「楽天Koboの端末はどれが良いの?」と疑問を抱いている方に向けて、楽天Koboの全端末を比較しました。
結論からお伝えすると、できるだけ費用を抑えたい方はKobo Nia、機能性が高く大画面で利用できる端末を探している方はKobo Elipsa 2Eがおすすめです。
理由は、Kobo Niaは10,978円(税込)とKobo端末のなかで最も安価に購入でき、Kobo Elipsa 2Eは10.3インチの大画面と専用ペン対応で多くの機能が利用できるからです。
この記事では、Kobo全端末の特徴や違いを比較し、各端末がおすすめな方について解説していきます。
楽天Kobo全端末の違いを比較
楽天Kobo全端末の特徴をまとめた表が、以下の通りです。
機種 | 価格(税込) | サイズ・重さ | 容量・解像度 | 広告の有無 | 機能性・特徴 |
Kobo Nia | 10,978円 |
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| 無 |
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Kobo Clara 2E | 19,900円 |
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| 無 |
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Kobo Libra 2 | 23,980円 |
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| 無 |
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Kobo Sage | 30,800円 |
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| 無 |
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Kobo Elipsa 2E | 52,800円 |
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| 無 |
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各端末は価格や機能性に違いがあるため、予算や用途に応じて適した端末を選びましょう。
楽天Kobo端末の選び方をポイント別に紹介
楽天Koboの端末を購入する際に重要な選ぶポイントは、以下の通りです。
それぞれのポイント別に解説します。
価格重視で選ぶ
楽天Koboの端末料金をまとめた表が、以下の通りです。
機種 | 価格(税込) |
Kobo Nia | 10,978円 |
Kobo Clara 2E | 19,900円 |
Kobo Libra 2 | 23,980円 |
Kobo Sage | 30,800円 |
Kobo Elipsa 2E | 52,800円 |
楽天Koboの端末料金は10,980円(税込)〜52,800円(税込)です。
料金が高くなるほど機能性が充実しますが、最安値の端末でも電子書籍を読むために必要な最低限の基本機能は搭載されています。
まずはお試し感覚で電子書籍を利用したい方、最低限の機能があれば十分な方は、最安値のKobo Niaがおすすめです。
画面サイズや解像度で選ぶ
楽天Kobo端末の画面サイズや解像度をまとめた表が、以下の通りです。
機種 | 画面サイズ | 解像度 |
Kobo Nia | 6インチ(159.3×112.4×9.2mm) | 1,024×758(212ppi) |
Kobo Clara 2E | 6インチ(159.0×112.0×8.5mm) | 1,448×1,072(300ppi) |
Kobo Libra 2 | 7インチ(161.6×144.6×9.0m) | 1,680×1,264(300ppi) |
Kobo Sage | 8インチ(181.4×160.5×7.6mm) | 1,920×1,440(300ppi) |
Kobo Elipsa 2E | 10.3インチ(227.3×192.8×7.9mm) | 1,872×1,404(227ppi) |
画面サイズは6インチ、7インチ、8インチ、10.3インチの4種類で、解像度は212ppi、227ppi、300ppiの3種類です。
通勤や通学時に電車などで利用したい方であれば、持ち運びがしやすい6インチのKobo NiaやKobo Clara 2Eがおすすめです。
漫画や雑誌を迫力のある大画面で楽しみたい方であれば、10.3インチのKobo Elipsa 2Eがおすすめです。
また、写真やイラストの多い電子書籍を読む頻度が多い方は、画質が粗くならない高解像度の300ppiに対応している端末が適しています。
保存できる容量で選ぶ
楽天Kobo端末の保存できる容量をまとめた表が、以下の通りです。
機種 | 容量 | 使用可能領域 |
Kobo Nia | 約8GB |
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Kobo Clara 2E | 約16GB |
