電子書籍はいらなくなったら売るのが不可能！対処法と今後の中古売買の可能性を紹介

｢いらなくなった電子書籍が売れないのはなぜ？｣と思っている方に向けて、電子書籍が売れない理由をまとめました。

結論からお伝えすると、電子書籍は所有権ではなく閲覧権を購入しているため、紙の中古本のようにいらなくなっても売ることはできません。

ただし、各電子書籍サービスは紙の本よりもお得なキャンペーンを行っていることが多いため、購入時には紙の本よりも安く購入できます。

この記事では、電子書籍が売れない理由や対処法、今後の電子書籍の中古売買の可能性を解説します。

電子書籍が売れない理由を解説

いらなくなった電子書籍を売れない理由は、以下の通りです。

それぞれの理由を解説します。

電子書籍は購入しても所有権を得られないから

電子書籍は購入しても所有権を得られないため、いらなくなっても売ることはできません。

紙の本の場合は購入した時点でご自身の物になるため売却も可能ですが、電子書籍は作品を読むための閲覧権を購入しているため、売却できません。

紙の本とは購入している権利が異なる点に注意が必要です。

中古という概念がないから

電子書籍は紙の本を電子データ化したものであるため、中古という概念がありません。

そのため、紙の本のようにリサイクルショップなどに売ることはできません。

電子書籍の買い取りを行っているサービスが少ないから

電子書籍の買い取りを行っているサービスが少ないことも、売れない理由のひとつに挙げられます。

現在、電子書籍の買い取りを行っている代表的なサービスは、DiSEL(ディセル)です。

ただし、同サイト内で購入した電子書籍しか売ることができない仕組みのため、注意が必要です。

電子書籍がいらなくなった時の対処法

電子書籍がいらなくなった時の対処法は、以下の通りです。

それぞれの方法を解説します。

放置する

電子書籍は場所をとらず、1つの端末にすべての作品を保管できるため、いらなくなった電子書籍を放置しても問題ありません。

今後読む可能性がある電子書籍の場合は、一旦放置しておくのも選択肢のひとつです。

本棚(ライブラリ)から削除する

読まなくなった電子書籍は、本棚(ライブラリ)から削除することが可能です。

削除しても電子書籍の購入情報は残るため、同じ作品を読みたい時は再度ダウンロードをすれば読むことができます。

購入情報を削除する

購入情報を削除して、端末から電子書籍のデータを消すこともできます。

ただし、同じ作品を読みたくなった際は買い直す必要があるため、購入情報の削除はおすすめしません。

電子書籍でも今後は中古売買できる可能性がある？

今後は、電子書籍でも中古売買できる可能性があると考えられます。

それぞれの理由を解説します。

電子書籍の利用者数が年々増加しているから

電子書籍の利用者数は、年々増加しています。

電子書籍の売り上げは毎年億単位で高くなっているため、将来的に中古売買の需要も高まると考えられます。

ブロックチェーン技術が普及すると予測されているから

ブロックチェーンは、インターネット以来の技術革新と言われている技術です。

ブロックチェーンを活用することで取引の公明な記録を残すことができるため、暗号技術との組み合わせによって電子書籍の所有権が得られるようになる可能性があります。

ただし、電子書籍を売る価格や膨大なデータ量の処理方法など、課題が多くあるのが現状です。

電子書籍の買い取りを行っているサービスが一部あるから

現在、電子書籍の買い取りを行っている代表的なサービスは、DiSELです。

DiSELは株式会社アソビモが運営するサービスで、同サイト内で購入した電子書籍であれば、買い取りが可能です。

このようなサービスは電子書籍の需要が広まるにつれ、拡大していくと考えられます。

電子書籍は中古で売れないかわりに安く購入できる

電子書籍を中古で売ることはできませんが、電子書籍サービスはお得なキャンペーンなどを行っていることが多いため、購入時には紙の本よりも安く購入できます。

電子書籍を安く購入できるおすすめのサービスは、以下の通りです。

それぞれのサービスを解説します。

ebookjapan

