仮想サーバーを専有することができるVPSは、共用サーバーとは異なり、他のユーザーの使用状況による影響を受けません。
VPSの利用を考えてはいるものの、VPSと機能が似ているAWSとの違いがわからないという方や、自分の目的にはどのVPSが最適なのかわからないという方は多いでしょう。
本記事では、VPSとAWSの違いやVPSの選び方、各社のVPSを比較して目的に合ったおすすめのサービスを紹介します。
記事を読むと、どのVPSが自分の用途に最適かがわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
VPSとAWSの違いとは?
VPSとは、Virtual Private Serverの略で、日本語では『仮想専用サーバー』と呼ばれます。
主に、物理サーバーを複数の仮想的なサーバーに分割して提供しているサービスです。
物理サーバーを他のユーザーと共有しているものの、1つ1つの仮想サーバーは独立しているため、他のユーザーの影響を受けずに、自由に設定や管理ができます。
また、物理サーバーのリソースを共有するため、専用サーバーに比べて低コストで利用できます。
一方、AWSはAmazon Web Servicesの略で、アマゾンが提供するクラウドコンピューティングサービスです。
AWSではサーバーやストレージ、データベース、ネットワークなど、様々なインフラやアプリケーションを必要に応じて組み合わせて利用できます。
またAWSは、必要な分だけ料金を支払う従量課金制を採用しているため、コストを抑えることが可能です。
VPSを選ぶポイント6つ
VPSを選ぶポイントは、以下の6つです。
それぞれ紹介します。
自分の用途に適しているかどうか
VPSを選ぶ際は、自分が何のためにサーバーを利用するのかを明確にすることが重要です。
例えば、ブログやポートフォリオなどの小規模なサイトを運営する場合は、低スペックなVPSでも十分です。
一方、大規模なサイトを運営する場合や、大人数でオンラインゲームのマルチプレイをする場合は、高スペックなVPSが必要になります。
自分の用途に合わせて、VPSの種類やプランを比較すると良いでしょう。
スペックが十分かどうか
VPSのスペックは、CPUやメモリ、ディスク、ネットワークなどのサーバーの性能を表す指標です。
スペックが足りないと、サイトの動作が遅くなったり、エラーが発生したりする可能性があります。
反対にスペックが過剰になると、無駄なコストがかかります。
VPSを選ぶ際には、自分のサイトの規模や見込みのアクセス数、最低限欲しい機能などに応じて、必要なスペックを見積もることが大切です。
月額利用料金が予算内かどうか
VPSを選択する際は、自分の予算に合わせて料金を比較することが必要です。
予算よりもVPSの月額利用料金が高い場合、継続的な利用は難しいでしょう。
特にブログを運営したり、FX自動売買をする場合、継続利用できるかどうかが成果に影響を及ぼします。
そのため、自分の予算に見合ったコスパの高いVPSを選択することが重要です。
コントロールパネルの操作が簡単かどうか
コントロールパネルとは、VPSの設定や管理を行うためのツールです。
コントロールパネルの操作が簡単な方が初期設定の難易度が下がるため、すぐにVPSを利用できます。
一般的に、コントロールパネルはVPSの契約後でなければ、実際に操作することはできません。
そのため、公式サイトでコントロールパネルの画面キャプチャを確認したり、利用者の口コミからコントロールパネルの操作感を確認するのがおすすめです。
VPSが安定して稼働しているかどうか
VPSが不安定だと、Webサイトの表示が遅くなったり、FXトレードなどのダウンタイムが発生したりする可能性があります。
そのため、できるだけ安定して稼働しているVPSを選択することが必要です。
公式サイトで障害対策の取り組みを調べたり、障害の頻度や対応、復旧までの時間を口コミから把握することで、VPSの安定性が測れます。
サポート体制が充実しているかどうか
VPSを利用する際、サーバーの設定や管理に関する問題、トラブルが発生する可能性があります。
問題が起こったときは、VPSの提供会社のサポートが必要です。
サポート体制が充実しているかどうかは、問題の早期解決に大きく影響します。
プランにどのようなサポートが含まれているのか確認したり、サポートの丁寧さや速さを口コミや評判から把握しておくと良いでしょう。
VPSを利用する目的は主に3つ
VPSを利用する目的は、主に以下の3つです。
それぞれ紹介します。
WordPressブログを高速化するため
WordPressブログの表示速度は、WordPressブログへのアクセスを増やしたり、ユーザーの離脱を防ぐ上で非常に重要です。