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Kobo Libra 2 | 約32GB |
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Kobo Sage | 約32GB |
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Kobo Elipsa 2E | 約32GB |
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使用可能領域は、ページ数、白黒やカラー、解像度、画像やイラストの使用頻度で変動するため、あくまで目安の数値として参考にしてください。
小説などテキストベースの本をメインに読む場合、約8GBのKobo Niaでも十分でしょう。
コミックをメインに読む場合、たくさん購入しても空き容量を気にせず利用できる約32GBの端末がおすすめです。
防水などの機能性で選ぶ
楽天Kobo端末の機能性をまとめた表が、以下の通りです。
機種 | 防水機能 | そのほかの機能 |
Kobo Nia | 無 |
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Kobo Clara 2E | IPX8 |
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Kobo Libra 2 | IPX8 |
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Kobo Sage | IPX8 |
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Kobo Elipsa 2E | 無 |
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楽天Koboの防水機能は、水深2mで最大60分耐久可能な『IPX8規格準拠』が搭載されています。
最安値のKobo Niaと画面サイズの大きいKobo Elipsa 2Eは、防水機能に対応していません。
またKobo SageとKobo Elipsa 2Eは、電子書籍に書き込みができる機能が搭載されているため、学習目的で利用する際に便利です。
接続方法で選ぶ
楽天Kobo端末の接続方法をまとめた表が、以下の通りです。
機種 | 接続方法 |
Kobo Nia | Wi-Fi/パソコン |
Kobo Clara 2E | Wi-Fi |
Kobo Libra 2 | Wi-Fi |
Kobo Sage | Wi-Fi |
Kobo Elipsa 2E | Wi-Fi |
すべての楽天Kobo端末はWi-Fi対応で、手軽にダウンロードできるため便利です。
Kobo Niaのみ、USB-CもしくはmicroUSBのどちらかのケーブルでパソコン接続できます。
電子書籍のダウンロードを有線で行いたい方は、Kobo Niaがおすすめです。
目的別に楽天Kobo各機種のおすすめを紹介
目的別におすすめの楽天Kobo端末は、以下の通りです。
それぞれのおすすめポイントについて解説します。
安価に端末を購入するならKobo Nia
楽天Kobo端末を最も安く購入したい場合、10,978円(税込)で販売されているKobo Niaがおすすめです。
Kobo Niaは、安いだけでなく、電子書籍を読むために必要な基本機能のみ搭載しているため、デバイス操作が苦手な方でも簡単に利用できます。
できるだけ安価に購入したい方やシンプルな電子書籍端末を探している方は、Kobo Niaの購入を検討しましょう。
お風呂や海でも楽しむならKobo Clara 2E
お風呂や海でも楽しみたい場合、防水機能があるKobo Clara 2Eがおすすめです。
最安値のKobo Niaと比較すると防水機能が追加されたほか、容量が2倍の約16GBに対応しており、より多くの電子書籍を手軽に持ち運べるようになりました。
お風呂、海、キッチンなどの水回りでも安心して使える電子書籍端末を探している方は、Kobo Clara 2Eの購入を検討しましょう。
機能性の高さとコスパを重視するならKobo Libra 2
機能性とコスパのバランスを重視する場合、読みやすさを追求した機能があり、全端末の中間価格で販売されているKobo Libra 2がおすすめです。
高機能端末に分類されるKobo Libra 2は、従来のタップとスワイプに加えて、防水完備の『ページめくりボタン』が搭載されました。
濡れた手でページをめくりたいときでも、ストレスフリーに利用できる端末を探している方におすすめです。
書き込み機能がほしいならKobo Sage
電子書籍を読むだけでなく、ノートやメモ帳として使いたい場合、タッチペンで文字やイラストを書き込めるKobo Sageがおすすめです。
『しおり』や『ハイライト』のほかに書き込み機能がついていれば、ビジネスやアカデミックの学習目的で利用する際、端末1台で完結します。
9,180円(税込)の専用タッチペン『Kobo スタイラス2』は本体と別途で購入が必要なため、注意が必要です。
