電子書籍の基礎知識

電子書籍の容量は何GB必要?本の種類とファイルサイズから考える最適解

電子書籍に必要なGB数(容量)

電子書籍を保存するために必要な容量は、あなたが読みたい本のジャンルによって違います。

  • 小説
  • 漫画
  • 雑誌

電子書籍は本の種類によって容量は異なり、ページ数や画像の有無によっても違うのです。

この記事では、ジャンル(本の種類)やファイルサイズを元に、電子書籍を読むために容量は何GBあった方が良いかや、足りなくなった容量を確保する方法などをお伝えします。

電子書籍の容量とは

初歩的なお話になりますが、電子書籍の容量とは、電子書籍をダウンロードする際に必要なデータ容量・サイズのことです。

インターネット上で配信されている、文章や写真・映像・音声などはデータ(デジタルデータ)になっており、全て容量が違います。

電子書籍の容量に関しては、現在利用されているストアで購入したい本を選択すると『ファイルサイズ』『ファイル容量』など記載していますので、ダウンロードする際にはチェックしてみましょう。

また、データ容量には『B(バイト)』という基本単位があり、これはお金でいうと1円のような単位です。

バイト数が増えると、KB(キロバイト)<MB(メガバイト)<GB(ギガバイト)と単位が変わります。重さの単位にg<kg<tのような関係性があるのと同じです。

電子書籍1冊あたりの容量と1GBになる目安

「本を集めたいけど、今持っている端末にどれだけ保存できるの?」と考えている方もいるのではないでしょうか。

1冊のファイルサイズが、どのくらいのデータ容量なのかを理解することで、どれだけ保存できるのかを把握しましょう。

漫画・小説・雑誌などのファイルサイズは、一体どのくらいの容量が必要になるのか表にしました。

種類 1冊あたりの容量 1GBになる冊数
漫画 40MB~150MB 10冊~25冊
小説 1MB~20MB 50冊~1000冊
ライトノベル 10MB~30MB 30冊~100冊
雑誌・写真集 50MB~300MB 3冊~20冊

このように、電子書籍の種類によって1冊あたりの容量が違います。

電子書籍のファイルサイズが本によって違う理由

表を見ると、漫画と雑誌・写真集、小説とライトノベルでは1冊あたりの容量に大きな差があるのが気になるのではないでしょうか。

容量に差が出る理由は、小説やライトノベルは『文字』が多く、漫画や雑誌・写真集に関しては『カラー』や『写真』が多いためです。

文字より、カラーや写真の方が情報量が多いので、データとしての容量が大きくなります。

同じジャンルの本でもファイルサイズに差が出る理由

小説や漫画・雑誌など各それぞれにも、データ容量の差があり、「同じ漫画でも何が違うの?」「この差は何?」と感じる方もいるのではないでしょうか?

それぞれの違いを表にしたものがこちらです。

種類 容量が変わる点
漫画 白黒orカラー・解像度・ページ数
小説 文字のみor画像使用・解像度・ページ数
ライトノベル 文字のみor画像使用・解像度・ページ数
雑誌・写真集 解像度・ページ数

 このようにデータ容量が変わる点で、差が出てきます。

白黒orカラーや文字だけなどで異なりますが、画像の解像度によっても違いが出ます。

解像度というのは、画像の密度のことです。

解像度はdpi(ドット・パー・インチ)という単位があり、1インチの幅の中にデジタルデータを、どれだけドット表示できるかを表しています。

1インチの中にデジタルデータを多く表示することにより、細かな部分まで表現されるため、なめらかな画像になるのです。

もちろんデジタルデータの量が増えれば、その分、容量も大きくなるため、解像度が高い漫画や写真集は全体のデータ容量が増えていきます。

「画質を求めるのか」「容量を求めるのか」は使用している端末の容量に応じて、選択することをおすすめします。

電子書籍の端末容量と本の種類による保存冊数の目安

端末の容量と本のジャンル(最大の容量)の場合での保存冊数の目安を表にしました。

種類 漫画 小説 ライトノベル 雑誌・写真集
8GB 最低80冊 最低400冊 最低240冊 最低24冊
32GB 最低320冊 最低1600冊 最低960冊 最低96冊
64GB 最低640冊 最低3200冊 最低1920冊 最低192冊
128GB 最低1280冊 最低6400冊 最低3840冊 最低384冊