VPSを利用すると、自分専用のサーバー空間を利用でき、他ユーザーの使用状況の影響を受けないので、表示を安定させられます。
また、VPSに超高速CMS実行環境『KUSANAGI』など、WordPressに最適化されたOSやソフトウェアをインストールすれば、WordPressの処理速度を向上させることも可能です。
FX自動売買ツールを使用するため
MT4に代表されるFX自動売買ツールは、市場の動向や自分の設定に基づいて、自動的にFXの売買を行うソフトウェアです。
FX自動売買ツールを利用してトレードの機会を逃さずにFXを運用するには、24時間365日稼働する高性能なサーバーが必要です。
VPSでは、インターネットに常時接続された高性能なサーバーを利用できます。
そのため、自分のパソコンのスペックやネットワークの速度に影響されず、FX自動売買ツールを安定して動かすことが可能です。
オンラインゲームでマルチプレイをするため
オンラインゲームのマルチプレイにも、VPSの利用がおすすめです。
VPSでは、自分だけの専用サーバーを構築でき、自分の好みに合わせて自由にルールや設定を変更できます。
また、VPSの中にはマインクラフトやARKなど、オンラインゲームに特化した設定のテンプレートを利用できるものもあります。
テンプレートを利用すれば、初期設定をすることなく、すぐにゲームをプレイできます。
VPSのおすすめ10社の比較表
VPSのおすすめ10社について比較表にまとめました。
各社のVPSで利用できる最も低価格なプランを取り上げています。
また、KAGOYA CLOUD VPSなどのゲームに適したVPSについては、一般的なオンラインゲームを快適にプレイできるスペックを有しているプランの中から、最も低価格のものを取り上げています。
おすすめのVPS・プラン名 | エックスサーバーVPS・プラン2GB | ConoHa VPS・まとめトク512MB | シン・VPS・512MB | Winserver(ウィンサーバー)・Windows VPS VPS23-1Gプラン | お名前.com デスクトップクラウド・短期お試しプラン | ABLENET VPS(エイブルネット)・Win1 | 使えるねっとFX専用VPS・ゴールド | KAGOYA CLOUD VPS・2コア | さくらのVPS・2G石狩 | WebARENA (Indigo)・Linux2GB |
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おすすめの用途 | WordPressの高速化 | WordPressの高速化 | WordPressの高速化 | WordPressの高速化 | FX自動売買 | FX自動売買 | FX自動売買 | オンラインゲーム | オンラインゲーム | オンラインゲーム |
月額利用料金(税込) | 1ヶ月・1,150円 12ヶ月・900円 24ヶ月・870円 36ヶ月・830円 | 1ヶ月・460円 3ヶ月・400円 6ヶ月・347円 12ヶ月・321円 24ヶ月・310円 36ヶ月・296円 | 1ヶ月・900円 12ヶ月・700円 24ヶ月・660円 36ヶ月・620円 | 1ヶ月・1,155円 6ヶ月・1,100円 12ヶ月・1,045円 | 1ヶ月・3,036円 3ヶ月・2,970円 | 1ヶ月・1,694円 6ヶ月・1,513円 12ヶ月・1,392円 | 1ヶ月・8,800円 6ヶ月・8,250円 12ヶ月・7,920円 | 1ヶ月・660円 | 12ヶ月・1,594円 | 1ヶ月・814円 |
初期費用(税込) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 2,530円 | 無料 | 無料 | 無料 |
CPU | 3コア | 1コア | 1コア | 3コア | 2コア | 2コア | 4コア | 2コア | 3コア | 2コア |
メモリ | 2GB | 512MB | 512MB | 1GB | 1.5GB | 2GB | 4GB | 2GB | 2GB | 2GB |
ストレージの種類 | NVMe SSD | SSD | NVMe SSD | SSD | SSD | SSD/HDD | SSD | SSD | SSD | SSD |
ストレージの容量 | 50GB | 30GB | 30GB | 120GB | 60GB | 60GB/100GB | 100GB | 25GB | 100GB | 40GB |
稼働率 | 99.99%以上 | 99.99%以上 | 99.99%以上 | 99.99%以上 | 99.99%以上 | 99.99%以上 | 99.99以上 | 99.999% | 99.95%以上 | 99.99%以上 |