ebookjapanは、LINEヤフー株式会社と株式会社イーブックイニシアティブジャパンが共同運営する電子書籍サービスです。

購入した本を背表紙で管理でき、曜日ごとにお得なキャンペーンを実施しているのが、ebookjapanの特徴です。

漫画を中心に電子書籍を安く読みたい方や、PayPayユーザーの方におすすめのサービスです。

ebookjapanの70%OFFクーポンを使う

まんが王国

まんが王国は、株式会社ビーグリーが運営する電子書籍サービスです。

月額料金の額に応じてポイントを多くもらえる点が、まんが王国の特徴です。

まとまった金額を課金する方や、読みたい漫画が沢山ある方に向いています。

まんが王国で漫画を探す

コミックシーモア

コミックシーモアは、NTTソルマーレ株式会社が運営する電子書籍サービスです。

作品数は129万冊以上と、国内最大級の品揃えを誇っています。

本を幅広く読みたい方や、月額メニューでポイントを多く貯めたい方に最適なサービスです。

コミックシーモアの70%OFFクーポンを使う

Amebaマンガ

Amebaマンガは、株式会社サイバーエージェントが運営する電子書籍サービスです。

『初回100冊まで50％即時還元』の豪華な初回特典や、無料作品の充実さなどが、Amebaマンガの魅力です。

本をまとめ買いしたい方や、マンガコインを貯めたい方に向いています。

100冊まで50％即時還元で購入する

DMMブックス

DMMブックスは、合同会社DMM.comが運営する電子書籍サービスです。

DMMブックスは成人向け作品を取り扱っているFANZAと連携しているため、BLやTL、同人誌を豊富に揃えています。

初回からお得にまとめ買いしたい方や、大人向け作品を読みたい方におすすめのサービスです。

DMMブックスで電子書籍を探す

電子書籍に関するよくある質問や疑問

電子書籍に関するよくある質問や疑問を、Q&A形式でお答えしていきます。

電子書籍はサービスが終了したらどうなりますか？

電子書籍のサービスが終了した場合、運営会社は以下のような対策をとります。

電子書籍サービスが終了しても、手厚い対応を受けられる可能性が高いでしょう。

電子書籍を使わない理由は何ですか？

電子書籍を使わない理由は、以下の通りです。

電子書籍のデメリットに不満を持つ方や、不便さを嘆く方が一定数います。

電子書籍と紙の本はどっちがいいですか？

漫画や小説などのシリーズものや長編作品を読む場合は、スマホやタブレットで好きな時にいつでも読める電子書籍が適しています。

一方、参考書や問題集などで勉強をする際には、記憶に残りやすい紙の本がおすすめです。

電子書籍の欠点は何ですか？

電子書籍の欠点は、以下の通りです。

電子書籍をはじめて利用する方は、ぜひ参考にしてみてください。

電子書籍はどこに保存されますか？

電子書籍のデータはクラウド上で保存されます。

また、サービスによってはSDカードやパソコン内に保存できる物もあります。

電子書籍は永久保存できますか？

電子書籍のサービスが終了すると保存した本は読めなくなる可能性があるため、永久保存はできません。

しかし、電子書籍をダウンロードしておけば、長期的に保存することはできます。

電子書籍をダウンロードするメリットは？

電子書籍をダウンロードするメリットは、オフライン環境でも読めることです。

事前にダウンロードするだけで、いつでもどこでも読書を楽しめるのが電子書籍の魅力です。

電子書籍はいらなくなっても売れないが、需要拡大で今後売れる可能性はある(まとめ)

電子書籍は作品の所有権ではなく閲覧権を購入しているため、いらなくなっても売ることはできません。

ただし、ブロックチェーン技術の普及や電子書籍の需要拡大により、今後売れるようになる可能性はあります。

また、電子書籍は紙の本のように中古として売れない代わりに、各電子書籍サービスが行っているキャンペーンを利用してお得に購入できます。

なかには70%OFFや90%OFFなどの大きなキャンペーンもあるため、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。