容量が低いと保存する冊数も減ってきますので、端末を選ぶ際は容量を確認して選ぶようにしましょう。

最低限、外出先にダウンロードして電子書籍を持ち出したいという用途であれば、32GBでも十分役割を果たせるでしょう。

一方、すぐに読める本棚のようにダウンロードしたデータを端末に多く残しておきたいのであれば、少なくとも64GB以上がおすすめです。

タブレットで音楽を保存したり、様々なアプリを使ったりする方は、128GB以上あった方が安心して電子書籍を読めるでしょう。

電子書籍以外の用途があるタブレット端末は容量不足に注意

電子書籍リーダーとタブレットで容量が一緒でも、保存できる冊数は違います。

電子書籍リーダーは電子書籍専用の端末ですが、タブレットは他のアプリも使うため、同じ容量でも電子書籍を保存できる冊数はタブレットの方が少なくなります。

タブレットの場合は、他のアプリの容量も気にして電子書籍をダウンロードする必要があります。

ストレージの確認方法はAndroidとiPadで違い、下記の通りです。

  • Android…設定→ストレージ
  • iPad…設定→一般→iPadストレージ

ストレージという項目をクリックすると、現在の容量を確認できます。

容量に関しては、あらかじめ決まっているため、後から増やせません。

沢山の電子書籍をダウンロードして読みたい方は、容量の大きな端末への変更も視野に入れておきましょう。

電子書籍を読む端末の容量が一杯になったときの対処方法

容量の多い端末を購入すれば、電子書籍をダウンロードできますが、新たに端末を買うにはお金がかかります。

今ある端末で対処したいと考えている方のために、容量が一杯になったときの2つの対処方法を紹介します。

microSDカードを利用する

microSDカードとは、SDカードの種類のひとつで、電子書籍や動画などのデジタルデータを保存できる、小型記憶媒体(メモリーカード)です。

microSDカードの種類は2GBからあり、最大容量はお使いの端末よって変わりますが、128GB・256GB・512GBなどがあります。

現在利用しているタブレットが32GBだった場合、128GBのmicroSDカードを使用して容量を追加した場合は160GBとなりますので、多くの電子書籍を保存可能です。

しかし、microSDカードはAndroid端末で利用は可能ですが、iPadでは利用できません。

これから端末を購入予定で、microSDカードでの容量追加を検討したい方は、Android端末を購入しましょう。

 microSDカード
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必要な本以外は削除して再ダウンロードする

ストアで購入した電子書籍は再ダウンロードが可能です。

ストアの中にはクラウド上でデータが残っているので、再度読みたい場合は、ダウンロードができるようになっています。

しかし、再ダウンロードの期限が決まっているストアもありますので、その点は注意が必要です。

また、ストアがクラウド上でのデータを削除した場合も、再ダウンロードはできませんので、必要な本は保存して、読まなくなった本を削除することをおすすめします。

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自分の目的に合った容量を選ぼう(まとめ)

電子書籍の容量を知ることで、自分が所持できる電子書籍の数量、それに必要な端末の容量がわかります。

文字はデータが小さく、カラーや画像はデータ量が大きいため、漫画や雑誌・写真集を読みたい方は、容量が大きい端末を選ぶ方が後で容量不足に悩む可能性が低くなります。

外出先に最低限の冊数を持ち運びたいなら、32GBでも十分ですが、本棚のように電子書籍を活用するのであれば、64GB以上の容量があった方が安心です。

容量の拡張性を考えると、microSDカードを使えるAndroid端末の方が電子書籍を利用する上では利便性が高くなります。

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