サポート体制 | 電話・平日10:00~18:00 メール・24時間365日 チャット・平日10:00~18:00 | 電話・平日10:00~18:00 メール・24時間365日 チャット・平日10:00~18:00 | 電話・平日10:00~18:00 メール・24時間365日 | 電話・平日9:00~12:00、13:00~17:00 メール・24時間365日 | 電話・10:00~18:00 メール・24時間365日 | メール・24時間365日 | 電話・平日10:00~17:00 メール・24時間365日 チャット・平日10:00~19:00、休日10:00~16:00 | 電話・平日10:00~17:00 メール・24時間365日 | メール・24時間365日 チャット(自動応答)・24時間365日 チャット(オペレーター)・平日10:00~18:00 コールバック予約・平日10:00~18:00 | メール・平日9:30~17:30 チャット(自動応答)・24時間365日 チャット(オペレーター)・平日9:30~17:00 |
いずれのVPSも稼働率は99.9%以上です。常に安定稼働していると言えるでしょう。
また、多くのVPSが処理性能の高いCPUやSSDを採用しているため、どのような用途でも快適に利用することができます。
一方、問い合わせ手段が少ないVPSもあります。
初めてVPSを利用する方は、サポートへの問い合わせ手段が充実しているものを選択すると、より安心して利用できるでしょう。
なお、各サーバーの料金プランの詳細については、公式ページをご覧ください。
- 公式ページ:Xserver VPS
- 公式ページ:ConoHa VPS
- 公式ページ:シン・VPS
- 公式ページ:Winserver(ウィンサーバー)
- 公式ページ:お名前.com デスクトップクラウド
- 公式ページ:ABLENET VPS(エイブルネット)
- 公式ページ:使えるねっと FX専用VPS
- 公式ページ:KAGOYA CLOUD VPS
- 公式ページ:さくらのVPS
- 公式ページ:WebARENA(Indigo)
WordPressブログの高速化におすすめのVPS4社それぞれの特徴を解説
WordPressブログの高速化におすすめのVPSは、以下の4社です。
- ハイパフォーマンスと安定感を求めるならエックスサーバーVPS
- 操作のしやすさを求めるならConoHa VPS
- 高い性能を求めるならシン・VPS
- Windows Serverを低価格で利用するならWinserver(ウィンサーバー)
それぞれ紹介します。
ハイパフォーマンスと安定感を求めるならエックスサーバーVPS
エックスサーバーVPSは、国内でNo.1の処理性能を誇るVPSです。
公式サイトでは、他社のVPSと比較してCPUの処理速度が約4倍速く、1秒間あたりの読み込み速度は約1.8倍、書き込み速度も約2.1倍速いことをうたっています。
また、稼働率はサービス開始以来、99.99%以上を維持しており、安定稼働しています。
エックスサーバーVPSは、安定した高スペックのVPSを求める方におすすめです。
操作のしやすさを求めるならConoHa VPS
ConoHa VPSは、初心者でも簡単に操作することが可能なVPSです。
申込から利用開始まで数ステップで完了するため、手続き後すぐにVPSを利用できます。
また、VPSの設定を行うコントロールパネルは直感的に操作できるよう作られているため、初心者の方でも安心して利用できるでしょう。
さらに、ConoHa VPSにはWordPressを始め、様々な用途に合わせたテンプレートが用意されているので、自分の利用目的に最適な環境を簡単に構築できます。
申込の手続きや初期設定に手間をかけたくない方におすすめのVPSです。
高い性能を求めるならシン・VPS
シン・VPSは、他社を圧倒する高い性能が魅力的なVPSです。
公式ページでは、VPSサービス大手2社と比較してCPU性能は約4.2倍、メモリ処理速度(書き込み)は約1.4倍、ディスクアクセス性能は約5.7倍速いことをうたっています。
また、プランは全部で7種類あり、自分が運営するWebサイトやアプリケーションの規模に最適な容量を選択することが可能です。
性能の高いVPSを規模に合わせて無駄なく利用したい方におすすめのVPSです。
Windows Serverを低価格で利用するならWinserver(ウィンサーバー)
Winserver(ウィンサーバー)は、Windows Serverに特化したVPSを提供しています。