大画面で電子書籍を読みたいならKobo Elipsa 2E
大画面ディスプレイで電子書籍を読みたい場合、10.3インチの大画面で利用できるKobo Elipsa 2Eがおすすめです。
漫画や雑誌の見開き演出の迫力が感じられたり、目の悪い方でも小説や実用書などのテキストベースの本を大きな文字で読めるなどメリットがあります。
Kobo Sageとは異なり、専用タッチペンの『Kobo スタイラス2』が付属されているため、追加料金が掛からないのは大きなメリットです。
楽天Koboを利用する際の注意点
楽天Koboを利用する際の注意点は、以下の通りです。
- 楽天Kobo以外の電子書籍は利用不可
- 容量の増設は非対応
- ダウンロード時はインターネット接続が必要
それぞれの注意点について解説します。
楽天Kobo以外の電子書籍は利用不可
楽天Kobo端末で読めるのは、楽天Koboで購入した電子書籍のみです。
ほかの電子書籍サイトや漫画アプリなどで購入した電子書籍は、楽天Kobo端末で読めないため、注意してください。
容量の増設は非対応
楽天Kobo端末は、後から端末本体の容量を増設することができません。
端末の容量がいっぱいになった場合、ダウンロード済みの作品を削除すれば容量の調節が可能ですが、手間がかかると感じる方もいるでしょう。
1台でたくさんの電子書籍を保存したい方は、最大容量の約32GBに対応している端末の購入がおすすめです。
ダウンロード時はインターネット接続が必要
楽天Kobo端末で電子書籍をダウンロードする際は、インターネット接続が必要です。
スマホのテザリングやWi-Fiなど外部から接続できるインターネット環境がない場合、購入した電子書籍のダウンロードができません。
スマホのように通信料金を毎月支払う必要はありませんが、インターネット環境がある場所でダウンロードを済ませてから利用しましょう。
カラー表示不可
楽天Kobo端末は、E-Inkスクリーンを採用しているため、カラー表示ができません。
E-Inkスクリーンとは、紙特有の視認性や携帯性が優れており、ブルーライトカットや低消費電力の効果が評価されていますが、カラーや動画の表示には向いていません。
楽天Kobo端末で漫画や雑誌を読む際、カラーページも白黒で表示されることを理解しておきましょう。
楽天Kobo端末をお得に購入する方法
楽天Kobo端末をお得に購入する方法は、以下の通りです。
- セールやキャンペーンで購入する
- 楽天ポイントで購入する
それぞれの方法について解説します。
セールやキャンペーンで購入する
楽天Koboは、定期的に端末を安価に購入できるお得なセールやキャンペーンを実施しています。
- 楽天スーパーセール
- 楽天お買い物マラソン
- 楽天大感謝祭
- 楽天ブラックフライデー
楽天Koboのセールやキャンペーンの開催日程は不規則で、割引対象の端末もその都度変わります。
こまめに楽天Koboの公式サイトを確認するほか、X(旧Twitter)の公式アカウントをフォローしたり公式メルマガを登録するといち早く情報を得られます。
楽天ポイントで購入する
セールやキャンペーンを利用しなくても楽天ポイントを保有していれば、実質無料で楽天Kobo端末を購入できます。
楽天ポイントは、楽天市場、楽天カード、楽天モバイルなど楽天グループが運営するサービス全般で適用されます。
コツコツ貯めた楽天ポイントがあれば、楽天Kobo端末の購入に利用しましょう。
楽天Koboの端末に関してよくある質問や疑問
ここからは、楽天Koboの端末に関してよくある質問や疑問をQ&A形式でお答えしていきます。
楽天Kobo専用端末とは?
楽天Kobo専用端末とは、楽天Koboで購入した電子書籍が読める専用機器のことです。
スマホやPCと比較して、紙に近い感覚で本が読め、バッテリーの持続時間が長く、目に優しいブルーライトカット効果が搭載されているなど、多くのメリットがあります。
楽天Koboは無料で使える?
楽天Koboは、一部の電子書籍を無料配信しています。
公式サイトの『無料作品』のジャンルから読みたい作品があるか確認しましょう。
そのほか、セールやキャンペーンも充実しており、通常よりもお得に電子書籍を楽しめるのが魅力です。
楽天Kobo端末の容量は?
楽天Kobo端末の容量は、機種によって異なります。
約8GB、約16GB、約32GBの3種類から選択できるため、たくさんの電子書籍を保存したい方は、容量の大きい端末を購入しましょう。
楽天Kobo端末の容量を増やすにはどうすればよいですか?
楽天Kobo端末の容量は、追加で増やすことができません。
容量がいっぱいになったときは、ダウンロード済みの電子書籍を削除するなどして調整しましょう。
目的や利用頻度に合わせて最適な楽天Kobo端末を購入しましょう(まとめ)
楽天Kobo端末は価格や機能面などが異なるため、ご自身の必要性に応じた端末を選ぶことが重要です。
できるだけ購入費用を抑えたい方であれば、10,978円(税込)で購入できるKobo Niaがおすすめです。
また、大画面で機能性も高い端末を探している方であれば、機能性が高く10.3インチで大画面のKobo Elipsa 2Eがおすすめです。
ぜひ、ご自身に適した楽天Koboの端末を探してみてください。