーの知識が必要

自宅サーバーを立てるには初期費用が必要です。

自宅サーバーの初期費用は意外と高価であるため、長期的な利用をしなければコスパが良くありません。

また、長期的な利用をするためには、サーバーのメンテナンスとその知識が必要です。

主に下記の3つの知識が必要といえます。

  • サーバー構築
  • セキュリティー設定
  • ネットワーク設定

自宅サーバーでRust用マルチサーバーを構築するには、慣れている人でもおおむね1日かかるため、初心者には大変な作業です。

したがって、自宅サーバーはRustのマルチサーバー構築におすすめできません。

Rustサーバーに関するよくあるQ&A

Rustのサーバーには何ギガのメモリが必要ですか?

10人未満の小規模で利用するマルチサーバーを構築するには、4GBの容量があれば環境の構築が可能です。

10人以上でプレイする場合は、8GB以上をおすすめします。

Rustのサーバーの最大人数は何人ですか?

サーバー内のデフォルト人数制限は50人です。

ただし、50人以下であっても、サーバーの容量によっては快適に動作しなくなります。

サーバーの容量も考慮した人数でのプレイをおすすめします。

ゲーム『Rust』はなぜ人気があるのですか?

飢えや寒さ、他のプレイヤーからの攻撃などの過酷な環境に立ち向かいながら生き残る独特の要素が人気です。

厳しい状況での生存戦略にはエンターテイメント性があります。

Rust用レンタルサーバーは適したスペックやコストで選ぶことが大切(まとめ)

Rustのマルチサーバーに最適なレンタルサーバー5社のサービスを比較しました。

おすすめの5社は以下の通りです。

  1. 低価格でハイスペックなConoHa for GAME
  2. サーバー構築が簡単なXserver for Game
  3. さくらのVPSは安定性と容量の多さがポイント
  4. 安価で手軽にRustを楽しむならKAGOYA CLOUD VPS
  5. 高性能サーバー、高速回線のAgames

Rustのマルチサーバー用にレンタルサーバーを利用する場合は、価格やテンプレートの有無を比較して検討することが大切です。

本記事を参考に、自分の予算やプレイ人数に適したゲーム用レンタルサーバーを見つけてみてください。

※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。

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