Windows Serverは、Microsoft製品と親和性が高いため、WordPressだけでなくExcelなどMicrosoft Officeのソフトウェアも導入できます。
また、月額利用料金が低価格に設定されており、迅速なスケールアップが可能です。
まずは低価格のプランから利用を開始してみて、リソースが足りなくなったらすぐにスケールアップするという使い方もできます。
Windows Serverをなるべく低価格で無駄なく利用したい方におすすめのVPSです。
FX自動売買におすすめのVPS3社それぞれの特徴を解説
FX自動売買におすすめのVPSは、以下の3社です。
それぞれ紹介します。
高コスパのVPSを求めるならお名前.com デスクトップクラウド
お名前.comデスクトップクラウドは、独自ドメインの登録サービスで知られたお名前.comが運営するFX自動売買専用のVPSです。
公式ページでは、FX自動売買に対応した他社のVPSと比較すると、自動売買システムが注文を出してから取引が成立するまでのスピードが約5倍速いとうたっています。
また、サービス品質保証制度が導入されており、もしVPSの稼働率が落ちた場合、一定の割合で月額利用料金が返金されます。
高性能なVPSをお手頃な価格で利用したい方におすすめのVPSです。
プラン変更を柔軟に行うならABLENET VPS(エイブルネット)
ABLENET VPS(エイブルネット)は、プラン変更を柔軟に行えるVPSです。
プランのアップグレードやダウングレードだけでなく、WindowsプランとVPSプラン間の変更も可能です。
例えば利用中にVPSの用途が変わって、現在使用しているものとは異なるOSが必要になった場合でも、スムーズにプラン変更をすることができます。
FX自動売買以外にも様々な用途でVPSを利用してみたい方におすすめです。
FX自動売買に特化するなら使えるねっと FX専用VPS
使えるねっと FX専用VPSは、20年以上の運用実績を誇るFX専用VPSです。
FX自動売買ツールであるMT4が、安定して稼働することを最優先にして設計されています。
また、ISO27001(ISMS)認定を受けた強固なセキュリティ対策を行っており、安心してFXトレードに取り組めます。
実績のある環境でFX自動売買に専念したい方におすすめのVPSです。
オンラインゲームのマルチプレイにおすすめのVPS3社それぞれの特徴を解説
オンラインゲームのマルチプレイにおすすめのVPSは、以下の3社です。
それぞれ紹介します。
スケールアップを簡単に行うならKAGOYA CLOUD VPS
KAGOYA CLOUD VPSは、コントロールパネルからスケールアップの設定をすると即座に反映されるVPSです。
メモリやCPU、SSDの記憶容量などのスケールアップが可能です。
例えば、リソースの小さいプランから利用を開始し、実際にゲームをプレイする中で必要なリソースを追加することができます。
コストを抑えながら、適切なリソースを割り当てられるおすすめのVPSです。
セキュリティ対策を充実させるならさくらのVPS
さくらのVPSは、老舗のレンタルサーバー提供会社『さくらのレンタルサーバー』が運営しているVPSです。
さくらのVPSでは、手続きの中でSiteGuard Server Editionという不正アクセスを防ぐ強力な機能を選択することができます。
また、データセンターは全て国内に設置されており、24時間365日監視されています。
強力なセキュリティ対策のもとで、安心してオンラインゲームを楽しめるおすすめのVPSです。
とにかくコストを抑えたいならWebARENA (Indigo)
WebARENA(Indigo)は、NTTグループが運営している国内最安値を誇るサーバーです。
月額利用料金は従量課金制のため、VPSを立ち上げてから削除するまでに利用した分だけの料金が発生します。
また、月額上限が設定されているため、VPSの利用時間が長くなっても料金が増え続けることはありません。
できるだけコストを抑えてVPSを利用したい方におすすめです。
VPSを利用する3つのデメリット
VPSを利用するデメリットは、以下の3つです。
それぞれ紹介します。
サーバーの設定や運用の知識が必要
VPSでは、自分でサーバーの設定や管理を行う必要があるため、サーバーの基本的な知識やスキルが必要です。
また、自分の用途に合わせた設定をする場合、設定方法まで自分で調べて実施しなければなりません。
例えば、OSのインストールやアップデート、セキュリティの設定、バックアップの取得などの対応が必要です。
VPSを利用するには、サーバーの設定や運用に関する知識、経験があるとスムーズに運用できるでしょう。
AWSより拡張性は低い
