「電子書籍の利用はやめたほうがいいの?」と思っている方に向けて、電子書籍を利用している方の口コミや評判をまとめました。
結論からお伝えすると、持ち運びなどの利便性を重視する方やできるだけ安く作品を購入したい方は、電子書籍がおすすめです。
理由は、電子書籍はスマホなどでいつでも読めることに加え、各電子書籍サービスでは様々なキャンペーンを実施しているからです。
一方、紙の質感を楽しみたい方や集中して作品を読みたい方は、電子書籍の利用はやめたほうがいいでしょう。
スマホの通知などで集中力が途切れてしまう可能性があります。
電子書籍に適さないジャンルの書籍も解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。
電子書籍を利用している方の本音を調査
電子書籍を利用している方の良い口コミ・評判と悪い口コミ・評判を解説します。
電子書籍利用者の良い口コミや評判
電子書籍って事ですか?
単行本みたいに嵩張らないからいいですよね📖✨
私は紙媒体好きなので単行本派だけど、電子書籍は持ち運びが容易なメリットも大きいですよね🤳— ⚓️Nico・Mont Blanc-Q⚓️ (@O7Ggw) November 1, 2023
電子書籍のメリットは、いろんな本が一つのデバイスで手軽に持ち運べて、文字サイズも調整できるから読みやすいし、検索も簡単。さらに、買いたい本がすぐに手に入るし、収納場所の問題もない。なんか便利だよね!
14:39— ふるあわ (@furuitflower) October 31, 2023
置き場所のことを考えずに欲しい時に欲しいだけ本を買えるのは大きいんよ、電子書籍。いい加減、紙で買ってくれる客は熱心ないい客みたいな考え方はやめたほうがいいと思うなぁ。
— もこ🍖 (@2929mo5) December 2, 2022
WEBライターとして労働法関連の記事で迷ったときは、社労士受験本を参考にしています。
どこに何が書かれているか分かりやすいんですよね。
今年は「みん欲し」を電子書籍で購入しました。
紙の本の方が使いやすいですが、価格の安さに惹かれましたね。
受験生には紙バージョンがおすすめです。— 資格のすずめ@一発合格者の思考と勉強法 (@suzume_shikaku) November 21, 2021
セールのときに電子書籍を場所を取らないからって買い込むのは、いい加減やめたほうがいい、と分かっているんだよ、頭では。
— 遊・佳人 (@Yuu_Kajin) May 15, 2020
良い口コミや評判をまとめると、以下の通りです。
- 持ち運びしやすい
- 文字サイズを調整できる
- いつでも好きなだけ本を購入できる
- 価格が安い
- 場所をとらない
電子書籍の良い口コミや評判では、持ち運びがしやすい点や、保管場所をとらない点が好評でした。
また、電子書籍の機能や価格の安さに満足している方もいます。
電子書籍利用者の悪い口コミや評判
電子書籍、いろんなところで買ってるんだけど、DMMだけはどうにもポイントを失効させてしまっているな……ここで買うのやめたほうがいいような気がしてきた……
— ななめ (@naname_0123) October 28, 2023
コミックスも文庫も新書も書籍も値段が上がっていて、かつ電子書籍も出すところは紙媒体の刷り量が減っている気がする。本は紙で買いたい勢なので(完結したものは電子書籍にしている)困る。メディア露出中の無料配信、やめたほうがいいんじゃないかな。一番売れる時期に作者に印税が入らないのでは。
— やまね こねこ (@ymn_cnc_miroir) October 22, 2023
京極夏彦は文がページを跨がないようにしていると聞いたけど、そうすると電書はやめたほうがいい?悩むなぁ🙄
— ねくらら @Bbox494949@fedibird.com (@BBox494949) October 5, 2023
アマゾンさんさぁ…ビデオや電子書籍がアプリから購入出来なくなったんならブラウザでアマゾンサイト開いたときにアプリに勝手に飛ぶ仕様やめたほうがいいよ。うざいから。
— 黒猫 (@13KURONEKO13) October 3, 2023
読みたい本でも電子書籍版が出ないと買わずに諦めて違う本を買うことが多い。これは出版社としては機会ロスなのでやめたほうがいい。この想い出版社に届け。
— taiki (@taiki_chk) August 2, 2023
悪い口コミや評判をまとめると、以下の通りです。
- 合わない電子書籍サービスもある
- 紙媒体の販売量が心配
- 作品によって電子書籍が適さない可能性がある
- アプリの仕様が使いづらい場合がある
- 配信されていない電子書籍もある
電子書籍の悪い口コミや評判では、サービスやアプリの使いづらさが不評でした。
また、すべての作品が読めるわけではない点に不満を感じる声も挙がっていました。
電子書籍はやめたほうがいいと言われているのはなぜ?
電子書籍をやめたほうがいいと言われている理由は、以下の通りです。
それぞれの理由を解説します。
お金を使いすぎてしまう場合がある
電子書籍を購入する際は基本的にクレジットカードなどのネット決済で完了するため、衝動買いによってお金を使い過ぎてしまう可能性があります。
とは言え、電子書籍サービスはキャンペーンなどの施策を多く行っているため、しっかり管理すればお得に作品を楽しむことができます。
作品の読みすぎで疲れやすくなる
電子書籍はスマホやタブレットなどを利用するため、ブルーライトによって目が疲れやすくなります。
ブルーライトカットフィルムを端末に貼ったり、定期的に休憩をとるなどの対策が必要です。
読み終わっても売れない
電子書籍は紙の本とは異なり、読み終わっても売ることができません。
ただし、各電子書籍サービスでは購入時に割引になるキャンペーンなどを多く行っているため、上手に活用すれば売るよりもお得になります。
端末の動作が遅くなる可能性がある
電子書籍を読むためには、スマホやタブレットなどの端末が必要です。
利用している端末の容量を使う場合もあるため、端末自体の動作が遅くなってしまう可能性があります。
キャッシュの削除や容量の確保など、動作が遅くならない対策が必要です。
所有感がない
電子書籍はディスプレイ上で読むため、本を所有している感覚がありません。
本棚への収納などもできないため、紙の本をコレクションしている方には物足りないと感じる可能性があります。
ただし、『My本棚』などの機能が搭載されている電子書籍サービスもあります。
サービス終了の可能性がある
電子書籍サービスは、何らかの理由で終了してしまう可能性があります。
ただし、購入した電子書籍が読めなくなるとは限りません。
実際に閉鎖した電子書籍サービスと、終了後の対応例は以下の通りです。
サイト名 | サービス終了年 | 終了後の対応 |
本よみうり堂デジタル | 2017年 | アプリをダウンロードした状態にかぎり、購入した書籍を読めるようにした |
ヤマダイーブック | 2014年 | 電子書籍サイトの『やまだ書店』に移行後、購入した書籍を新サイトで閲覧可能にした |
TSUTAYA.com eBOOKS | 2014年 | アカウントごと『BookLive!』へ引き継がれ、引き継ぎできない書籍は購入金額分をTポイントで返金した |
ポンパレeブックストア | 2018年 | 購入した書籍や保有コインを『スマートブックストア』へ引き継いた |
サービス終了の可能性が低い電子書籍サイトを選ぶポイントは、長く運営していて知名度が高く、利用者数が多いことです。
読書に集中できない
電子書籍はSNSの通知や着信などの影響で、読書に集中できない可能性があります。
集中して読書をしたい場合は通知をOFFにしたり、マナーモードにしたりして工夫してみてください。
電子書籍を使ったほうがいい理由
電子書籍を使ったほうがいい理由は、以下の通りです。
それぞれの理由を解説します。
読みたい作品がすぐに読める
電子書籍はスマホやタブレットなどで購入できるため、読みたい作品をすぐに読めます。
書店に行く必要がない利便性の高さは大きな魅力のひとつです。
紙の本よりも安い
電子書籍サービスは様々なキャンペーンを行っていることが多いため、紙の本よりも安く購入できます。
例えばebookjapanでは、新規登録をすれば6回まで利用できる70%OFFクーポンがもらえます。
できるだけコストを抑えて作品を楽しみたい方には、電子書籍がおすすめです。
場所をとらない
購入した電子書籍はインターネット上に保存されるため、本自体や本棚を置く場所が必要ありません。
そのため以下のようなメリットがあります。
- 掃除や片付けが不要になる
- 引越しや一人暮らしといった環境の変化に対応しやすい
電子書籍は時間やお金だけではなく、場所や手間の節約にもなります。