AWSは、自分の用途に合わせてサーバーやストレージ、データベースなどを組み合わせてWebサイトやシステムを構築します。
また、リソースが足りなくなったり、サーバーがダウンしてしまった場合、自動でリソースを追加することも可能です。
一方、VPSは物理サーバーを仮想的に分割してサーバーとして使用することから、AWSに比べるとできることは限られます。
そのため、VPSはAWSよりも拡張性が低いと言えるでしょう。
回線速度が遅くなることがある
VPSでは、インターネットに接続されたサーバーを利用するため、インターネットの回線速度の影響を受けます。
VPS提供会社の回線品質や混雑状況、サーバーがある場所からの距離によっては、VPSの回線速度が遅くなり、サーバーへのアクセスやデータの送受信に時間がかかってしまう可能性があります。
サイトの表示速度やゲームの応答速度などに影響するため、VPSを利用する際は回線速度に注意してください。
VPSを利用する3つのメリット
VPSを利用するメリットは、以下の3つです。
それぞれ紹介します。
他のユーザーの影響を受けにくい
VPSの特徴のひとつに、他のユーザーからの影響を受けにくいことがあげられます。
共用サーバーは1つの物理サーバーを複数のユーザーで利用するため、他のユーザーのサイトにアクセスが集中したり、攻撃を受けたりすると、自分のサイトの表示速度や安定性も低下する恐れがあります。
一方、VPSは1つ1つの仮想サーバーが独立しているため、他のユーザーの影響は受けません。
アプリのインストールやカスタマイズが自由
VPSでは、自分でサーバーの設定や管理を行うことができます。
自分の好きなOSやアプリケーションをインストールしたり、カスタマイズしたりすることが可能です。
また、バックアップやOSのアップデートなどのメンテナンスを自分の好きなタイミングで実施できます。
ニーズに合わせて設定や機能を自由に変更することができるのは、VPSのメリットと言えるでしょう。
コストを抑えられる
VPSでは、1つの物理サーバーを仮想的に分割して使用します。
そのため、1台の物理サーバーを専有する専用サーバーに比べて低コストです。
また、VPSのプランのほとんどは初期費用が無料なので、契約時のトータルコストを抑えることができます。
コストを抑えつつ、自分専用のサーバーを利用できることは、VPSのメリットと言えます。
VPSに関するよくあるQ&A
VPSで何ができますか?
WordPressブログの運営、FX自動売買ツールの運用、オンラインゲームのマルチプレイができます。
詳しくは、VPSを利用する目的は主に3つをご覧ください。
VPSのメリット・デメリットは何ですか?
VPSのメリットは、他のユーザーの影響を受けにくいことやカスタマイズの自由度が高いこと、コストを抑えられることです。
詳しくは、VPSを利用する3つのメリットをご覧ください。
また、VPSのデメリットは、サーバーの設定や運用の知識が必要なことやAWSより拡張性が低いこと、回線速度が遅くなる可能性もあることです。
詳しくは、VPSを利用する3つのデメリットをご覧ください。
FXにVPSは必要ですか?
FXの自動売買を行うには、FX自動売買ツールを24時間365日稼働できるVPSが必要です。
詳しくは、FX自動売買ツールを使用するためをご覧ください。
おすすめのVPSサーバーは?
WordPressブログの高速化におすすめなのはエックスサーバーVPS、FX自動売買におすすめなのはお名前.com デスクトップクラウド、オンラインゲームのマルチプレイにおすすめなのはKAGOYA CLOUD VPSなどです。
詳しくは、VPSのおすすめ10社の比較表をご覧ください。
VPSは自由度が高く、他ユーザーの影響を受けにくい仮想サーバー!目的別に選択するのがおすすめ(まとめ)
VPSとAWSの違いやVPSの選び方、目的別のおすすめVPSを紹介しました。
WordPressブログの高速化におすすめのVPSは、以下の4社です。
- ハイパフォーマンスと安定感を求めるならエックスサーバーVPS
- 操作のしやすさを求めるならConoHa VPS
- 高い性能を求めるならシン・VPS
- Windowsを低価格で利用するならWinserver(ウィンサーバー)
続いて、FX自動売買におすすめのVPSは、以下の3社です。
そして、オンラインゲームのマルチプレイにおすすめのVPSは、以下の3社です。
VPSは他のユーザーの影響を受けにくく、サーバーの設定も自由に変更することが可能です。
ただし、VPSやプランによって提供される機能が異なるため、自分の目的に合ったものを選択する必要があります。
本記事を参考に、自分の用途に最適なVPSを選択してみてください。