本をまとめ買いしたい方や収納場所に困っている方に、電子書籍はおすすめです。
持ち運びしやすい
電子書籍は持ち運びがしやすいため、端末1台で読書ができます。
そのため、通勤や通学などの電車内でも、手軽に作品を楽しめます。
在庫切れの心配がない
電子書籍は在庫切れの心配がありません。
紙の本は書店に置ける数に限りがあるため、購入できないケースがあります。
一方電子書籍は電子データで保存されるため、在庫切れや売り切れといった問題が発生しません。
読書をサポートする機能が多い
電子書籍は、検索機能やアンダーライン機能などの読書をするためのサポート機能が多く搭載されています。
各サービスによって機能は異なるため、ご自身で実際に試して扱いやすいサービスを探してみましょう。
電子書籍で読むのに適さないジャンルを解説
電子書籍はスマホやタブレットなどの端末で読む仕様上、適さないジャンルもあります。
それぞれの理由を解説します。
参考書や問題集
参考書や問題集、過去問などの勉強に関する本は、電子書籍で読むのには向いていません。
ある研究では、電子書籍よりも紙の本で勉強した方が、優れた成績を示すという結果が出ました。
◦紙は、本や新聞などを読む時、下線を引いたりチェックをする時、メ
モをする時などに有効であり、かつ勉強したという実感をもたらす。
◦ただし、紙は最も飽きやすく、PCは最も疲れやすく、iPadはもう一度
やってみたいという特性がある。
このことから、決められた範囲における学習内容を知識として覚えたり
理解したりする学習活動においては、紙が最も優れている。
引用:https://core.ac.uk/download/pdf/236440115.pdf
勉強に書籍を使う場合は、紙の本がおすすめです。
写真集や週刊誌
写真集や週刊誌などの文字以外の要素を楽しめる本は、電子書籍には向きません。
理由は、すべての電子書籍サービスがカラーに対応しているわけではないため、画質が粗く見づらいこともあるためです。
電子書籍に関するよくある質問や疑問
電子書籍に関するよくある質問や疑問を、Q&A形式でお答えしていきます。
電子書籍のダメなところは?
電子書籍のダメなところは以下の5点です。
- お金を使いすぎてしまう可能性がある
- 本の読みすぎで疲れやすくなる
- 読み終わった本を売れない
- 本を読むのに端末が必要
- 所有感がない
ただし、紙の本より価格が安いことや持ち運びに便利であることなど、電子書籍ならではのメリットもあります。
電子書籍サービスが終了したらどうなる?
電子書籍サービスが終了した場合、基本的に利用しているサービスでは購入した作品を読むことができません。
ただし、過去に閉鎖した電子書籍サービスでは、以下のような対応をとっています。
- 返金
- 他のサービスへの引き継ぎ
- サービス終了後でも購入した書籍の閲覧を可能にする
閉鎖が不安な場合は、知名度が高く、利用者が多い電子書籍サービスを選ぶのがおすすめです。
紙の本と電子書籍はどちらがいい?
紙の本は、参考書や問題集などの勉強関連の本を読むのに適しています。
一方、電子書籍は、漫画や小説などを読むのに向いています。
どちらか一方のみを使うのはおすすめしません。
読みたい本の種類や用途に合わせて、紙の本と電子書籍を使い分けてみてください。
電子書籍はお得に作品を購入したい方や利便性を重視する方におすすめ(まとめ)
電子書籍サービスは多くのお得なキャンペーンを行っているため、紙の本よりもお得に作品を楽しむことができます。
また、スマホやタブレットなどの端末を利用するため、持ち運びがしやすい点が特徴です。
一方、紙の本は、コレクションをしたい方や勉強に使いたい方に適しています。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身の用途に適した使い方がおすすめです。